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Gizmodo、記事の転載にクレームを入れるも記事内画像の無断転載を突っ込まれる

以下の文章は、TorrentFreakの「Gizmodo Caught In Copyright Crossfire」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Gizmodo Caught In Copyright Crossfire
著者:Ernesto
日付:April 24, 2010
ライセンス:CC by-sa

大手ガジェットブログGizmodoは、彼らの記事を広告つきのブログに転載したブロガーに 削除通知を送りつけた。しかしその一方で、Gizmodo自身も写真家の画像を転載し、権利を商業的に侵害している。 これがほんとの著作権クロスファイア。

我々TorrentFreakは、GoogleやYahooなどの検索エンジンを使って、DMCA削除要請を受けたという事例をチェックしている。 こうした削除要請は、音楽、映画産業によって出されるのが常であるが、先週、Gizmodoブログを所有するGawker Mediaがその輪に加わっていることを発見した。

Gizmodoはアンチ・パイラシー企業と契約しており、この企業はクライアントのコンテンツのウェブ上での不正使用に目を光らせ、転載コンテンツを削除するよう削除通知を送付している。Gizmodoはクリエイティブコモンズライセンス 表示-非営利(訳註: 日本版のGizmodo.jpはAll Rights Reserved)で公開されており、ブログに広告を掲載しているブロガーが記事全編をコピーすることを禁じている。

Gizmodoから削除要請を受けたブログの中に、Chilling Effectsというブログがあるのだが、このケースは実に興味深い。同ブログには全く広告が掲載されてはいないのだ。もちろん、そうした通知を受けた後に広告を削除したとも考えられるが。なお、この『侵害』ブログエントリは、オリジナルの記事にリンクを張っている。

我々は、記事のコピーを営利目的で使用する人々を追求するというポリシーを持つことが確認されたGawker / Gizmodoにコンタクトをとってみた。もちろん、彼らのポリシーが間違っていると言いたいのではない。彼らには彼らの利益を守る権利がある。しかし、我々は何とも皮肉な事実に気づいてしまった。少なくとも、Gizmodo自身が写真家の権利を組織的に侵害しているのだから。

このガジェットブログは、ここ数週間だけでも記事を彩るために1ダース以上の画像を使っている。Gizmodoはそうした画像を主にFlickrなどから集めているようだが、その画像の中には、クリエイティブコモンズ 表示-非営利-継承の画像や、「All Rights Reserved」の画像も含まれている。

TorrentFreakは、Gizmodoの記事で「フィーチャー」された複数のFlickrユーザにコンタクトをとり、全員が画像の掲載について許諾を与えていないことを確認した。我々はGizmodoの侵害行為に対し不満を述べたある写真家に、請求書を送ってみるようアドバイスしてみた。実際に彼がそうしてみたところ、Gizmodoは支払いを拒否し、写真の掲載を止めた

「彼らは支払いを拒否し、画像を取り下げました。」とそのFlickrユーザは言う。「その請求書はまだ有効でしょう。彼らは既に数週間前に記事を公開し、画像を最大限利用してきたのですから。ですから、たとえ記事に画像が添えられていないとしても、彼らには使用に対する支払いが必要なんです。今回のやり口が彼らのビジネス手法なのでしょう。ものを盗んでおいて、あとから意図的ではなかったと主張する、というような。」

Gizmodo/Gawkerの著作権に関わる明らかなダブル・スタンダードを目の当たりにしたわけだが、彼らは、我々の方が法律を理解していないのだという。

GawkerのCOO Gaby Darbyshireとの何度かのやりとりの末、彼女は我々に「あなた方が私たちがしたことに関して私と議論したいだけなのであれば、残念ですが、もう遠慮させてもらいます。個人的な意見としてですが、あなた方は法律を勘違いしていらっしゃるのでは。」と語った。

我々としては、彼女が何の法律については話しているのかよくわからないのだが、この問題について、Creative Commonsに関わるとある人物に尋ねてみたところ、Gizmodoのような営利団体が非営利ライセンスの写真を許諾無く使用してはならない、という点については全体的なコンセンサスは取れているという。たとえ、これについてGizmodoが異議をとなるとしても、彼らはFlickr上の「All Rights Reserved」の写真を使用してもいる。これについては言い逃れできないだろう。

ここでお断りさせてもらうが、我々は著作権侵害に関してGizmodoを非難してやろうという意図は決してない。それは彼ら自身の問題である。我々もおそらく、過去に著作権で保護された画像の1つや2つは使用しているだろうし、TechCrunchなどの著名ブログでも同じようにやっている。しかし、Gizmodoが彼らと同じ「間違い」を犯したブロガーを追求するというのは、いささか偽善的ではないかと思うのだが。

それに、我々なら『盗まれた』iPhoneを買ったりはしないね。

アップデート: 本稿に登場したFlickrユーザであるが、その後何度かのクレームの末に、何とか作品の使用料を支払ってもらえたようだ。「私が使用料として請求した額の半額を支払ってくれることになりました。ただ、その画像が記事に再度掲載されることはなさそうですが。」と彼は話してくれた。

『盗まれた』iPhoneというのは、GizmodoがiPhone 4G (HD)本体を入手したというスクープの裏側のすごく生臭い話のこと。これについては、TechCrunchの記事、Gizmodoと盗まれたiPhone 4Gの落札合戦があったと噂されたEngadget編集長のJoshua Topolskyへのインタビュー記事なんかを読むとぼんやり見えてくるかも。

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