スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Valve調査:Steamユーザの3分の1くらいがBitTorrentをインストールしてた

以下の文章は、TorrentFreakの「Steam Gamers Are Avid BitTorrent Users」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Steam Gamers Are Avid BitTorrent Users
著者:enigmax
日付:August 24, 2010
ライセンス:CC by-sa

Valveが興味深いユーザ調査を公表した。この調査は、Steamクライアントを使用しているコンピュータにどんなソフトウェアがインストールされているかというものである。FlashやAcrobat、Firefoxが大きな割合を占める中、BitTorrentクライアントも健闘している。uTorrentはiTunesと同程度のインストール率であった。

Valveはゲーム開発者やデジタルディストリビューター向けに、長期にわたりユーザのデータを収集してきた。これまでのところ、同社はユーザのパソコンに取り付けられたハードウェアに関するデータのみを公表していたが、今回は新たに興味深い項目が盛り込まれた。

7月初め、Valve―同社はビデオゲームのデジタル・ディストリビューション市場の70%を占めるといわれている―は、利用者のパソコンにインストールされているソフトウェアのデータ収集を始めた。調査への参加は任意であったが、同社のサービスの利用者が2,500万人であることからも、十分なサンプリングであったのではないかと思われる。

8月に入り、Valveはこの調査(Windowsユーザ向け)の結果を公表したのだが、実に興味深いものであった。Steamクライアント自体は、当然のことながら100%のインストール率でトップ。第2位は、AdobeのFlash Playerで96.79%、そしてAcrobat(73.18%)、Firefox(63.05%)、Office(57.26%)までが上位5位に入っている。上位20位までを眺めると、Microsoft製品が8つ、AppleからはQuicktimeのみがライクインした。

Steamは公式ゲーム配信プラットフォームとして最も有名であるが、音楽でその座を得ているのはAppleのiTunesである。この調査では回答者のパソコンの30.73%のインストールされている。おおよそ妥当な結果だろう。

しかし、驚くべきはそのiTunesのちょうど次に来るソフトウェア、uTorrentである。このBitTorrent社のクライアントは、Steamユーザの29.41%がインストールしており、ファイル共有ソフトとしてはこの調査で最上位に位置する。

iTunesと同じくらいSteamユーザに人気のuTorrent

この高いuTorrentユーザの割合は、世界の全BitTorrentユーザにおけるuTorrentの市場シェアさえ上回る。2009年12月に3億5,700万のBitTorrentピアIDから収集されたデータによると、全BitTorrentユーザにおけるuTorrentの利用率は25.77%であった。

世界の全BitTorrentユーザでは4.81%の利用率であったMainline BitTorrentクライアントは、Steamユーザのパソコンには5.28%インストールされていた。

またVuze(旧Azureus)は、Steamユーザの4.37%のインストールされている。BitTorrentユーザの間では24%の人気を博していたVuzeであるが、このデータはSteamの調査とは異なり、Windowsユーザに限定されていなかった。

BitTorrentユーザ間で市場シェアは4.01%、5番目に人気のクライアントはBitCometは、Steamユーザ間では2.44%のインストール率でほどほどといったところ。

とにもかくにも、全Steamユーザのうち、3分の1以上はBitTorrentユーザであり、他のBItTorrentクライアントに比べてuTorrentが支持されていると結論づけることはできるだろう。平均的なインターネットユーザに比して、Steamユーザは間違いなく熱心なBitTorrentユーザである。

Steamの調査は、たとえ無料でゲームにアクセスできる環境にあったとしても、ユーザはSteamのゲームにお金を支払うことをためらわないことも示している。

調査の全容はこちらから

途中で全BitTorrentユーザにおけるクライアント市場シェアの話が混じっているが、Thunder(Xunlei/迅雷)のような変則的なクライアントが混じっている(しかも29.31%のシェア)統計なので、やや当てにならない数字かなとは思う。日本語訳記事はこちら。コメント欄にてXunleiについての解説をいただいて実に参考になった記事だ。

あとSteamユーザの3分の1以上がBitTorrentユーザであるかどうかは、重複してインストールしている可能性もあるので確実とは言いがたい。また、インストールはしているが、アクティブユーザではないとか、ゲームはダウンロードしないが他のコンテンツはダウンロードしている、という可能性もありうる。インストールしていることと、ダウンロード、特に違法ダウンロードしていることとは別。

とはいえ、TorrentFreakが言いたいのは、BitTorrentという違法ではあるが無料かつ簡単にゲームがダウンロードできてしまう環境にありながら、お金を支払ってSteamでゲームを購入しているユーザがいるんだよ、ということだろう。これまでのTorrentFreakの論調からすると、Steamは安価な配信かつデジタル時代に即した存在として、海賊行為に勝る価値を提供しているのだ、とか言いたいのかな。

Trackback

Trackback URL
http://peer2peer.blog79.fc2.com/tb.php/1700-ed45d5ac

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール
heatwave Author
:heatwave

RSS Jamendo twitter tumblr Creative Commons Attribution 2.1 Japan
ブログ内検索
記事リスト
最新の記事
全記事一覧
他所で書いてるブログ

P2Pとかその辺のお話@はてな

アーカイブ

カテゴリー
最近のコメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。