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大学の新学期シーズンに教科書Torrentサイトが誕生

以下の文章は、TorrentFreakの「College Starts With a Fresh Textbook Torrent Site」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:College Starts With a Fresh Textbook Torrent Site
著者:Ernesto
日付:August 30, 2010
ライセンス:CC by-sa

大学も新学期を迎えるまさにこの時期、教科書という形態の知識を共有するBitTorrentサイトが注目を集めている。TorrentMyBooks―二人の単科大学生が進めるプロジェクト―は、世界最大のBitTorrent教科書インデックスとなることを目指し、今は亡きTextBookTorrentsの後に続く。

2008年、大学の新学期を迎え、数万の大学生がTextBookTorrentsに群がっていた。その目的?教科書代に消える数百ドルを節約するため。

TextBookTorrentsは最盛期には7万人以上のメンバーを集め、常時2万のピアがファイル共有を行っていた。

同サイトはしばらくの間、ひっそりと運営を続けていたが、報道が広まったことで、出版社から削除通知を受けるようになった。望まない注目を浴びたことで、大量の削除要請が殺到し、TextBookTorrentsのオーナーに対しても直接の法的脅威が忍び寄っていった。彼は2008年10月、サイトの閉鎖を選択した。

TextBookTorrentsが閉鎖したことで、学生たちは教科書を購入するか、手に入れるための他のソースを見つけなければならなかった。奇妙なことに、TextBookTorrentsの終焉より2年間がたち、eBookがメインストリームに、eReaderが身近なものになったにもかかわらず、依然としてギャップは埋められてはいない。こうしたギャップが放っておかれるはずもない。数日前、ある2人の大学生がTorrentMyBooksというサイトを立ち上げた。

「TextBookTorrentsが閉鎖すると聞いて、とても落胆しました。それ以来、TextBookTorrentsに代るサイトは登場していません。そこで、自分たちでそれをやろうと考えたのです。」と設立者の1人がTorrentFreakに語ってくれた。

TorrentMyBooksの目的は、自由に書籍を共有できる場所を提供することにある。教科書だけに限定しているわけではないが、教科書の共有を主眼としている。TorrentMyBooksは、かつてのTextBookTorrentsとは異なり、トラッカーを持ってはいない。同サイトは書籍に関連したTorrentをインデックスするだけだという。ユーザはTorrentを手に入れ、ダウンロードを行う。

サイトの見た目や機能は、その他多くのBitTorrentサイトと変わるところはない。ビジターは様々なセクションをブラウズでき、サイトのトップページにはさまざまなカテゴリの新着タイトルが並ぶ。TorrentMyBooksは現在、100超のTorrentのリストを掲載しているが、設立者はできるだけ早く数千のタイトルが並ぶことを望んでいる。

Science Books on TorrentMyBooks

「サイトを設立した動機は、私個人の大学での経験にあります。」と設立者の一人はTorrentFreakに語る。「あるセメスターで、私は芸術史の授業を受けねばならなかったのですが、その授業では150ドルほどの教科書を購入しなければなりませんでした。そのセメスターが終わり、私は大学の書店にその教科書を売りにいきました。そうしたら、その本はもう古い(out of date)と言われました。彼らは教科書を買い戻してはくれませんでした。」

「芸術史が時代遅れ(out of date)だと言われたことに、唖然としました。芸術史の書籍に、新版を必要とするほど(訳註:毎年)大幅な変化があるとでも言うのでしょうか?これは、出版社が独占的であり、新版の購入を学生に強制できるためとしか考えられません。」

サイトの設立者のモチベーションがどこから来ているのかは実に明白である。とはいえ、この手のサイトの運営において道徳的な問題というのも避けられない。サイトの設立者は彼自身の考える正しさについて説明する。

「BitTorrentで書籍を共有することの道徳性は、明確には定義できません。書籍などの知識の共有に値段を付けることはできません。そのために、多くの図書館が無料なのでしょう。私は書籍にお金を支払うこと自体はどうとも思いませんが、出版社が学生を利用していることを正しいとは思えません。また、一人の学生として、みんなが書籍に代わる安価なものを探していることも気づきます。」

最後の問題は、運営の合法性である。TextBookTorrentsの歴史や最近の出版社のパイラシー・パラノイア状態を考えると、TorrentMyBooksの設立者の元には大量のDMCA通知が押し寄せること、それ以上のことも想像に難くない。しかし、彼らはその懸念も考慮した上で、それでも大志を実行に移したという。

「法的な立ち位置についても考えなければならないでしょう。しかし、私たちは書籍のナンバーワンソースを作り上げるために精進していくつもりです。」

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