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フランス版スリーストライク法 Hadopi始動、数百万のユーザがターゲットに?

以下の文章は、TorrentFreakの「France Starts Reporting ‘Millions’ of File-Sharers」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:France Starts Reporting ‘Millions’ of File-Sharers
著者:Ernesto
日付:September 21, 2010
ライセンス:CC by-sa

今週、議論の的になっているフランスのスリーストライク法Hadopiが動き出した。現在、著作権者らは著作権侵害者とおぼしき数万のIPアドレスを、インターネットサービスプロバイダに提出しており、今後2,3週間でその数も100万を超えることになるだろう。ISPはIPアドレスに紐づくユーザの個人情報を、1週間以内に当局に提出しなければならない。また、IPアドレスからユーザの情報を確認できなかった場合、1件につき1,500ユーロの罰金が科せられる可能性がある。

フランスは新たに設立したHadopi法の下で、著作権侵害を疑われるユーザを組織的に追い詰め、パイラシーを撲滅しようとしている。疑われたユーザはインターネットサービスプロバイダによって特定されることになっており、3度目の警告を受けた個人については、裁判所に報告される。

裁判官はそれぞれのケースについてチェックし、罰金やインターネット接続の切断などを含む罰則の中から適当なものを選ぶ。

エンターテイメント産業は、フランスのアンチパイラシー企業Trident Media Guardを、フランス国内の違法アップローダーを監視し、報告するために雇った。同社は、BitTorrentやその他のファイル共有ネットワークを偽データで汚染していたことで世界的にも知られているが、最近になって、違法ファイル共有ユーザの追跡もビジネスにし始めた。

PCINpactの報道によると、ある大手ISPがこうしたIPアドレスの第一弾を数日前に受け取ったことを認めたという。これは、著作権侵害を疑われたユーザへの警告状送付に至る最後のステップに到達したということである。

この活動の規模たるや唖然とするばかりである。著作権者は1日に10,000のIPアドレスを提出するという比較的『ゆっくりめ』のスタートを切るが、その週のうちに提出されるIPアドレスは1日に150,000に増加すると公式レポートでは予測されている。

インターネットサービスプロバイダは、著作権侵害を疑われるユーザの名前、住所、アドレス、電子メール、電話番号を特定することが義務づけられている。8日以内に特定できなければ、未確認のIPアドレス1件につき、1日1,500ユーロの罰金が科せられるリスクを負う。

これを米国の最近の動きと比較してみよう。米国の裁判所は最近、ISP Time Warnerが権利者に開示するIPアドレスは1ヶ月間に28件におさえるべしと判断した(1日1件未満)。これは、個人の特定には膨大な作業負担がかかるためであった。

フランスの大手ISPは全て、こうした個人の特定プロセスに協力しあわなければならない。最初の『犠牲者』が罰金やインターネット遮断に直面するのは、彼らが3度目の警告を受けてから2,3ヶ月後だと予測されている。

この点で、Hadopiが実際に海賊行為を抑制しうるか否かは疑わしいところだ。

BitTorrentユーザにはたくさんの匿名ファイル共有の選択肢があり、さらにUsenetなど多数のものが未だ監視対象にはなっていないのだから。

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Comment

on | URL | 2010.09.28 06:30
これはクローラ動かしてるP2Pソフトには有効だけども、
今後はフランスの割れ厨は、アップローダとかのWebベースのものに移行するんじゃないでしょうか?
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