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オランダ:アーティスト組合、ファイル共有の合法化を提案

以下の文章は、TorrentFreakの「Dutch Artist Unions Call Government to Legalize File-Sharing」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Dutch Artist Unions Call Government to Legalize File-Sharing
著者:Ernesto
日付:November 24, 2010
ライセンス:CC by-sa

オランダの2つのアーティスト組合と国内消費者保護団体とが手を取り合い、音楽と映画のファイル共有を合法化するよう提案している。その代わり、映画や音楽を再生、保存しうるMP3プレイヤーなどのデバイスへの課税を求めている。将来的には、インターネット加入に伴う一般的な課税とする、とのことだ。

オランダでは、これまで長らく、映画や音楽の私的利用目的でのダウンロードは合法的な行為であった。しかし、現政権はこれを変えよういう動きを見せている。

消費者団体とアーティスト組合らはこれを間違った考えだとして、映画や音楽のアップロード/ダウンロードを完全に合法化するよう反対提案した。

「私たちは、インターネットにおける消費者の自由を守り、アーティストの権利を尊重することが重要であると考えています。どのような提案であれ、テクノロジーによって消費者の権利を損なってはなりません。」とプレスリリースにはある。

『違法』ファイル共有の合法化は2つの段階を踏む。現在のCD-RやDVD-R等のブランクメディアへの課税は、映画や音楽を再生・保存するデバイスへの課税に置き換わる。携帯電話、MP3プレイヤー、テレビなどが含まれることになるが、これらだけに限定されるわけではない。

平均的な課税額は1つのデバイスにつき5ユーロ程度で、徴収されたお金は、アーティストやその他の権利者に公平に分配される。この提案は、他のデジタルファイル(たとえばゲームやソフトウェア、書籍)には適用されないとのこと。

将来的に、ファイル共有が今以上に支配的になれば、この課税は、私的利用を目的とした映画や音楽のアップロード/ダウンロードを完全に合法化するための一般的なインターネット税となる。この提案によると、営利目的での著作権侵害は違法のままとされる。

実に興味深い提案だ。しかもアーティストの側から提案である。しかし、それでもまだ多くの疑問点がある。この提案では、徴収額の分配方法が極めて曖昧であるし、全くダウンロードしない人にまで、携帯電話やテレビの代金に上乗せされるかたちで支払わされるというのも避けられない問題だ。

さらに、この提案はAppleのような音楽小売業者からの抵抗も受けるだろう。相当な収益を減らすことになるだろうからね。とはいえ、アーティスト組合や消費者団体が、少なくともオルタナティブなソリューションを考えているのは喜ばしいことだ。

個人的には、音楽税(コンテンツ税)は筋が悪いと思っている。とはいえ、アリだという意見も理解できなくはないので、皆さんも是非考えてみて欲しい。私は課税ではなくサービスとして提供すべきだと思うかなぁ。

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