スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

米政府、ドメイン押収について説明、しかしメタ検索サイト摘発については触れず

以下の文章は、TorrentFreakの「US Government Responds To Domain Seizures, Ignores The Big Question」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:US Government Responds To Domain Seizures, Ignores The Big Question
著者:Ernesto
日付:November 29, 2010
ライセンス:CC by-sa

司法省(DOJ)と移民関税局(ICE)は、Operation in Our Sites 2にて82にドメインを没収したことを認めた。当局は、模造品や著作権侵害コンテンツの違法な販売、配信等に関わるウェブサイトをターゲットにしたと説明するが、その中になぜBitTorrentメタ検索エンジンは含まれるにいたったのかについては、説明されなかった。

先週木曜、音楽リンクサイトRapGodFathersのドメイン押収について報じたが、これはBitTorrentメタ検索エンジンTorrent-Finderなどの大規模なドメイン押収への幕開けに過ぎなかったことが後日判明した。

これまでのところ、当局はこの摘発の目的や範囲について口を閉ざしてきたが、本日ようやく詳細が明らかにされた。当初、当局はこの摘発を『Cyber Monday Crackdown』と称したが、つまりは、サイバーマンデー(11月の第4木曜)まで詳細は明らかにしない、ということであった。

しかし本日、ついにプレスリリースが公表され、どのサイトがターゲットにされたのか、そしてその理由は何かについて詳述された。

「『サイバーマンデー』として、1年で最もオンラインショッピングが多忙を極める本日、オンラインショッピングにいそしむ人々は、それらの(訳註:模倣品・海賊品を販売する)サイトにアクセスしても、もはや購入できないことを理解するだろう。代わりに、これらウェブサイトのドメイン名が連邦当局によって押収されたという警告バナーを目にすることになる。」とアナウンスしている。

「連邦法に基づく共同執行作戦は、スポーツ用品、靴、ハンドバッグ、アスレチック・アパレル、サングラス、そして、DVDボックス、音楽、ソフトウェアの違法コピーなどを含む多岐にわたる模造品のオンライン・リテーラーをターゲットにした。」

ドメインを押収されたサイトには以下のメッセージが表示される

「これらのサイトのドメインを押収することで、大量の偽造品の販売を阻止することに成功した。これは同時に、自己の個人的利益のために他者の独創性を食い物にする連中への資金源を経つことにもなる。」とホルダー司法長官はプレスリリースにて述べている。

押収されたドメインの95%が偽造品に関連していたため、この説明は予想の範囲内である。しかし、この説明では説明しきれない疑問が残る。実際、その疑問は、今日まで多数のニュース媒体を賑わせてきた問題でもある。

押収されたドメインのリストをよく見てみると、一部奇妙な項目があることに気づかされる。偽ブランドの腕時計、スポーツシャツに関わるサイトとして3つのサイトが挙げられているが、これらは直接または間接的に音楽にリンクするサイトであった。偽造品ではないにしても、リリース前の楽曲を提供することは犯罪行為であり、そのためにターゲットにされた、という説明は可能なのだろう。

しかし、Torrent-Finderがターゲットにされたことは、未だ説明できてはいない。

Torrent-Finderは、トレントファイルがダウンロードできるような典型的なBitTorrentサイトではなく、ユーザを別のサイトにリダイレクトするメタ検索エンジンに過ぎない。同サイトは、検索結果をそのまま表示するだけで、ブラウズ可能なアーカイブを持っているわけではない。また、同サイトは、Googleなどの検索エンジンと同様、著作権侵害を促したり、容易にしたりしているわけでもない。

我々が知りたいのは、どういう根拠があって、Torrent-Finderのドメインを押収したかだ。それは間違いだったのだろうか?それとも、テストケースだったのだろうか?

米当局がBitTorrenrtサイトをターゲットにするとしても、Torrent-Finderは最もターゲットになりにくいサイトだと考えられていた。しかし、オーナーは事前の通知すらなく、ドメインを失った。いずれにしても、これが正しい措置だとは思いがたい。

単にメタ検索エンジンを提供し、著作物へのリンクやホストも全くしていないウェブサイトですら、米国政府がこれほど容易にドメイン押収命令を得てしまうのであれば、今後、どこまでその範囲を広げるというのだろうか?

TorrentFreakは、政府が公表した押収リストに、(多数の)ドメインが追加されていることを確認した。今週末には更なる情報が追加されると見られている。また、「Cyber Monday Crackdown」後のOperation In Our Sites 2の方向性についても、明かされることになるだろう。

Full list of 82 seized domains

Trackback

Trackback URL
http://peer2peer.blog79.fc2.com/tb.php/1732-84879833

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール
heatwave Author
:heatwave

RSS Jamendo twitter tumblr Creative Commons Attribution 2.1 Japan
ブログ内検索
記事リスト
最新の記事
全記事一覧
他所で書いてるブログ

P2Pとかその辺のお話@はてな

アーカイブ

カテゴリー
最近のコメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。