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米当局、スペインでは合法なサイトの.orgドメインを差し押さえ

以下の文章は、TorrentFreakの「U.S. Resume Controversial File-Sharing Domain Seizures」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:U.S. Resume Controversial File-Sharing Domain Seizures
著者:Ernesto
日付:February 01, 2011
ライセンス:CC BY

米当局は、人気のスポーツ・ストリーミング/P2Pダウンロードサイト Rojadirectaのドメインを差し押さえた。このサイトは、インターネット上でもかなりの人気サイトなのだが、現在サイトの.orgドメインはDOJ/ICEの警告ページへとリダイレクトされている。Rojadirectaがターゲットにされたわけだが、、いささか腑に落ちない点がある。同サイトはスペインでは2度にわたって合法的であるとの裁判所の判断を得ており、また米国との関わりは.orgドメインだけである。

Rojadirectaは、スポーツイベントのストリーミング・インデックスとして世界最大手のウェブサイトである。同サイトは、大きなサッカーの試合やNBA、MLB、NFL、NPB、IPLなど多数のスポーツイベントのストリーミング配信にリンクをはる。

Rojadirectaには1日に100万人以上のビジターが訪問し、スペインではトップ100にはいる人気のサイトになっている。しかし今朝方より、同サイトを訪問したユーザは、米国当局からの警告に面食らったことだろう。米司法省(DOJ)と国土安全保障省 移民関税執行局(ICE)は、先日の「Operation in Our Sites」執行に続き、Rojadirectaの.orgドメインを差し押さえた。

Rojadirectaがターゲットにされたことについては、いくつか腑に落ちない点がある。同サイトは2度にわたり、スペイン法廷において合法であると判断されている。サイトのオーナーは以前、3年にわたる法廷闘争に勝利したのだが、今回の米当局によるドメイン差し押さえによってその勝利も意味を成さなくなった。

サイトのドメインは、事前の警告や要請を提示されることもなく、今朝方差し押さえられた。

「我々に通知はなかった。」とRojadirectaのイゴール・セオアネはTorrentFreakに話す。前回同様、ドメインの差し押さえはドメインレジスターの頭越しに行われたようだ。「Go Daddyによれば、彼らは全くタッチしていない、と。」とセオネアは言う。

BitTorrentサイト同様、Rojadirectaは著作物をホストしているわけではない。彼らは、インターネット上に既に存在しているスポーツ・ストリーミングのHTTPリンクをインデックスしたり、他のサイトにホストされている.torrentファイルにリンクをはっているだけである。

同サイトはスペイン企業によって所有され、税金も払っているおり、スペインでは合法であるとのお墨付きももらっている。加えて、同サイトは米国でホストされているわけでもない。米国との唯一のつながりは、.orgドメインが米法人(訳注:ICANN。米商務省傘下の民間非営利団体)によってメンテナンスされているというだけである。

Rojadirectaのオーナーは、米国とは間接的な繋がりしか持っておらず、今回のドメイン差し押さえは妥当性を欠いているという。「思うに、米国当局は、スペインの司法制度と主権を完全に軽視しているのではないか。」とセオネアは語る。

現在、Rojadirectaには、昨年のTorrent-Finder等サイトへの差し押さえと同じく、DOJとICEからのメッセージが掲示されている。おそらく、Rojadirecta以外にも多数のドメインが差し押さえられているのだろう。

Rojadirecta.orgには以下のメッセージが掲示されている

現在、スペイン、米国双方のスポーツ・ストリーミングサイト、P2Pリンクサイトの運営者たちは、サイトの法的立ち位置についての判断を求めている。彼らはみな、こうしたドメイン差し押さえに対してはいかなる手段を用いても対抗していくのだろう。

.orgドメインを失いはしたものの、Rojadirectaには、rojadirecta.com, rojadirecta.es, rojadirecta.me, rojadirecta.inを通じてアクセスすることができる。おもしろいことに、後2者のドメインは.orgドメインと同じ法人によってメンテナンスされている。しかし、Rojadirectaは、米国当局および企業が手出しできない多数のドメインを所持しているという。

Rojadirectaのドメイン差し押さえは、米国政府が米国の商業的利益を優先したアクションをとっていることを示している。そう考えると、米法人のみによって、ジェネリック・ドメインがコントロールされている現状を疑問視しなければならない。

続報として、スポーツ系ストリーミング・リンクサイトが多数ドメイン差し押さえの憂き目に遭っているとの報告が続く。どうもスーパーボウルにあわせた摘発だったようだ。

追記

はてなブックマークにて、mohnoさんからコメントをもらいました。どもです。

.orgレジストリはPIR(米国)でも、運営しているのはAfilias(アイルランド)なんですけどね。「同じ法人」というのはAfiliasで、たぶんICANNは関係ないです。

はてなブックマーク - mohnoのブックマーク

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