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【4月1日ネタ】FBI、300名の捜査官を投入し米国音楽パイラシーの50%を一掃

以下の文章は、TapeFreakの「No Fools: 300 Feds Wipe Out 50% Of US Music Piracy Overnight」という記事を翻訳したものである。

原典:TapeFreak
原題:No Fools: 300 Feds Wipe Out 50% Of US Music Piracy Overnight
著者:enigmax
日付:April 01, 2011
ライセンス:CC BY

ニューヨーク・タイムズ紙によると、FBIは300名以上の捜査官を投入し、米国違法レコードマーケットを摘発、「その50%を一掃した」という。それに先立ち、20世紀で最も影響力のあるミュージシャンは、音楽パイラシーに容赦の無い批判を行っている。彼は100ドル紙幣の偽造や家畜泥棒を引き合いに出し、海賊版音楽取締りのための法律の必要性を主張した。

RIAA調査官ジャック・フランシスは、海賊版レコードが、音楽産業に大きな問題をもたらしていると一貫して主張している。彼は非公式ソースのレコードは正規盤の市場価格を引き下げ、「海賊版の前では、合法的なビジネスは成り立たない」という。

RIAAは、新たなテクノロジーによって容易になりつつある音楽パイラシーの広まりに、きわめて批判的である。

IFPIのスティーブン・ニアリーは、「10年前、パイラシーは今ほど大きな問題ではなかった。」と説明する。しかし現在、家庭用録音装置が普及し始めており、問題は拡大していると彼は懸念する。

「私たちはそれを、テープによるレイプと呼んでいる」とニアリーは言う。

キャピタル・レコードのスポークスマンは、RIAAを支持し、安価で高機能な装置の登場により、米国の状況はますます悪化しているという。その証拠は、以下の画像からも見て取れる。

「海賊盤はこの20年間、私につきまとってきたもの。もう終わらせなければならない。」とカントリーミュージック・スターのジョニー・キャッシュは言う。「これはモラルの問題でもある。海賊盤レコードは、100ドル紙幣の偽造…、家畜泥棒も同然だ。」

キャッシュを擁するカントリーミュージック産業も、この問題を法律によって解決すべきだという。法による対処が難しい時期もあったが、最近、テネシー州で音楽パイラシーが重罪となり、現在では8つの州が同様の州法を持つようになった。

また、厳罰化も進んでおり、罰金の範囲は100ドルから最高5,000ドルに拡張された。しかし産業側からは、不十分であるとの声もある。実際、キャッシュは、音楽パイラシーに最高3年の懲役、50,000ドルの罰金を科す法案への支持を表明している。しかし、このアプローチに対しては懸念の声もある。

「こうした厳罰化は過剰すぎる。行きすぎた反応だ」と、音楽パイラシー問題を伝えるTapeFreak紙は述べている。

「30年、40年後の人々がこの状況を振り返ったとき、なぜ市民から反発がなかったのかを首をかしげるだろう。今後どのような結果が待っているのか、それを知る人たちが口に出さなければならない。」

しかし、ある地域で厳罰が導入されても、問題が別の地域で起こるようになるだけ、との指摘もある。ワーナー・ブラザースの社長ジョー・スミスは、特定の州だけで厳格な罰則が導入されても、海賊業者は別の州に移転するだけだと言う。

「50州すべてで厳罰が導入されていれば良いのでしょうが、そうなってはいません。」とスミスは言う。「たとえば2年前、テネシー州で厳しい法律が可決されましたが、海賊盤業者はアラバマ州セルマに移動しただけでした。しかも、地元の商工会議所は新たな産業を招致できたと歓迎したくらいです。」

TapeFreakのスポークスマンは、海賊たちは常に抜け道を発見するという。特に、新たなテクノロジーがアクセスをもたらすものであるならば。

「突拍子もない話であることは理解しているが、もし将来、海賊たちが音楽をほぼゼロコストで、しかも一瞬で複製できるようになったら、一体どうなってしまうのだろうか。問題は、急速にエスカレートするかもしれない。誰がそれを事前に予測することができるだろうか。」と。

しかし、複製だけが問題のポイントというわけでもない。TapeFreakは、郵便事業の効率化が進むことでも、問題は拡大するという。テープをこれまでの半分の時間で配達できるようになれば、どうなるのだろうか。また、米国外への配達時間も短縮されれば、この問題は国内問題に留まらず、国際的な問題ともなり得る。

「そうなったとして、音楽産業はどうやって対処しようとするだろうか?すべての荷物、封筒を開け、中身を検査せよと言い出すのだろうか。さすがに現実的とは思いがたい。あまりに時間がかる上に、人々は発狂するだろう。」と彼は付け加えた。

IFPIのスティーブン・ニアリーは、このような可能性は低くとも潜在的にあり得る問題の解決策は法律であるという。そのため、IFPIはより厳しい法律を導入するよう各国政府を説得するためのキャンペーンを世界規模で進めている。ニアリーは今後の展望について、香港を例に挙げた。香港は海賊版カセットテープの主要輸出元であったが、この2年間で摘発が進められていた。彼はサラソタ・ヘラルド・トリビューンに対し、香港で海賊版テープを見つけたら「とてもラッキーだ」というくらいになるという。

大規模な海賊版業者への取り組みが進む一方で、個人への対処はまた別問題のようだ。キャピタル・レコードのスポークスマンは、これに関しては悲観的である。

「おそらく、個人は止めようがない。」と彼は説明する。「自宅のバスタブで密造酒を造っていた人たちを止められたでしょうか?」

しかし、ベッドルームのティーンエイジャーが唯一の脅威であるなら、キャピタル、コロンビア、RCA、その他レコード会社の経営陣が、それほど脅威を感じることはなかっただろう。彼らには対処すべき大物がいる。ただ、その点については前進が見られたようだ。

本稿公開直前になって、米国政府は驚くべきニュースを明らかにした。ニューヨークタイムズ紙の昨日(1978年12月7日)付の記事によると、300名以上のFBI捜査官を投入した大規模取締りが行われ、1億ドル相当の最新の録音装置を押収したという。

当局は、この摘発により米国の違法レコードマーケットの「50%が一掃された」という。実に勇気づけられるニュースである。海賊版業者が州法の緩い地域に移動することを考えても、残りの50%、つまり海賊版業者すべてを排除するためには、米国50州すべてに厳格な法律を導入し、然る後に、1度ないし2度の大規模摘発を実施しなければならない。

上記の香港での成功のように、世界規模でも摘発が進んでいることを考慮すると、音楽パイラシーはおそらく、今後2,3年で過去のものとなるだろう。

もちろん、これからもデバイスが、レコード産業に新たな問題をもたらす可能性はある。しかし安心して欲しい。産業は馬鹿ではない。彼らが今後30年間、パイラシーと格闘し続けるなどということはないだろう。

法律が何とかしてくれるのだから。

**

TapeFreakのコメントはさておき(若干の創作はお許しを)、この記事に登場した人物、出来事、引用はすべて実在する。この記事は、Googleのアーカイブ・サービスによってインデックスされた1970年代の実際の新聞記事から編集されたものである。本稿のソースは、こちら(その1その2その3その4その5)からどうぞ。

エイプリルフールネタではあるけれども、おもしろかったので翻訳して公開。

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