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スウェーデン:世界で最も不運な違法ファイル共有ユーザ

以下の文章は、TorrentFreakの「IP Address Leads Police To World's Unluckiest File-Sharer」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:IP Address Leads Police To World's Unluckiest File-Sharer
著者:Ernesto
日付:May 10, 2011
ライセンス: CC BY

2010年、スウェーデン当局は、違法ファイル共有事件の捜査のため、IPアドレスからある家を突き止めた。その家で留守番をしていた男性は、夜通しテレビゲームをプレイしていた。早朝、寝ぼけ眼の男性の前に、警察官が訪問してきた。警察が探していたのは彼ではなく、海外にいる家主であった。しかし、人は時に、最悪のタイミングで、最悪の場所に居合わせることがある。

ファイル共有ネットワークの監視、そして訴訟、「支払え、さもなくば」スキームなどの議論は、未だ盛んに行われている。

必要以上に議論を複雑にしたがる人たちもいるが、実際にはシンプルである。ファイル共有の文脈において、IPアドレスは個人を特定するものではなく、せいぜいインターネット接続を特定するに過ぎない。それでも、単に請求書に名前が載っているというだけで、無数のインターネット加入者たちが、彼らとは無関係の著作権侵害のかどで訴えられてきた。

しかし、スウェーデンで現在進行している事件では、IPアドレスに関連した加入者への捜査から、全く無関係の個人でも逮捕、起訴される可能性があることを示唆している。

昨年12月のある朝、『マーティン』とだけ特定された人物は、訪問者からのチャイムに応じた。徹夜でテレビゲームをしていた彼は、毛布を見にまとい、寝ぼけ眼で玄関のドアを開けた。外には3人、うち1人は警察のバッジを見せていた。

「最初は、なにか事件でもあったのかと思いましたが、彼らはすぐに、ファイル共有の件で、と説明してきました」と、マーティンはスウェーデンのニュースメディアNVPに話す。

ただ、警察が探していたのはマーティンではなく、家主の男性であった。だが、その男性は海外におり、マーティンは植物への水やり、観賞魚への餌やりと留守番のためにその家にいただけだった。

やがて警察官は5人に増えた。インターネットは切断され、ハードディスクやコンピュータが押収された。マーティンは無関係であったにもかかわらず、彼のコンピュータも押収されてしまった。

そして数週間前、マーティンは取り調べのために呼び出された。マーティンのコンピュータを分析したところ、200本の映画がダウンロードされていたことが判明したのだという。彼も違法ファイル共有ユーザだった。

これまで多数の違法ファイル共有事件に深く関わってきた検察官 フレドリック・イングブラドが、このケースを担当している。彼は、当初、別の人物を捜査していたことを認めた。しかし、マーティンは、最悪のタイミングで最悪の場所に、たまたま居合わせてしまったようだ。

「彼には、特定の映画をダウンロードおよびアップロードした容疑がかけられている」とイングブラドは説明した。

現在、両名はそれぞれ告訴されており、夏ごろには起訴される見通し。

「友人たちは、運がなかったと思っているでしょう。今や、ほしい物をいつでも手に入れられる環境があります、私の周りにファイル共有していない人はいませんから。」とマーティンはいう。

「でも、」彼は最後にこう付け加えた。「法律は正しいと思いますよ」

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