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米:PROTECT IPインターネット検閲法案、上院委員会を通過

以下の文章は、TorrentFreakの「Draconian Anti-Piracy Censorship Bill Passes Senate Committee」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Draconian Anti-Piracy Censorship Bill Passes Senate Committee
著者:Ernesto
日付:May 26, 2011
ライセンス:CC BY

本日、問題となっているPROTECT IP法案が、満場一致で上院司法委員会を通過した。PROTECT IP法が成立すれば、米当局と著作権者は、ウェブサイトのドメイン押収やブロッキング、著作権侵害を予防するための検索エンジンの検閲が可能となる。わずか2週間前に提案されたこの法案は、次に上院議会で議論され、採決されることになっている。

米国政府は、空前のインターネット検閲の扉を開く法律の成立に向けて、動きつづけている。

2週間前、米国上院議員らは、所謂ならず者サイトをより容易に潰すための法案を提出し、本日、上院司法委員会は全会一致でこの法案を承認した

このPROTECT IP法案が成立すれば、当局は著作権侵害を助長したとみなされたドメインを合法的に押収することができる。そのための要件は、裁判所からの仮処分命令のみである。しかし、これは始まりに過ぎない。実際、この法案は広範囲に影響を及ぼしうる検閲ツールを提供するものである。

ドメインが米国企業によって登録または管理されていない場合、当局は検索エンジンに対し、検索結果から当該のウェブサイトを削除するよう命じることもできる。さらに、広告ネットワークや決済サービスに対し、当該ウェブサイトへのサービスの停止を命じることもできる。

この法案の支持者たちは、PROTECT IP法案は、既に行われ(問題を引き起こし)ているドメイン押収の拡張に必要だと主張している。これまで我々が報じてきたように、これまでのところ、(米国にてドメインを押収されたとしても)米国外のドメインで運営を継続していくことは比較的容易であったためだ。

しかし、誰しもがこのスタンスに賛同するわけではない。昨日、Google、Yahoo、eBay、American Expressなど複数の大手インターネット企業は、同法案が「間違いなくイノベーションと経済的成長を阻害する」と上院委員会に警告し、採択しないよう求めた

しかし、こうした企業からの懸念は、本日の投票には影響を及ぼさなかったようだ。

「本日、司法委員会は、オンラインにおける知的財産権保護にとって、重要なステップを踏み出しました。インターネットは、何でもありの無法な世界ではありません」とオーリン・ハッチ上院議員はコメントした。「憲法は財産と言論を保護しています。オンラインであれ、オフラインであれ。」

パトリック・レーヒー委員会議長は「PROTECT IP法案は、言語道断な相手をターゲットにしています。オンライン・パイラシーや模造品販売を抑止するための、重要な一歩を踏み出したと言えるでしょう」と、この法案の重要性についてコメントした。

「法執行当局および権利者の双方が、侵害されたコンテンツや製品の提供に特化したウェブサイトと戦うための救済策を制限されています。これらのならず者ウェブサイトは、しばしば国外にて所有、運営されており、ドメイン名も米国のレジストリ、レジストラに登録されてはいません。」とレーヒーは言う。

他の委員会メンバーやエンターテイメント産業のロビイ団体からも、同様のコメントが寄せられている。

PROTECT IP法はハリウッドやメジャーレーベルが、長らく夢にまで見た法律である。同法案は権利者に、権利侵害を助長したとみなされたサイトに対するドメイン押収、決済サービスの停止、広告ネットワークとの取引停止といった裁判所命令を得ることを許す。しかも、いずれも適法手続きを必要としない。

現在、PROTECT IP法案は上院議会に移された。ここでは、ロン・ワイデン議員が反対の立場をとっている。彼は、同法案に先立って提出されたCOICAを、言論の自由を脅かすものであるとして止めている。だが、それで同法案の成立を防げるかどうかは、未だ不明である。

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