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豪州:著作権団体、段階的レスポンスシステム導入に向けてISPに圧力

以下の文章は、TorrentFreakの「Graduated Piracy Response Coming To Australia, Or Else」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Graduated Piracy Response Coming To Australia, Or Else
著者:enigmax
日付:July 11, 2011
ライセンス:CC BY

Australian Federation Against Copyright Theftの旗の下、大手ハリウッドスタジオは、地球の裏側で柔軟体操を始めている。 彼らのレトリックが本当であれば、オーストラリアのISPは、違法ダウンロード対策として段階的レスポンスシステム(ex. スリーストライク・システム)の導入についての議論に、48時間中に応じるよう求められている。著作権ロビーは、ISPがこれに応じなければ、iiNetのように訴訟に巻き込まれるだろうと警告している。

先週、Australian Federation Against Copyright Theft(AFACT)は、オーストラリアのISPが違法ファイル共有対策を放棄しているとして、強いプレッシャーを掛けなければならないとした。

AFACTは、豪州ISP iiNetとの訴訟に敗訴してはいるが(このケースは控訴が予定されている)、ハリウッドに後押しされたこの団体は、慎重に考慮されたレトリックを振りかざしている。

先週、AFACTのスポークスマンは、「AFACTは、常にISPとの交渉の場を開いている」として、オンラインパイラシー対策についての『交渉』に参加するよう、ISPに『要請している』と報道に語っている。

「これは単純に、ISPが義務を果たすために、私たちと共に取り組んでいくよう求めているというだけのことです。」

先週、AFACTからISP宛に、先日のiiNetとの裁判においてAFACT側に都合の良い箇所を抜粋した書簡を送られたとDelimiterは報じた。

つまり、AFACTはiiNetとの裁判に負けはしたものの、控訴を前に、ISPにプレッシャーをかけようとしているということだ。では、彼らは何を望んでいるのだろうか?豪州ISP Exetelに送られた書簡のコピーを見たという人物によると、彼らは「オンラインパイラシーに対する段階的レスポンス・システム」を求めているのだという。

しかし、このアプローチは、相互に利益的かつ親密な話し合いというよりも、ISPが次に来るものとして懸念していた驚異を背景に要求を通そうというものであろう。

ISPはAFACTの要請を受け入れて、今週水曜までに自発的にこの会合に参加しなければならない。さもなくば「何らかの措置」が待っているのだという。

ExetelのCEO ジョン・リントンは、この書簡の言い回しは「脅迫以外の何者でもない」と話した。

書簡のコピーを見たという上述の人物によれば、AFACTの要請は、iiNet裁判での裁判官アーサー・エメリットの発言を根拠としているという。

簡単にいえば、エメットは、ISP加入者は当該のアカウントを通じて生じた著作権侵害について警告を受けねばならず、その申し立てに応じるために特定の期間を(彼は7日間と言ったが)与えられなければならないとした。申し立てに対して応答がなければ、応答があるまでISPはアカウントを停止できる。iiNet裁判では、エメット判事は著作権侵害を繰り返す加入者へのさらに強い措置についても提案している。

「おそらく、この段階までくると、こう言っても差し支えないでしょう。『見なさい、あなたにはこれだけ警告が着ています。おそらく、あなたは合法的なこともしているでしょうが、そこに違法な活動が含まれているのであれば、私たちはあなたのアカウントを停止します』」。当然ながら、ハリウッドはエメットのこうしたスタイルを好む。

iiNet側も、今年3月、AFACTの要求との落とし所を探るために、著作権侵害対策として以下の図のような提案をした

「iiNetはISPへの懸念に答えるモデルを考えています。しかし、私たちとしては、この紛争の解決と違反者への罰則の問題について、公平なレフェリーによる持続可能な戦略を含む、すべての参加者が加わるべきものと考えております」とiiNetチーフ マイケル・マローンは裁判の中で話している。彼は現在も、こうしたスタンスを保っているようだ。

「権利者は、強い明確な証拠を提出しなければならない。それは、透明性があり、確固とした証拠収集プロセスによって得られたものであり、独立機関(例えば司法官)によって認められなければならない。」とマローンは話している。

それでも疑問は残る。ISPがAFACTの無言の恫喝に屈して会合に参加するのか、それとも、ハリウッドのハッタリに挑戦し、iiNetの控訴審の結果を待つのか?

1つ確かなのは、ExetelのCEOジョン・リントンは、恫喝には応じないし、これからも応じることはない、と話しているということである。他のISPが同様のスタンスを取るかどうかは、今週の終わりにはわかるだろう。

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