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SOPA:ハリウッド、ついにインターネットを破壊するチャンスを得るか

以下の文章は、Electronic Frontier Foundation の「SOPA: Hollywood Finally Gets A Chance to Break the Internet」という記事を翻訳したものである。

原典:Electronic Frontier Foundation
原題:SOPA: Hollywood Finally Gets A Chance to Break the Internet
著者:Corynne McSherry
日付:October 28, 2010
ライセンス:CC BY

お約束通り、雇用の減退を招くであろうインターネット規制 Stop Online Piracy Actについて、最初のレビューをお伝えする。同法案が、TwitterやTumblr、そしてまさに今ガレージで生まれつつある次世代のソーシャルネットワーク、クラウドコンピューティング、ウェブホスティングサービスにどのような影響をもたらすか、というところから始めよう。

まず、以下の点を明確にしておこう。この法案に関して、あたかも外国の「ならず者」サイトだけが標的にされるかのように主張されているが、間違いなく米企業も標的にされる。この法案は、「主に米国の財産を盗むことを目的とした」とみなされるサイトを罰するためのシステムを構築する。では、そのようなレッテルはどういう場合に貼り付けられるのか。その要件は決して厳しくはない。

サイトの一部が(たとえ1ページであっても)

  1. 米国に向けられ、
  2. 著作権侵害に「関与した、または可能にした、または助長した」と主張される、または
  3. 著作権侵害の「高い見込みを確認することを回避」している、ないし、そのための手段を講じている

場合に、その要件を満たすことになる。

もし、知財権者が(自身のパブリシティー権を懸念するジャスティン・ビーバーのような曖昧な定義で)、あるサイトがその基準を満たし、何かしらの損害を与えていると考えたとしたら、決済サービス(VISA、Mastercard、Paypalなど)や広告サービスにクレームの通知を送ることができる。

通知を受け取った決済、広告サービスは、サイトの資金調達を停止するために5日間の猶予が与えられる。もちろん、決済サービスや広告ネットワーク側が、侵害があったと見なされた範囲において調整するということはできず(訳註:たとえば、指摘のあったページのみ広告を表示しないなど)、サイト全体が対象とされる。その手続きにおいては、裁判官が有罪判決を下す必要もなく、DMCAのセーフハーバー条項で守られることもない。Rapidshareのように合法だと判断されたサイトであっても、SOPAを通じて経済的に息の根を止めることができるだろう。サイト側が回復通知(counter-notice)を申し立てることもできるが、その期間はわずか5日である(運が良ければ時間内に有益な法的アドバイスを得られる程度の期間)。しかし、決済サービスや広告ネットワークが回復通知を尊重する義務はない。当該のサイトが一部でも著作権侵害を可能にしているという「合理的な理由」があれば、サイトへのサービスを停止したことについて免責される自警団規定(vigilante provisions)があるためだ。

少なくとも、ユーザ生成コンテンツをホストするすべてのサービスが、そのコンテンツを監視し、フィルターしなければならないという強い圧力下に置かれることになる。彼らがどのような対策を講じようとも、いずれSOPAに基づく通知によって混乱が引き起こされるだろう。我々がDMCA削除通知から学んだように、コンテンツ所有者たちは、偽りのクレームをつけて大喜びしているのだから。自発的な検閲を通じてWikileaksに起こったことが、システム化、容易化されようとしている。どこかの誰かが、知的財産権を侵害されたと考える限り、第二のWiklileaksにならない保証はない。

本質的に、ハリウッドは、イノベーション、経済成長、クリエイティビティを保護する厄介な法律を嫌っている。彼らは時代遅れのビジネスモデルの保護を望んでいるのだ。そこで、彼らはルールを書きなおし、インターネットを管理し、他の人々が引き起こす結果を処罰しようとしてる。

今後も、さらなる分析をお伝えすることを予定しているが、行動はどうか今すぐに起こして欲しい。この法案は、修正が加えられればなんとかなるという類のものではなく、廃案に追い込まれなければならない。この法案の支持者たち(とその企業後援者たち)は、一般市民がこの法案が引き起こすであろう危機に気づくより早く、この法案を押し通したいと考えている。大手メディアにイノベーションやネット表現の未来を牛耳られたくないのであれば、今すぐ行動して欲しい。そして、あなたの仲間にも行動を起こすよう促して欲しい。

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