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Megaupload、超豪華キャンペーンビデオを不正に削除したUniversalを訴える(ついでにSOPA反対に動く)

以下の文章は、TorrentFreakの「Megaupload to Sue Universal, Joins Fight Against SOPA」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Megaupload to Sue Universal, Joins Fight Against SOPA
著者:enigmax
日付:December 12, 2011
ライセンス:CC BY

ファイルホスティングサービス Megauploadは、同社がYouTubeにアップロードしたビデオを、Universalが不当に削除したとして提訴する構えであることをTorrentFreakに明かした。先週金曜、UniversalはMegauploadが製作したビデオを削除するよう要請していた。このビデオは、同サイバーロッカーサービスを著名なアーティストらが絶賛する音楽ビデオであった。また、Megauploadは、こうした措置を受けたことで、検閲なきインターネットのために戦う、反SOPAの動きに合流するという。

先週金曜、ファイルホスティングサービスMegauploadは、世界で最も有名な音楽アーティストらをフィーチャーした、プリンス・ボードプロデュースの楽曲を全面に押し出したキャンペーンを展開し、インターネットを震撼させた

このビデオには、P・ディディ(パフ・ダディ、ショーン・コムズ)、ウィル・アイ・アム、アイシア・キーズ、カニエ・ウェスト、スヌープ・ドッグ、メイシー・グレイ、クリス・ブラウン、ザ・ゲーム、メアリー・J.ブライジらが出演し、Megauploadへの愛情を告白するという、RIAAやIFPIには耐え難い光景であろう。

このストーリーが広がりを見せ、Mega SongがTwitterのトレンドになったころ、このビデオは突然YouTubeによってブロックされてしまった。Universal Music Group(UMG)とIFPIが著作権侵害に基づく削除要請を行ったためであった。

金曜以降、Mega創設者のKim Dotcom(キム・シュミット)はYouTubeにビデオの回復通知を送付したものの(詳細はこちら)、Universalは再びビデオの削除を要請した。週が明けた現在も、この紛争は解決していない。

「明確にしておきましょう。Universal Music Groupは、私たちの楽曲やビデオの権利を所有していません。(ビデオに出演した)Megauploadを支持するアーティスト全員とはきちんと契約を交わしています。」とMegaupload CEOデイヴィッド・ロブはTorrentFreakに話してくれた。

「私たちはUMGにコンタクトをとり、このDMCAプロセスの濫用について協議するよう要請しましたが、彼らからは、事実無根の根拠のない法的な脅しと謝罪の要求という返答が得られるのみでした。」

大手エンターテイメント産業からMegauploadへの圧力は今に始まった話ではないが、それでも現在まで、映画産業、音楽産業が法的措置をとるということはなかった。にも関わらず、同社への中傷は続いている。

「遺憾ながら、私たちは、映画、音楽産業の一部を代表するRIAAやMPAAのような団体から攻撃を受け、『悪徳オペレーター』というレッテルを貼られています。彼らは間違っています。」とロブは言う。

「私たちはこれまで、著作権侵害を繰り返すアカウントを停止したり、違法なファイルを削除してきました。これは、パイラシーに反対し、コンテンツ所有者の権利を尊重しているためです。」

しかし、Megaが法によって求められている正式な削除要請を常に応諾してきたと主張する一方で、RIAAやそのメンバーレーベルはそれ以上のことを求めている。彼らがStop Online Piracy Actを支持するのも、その1つの現れであろう。

「UMGは現在、ワシントンの議員たちにロビイングし、ウェブサイトから特定のコンテンツを削除するだけではなく、インターネットからウェブサイト全体を排除できる法律を求めています。UMGによる権限の濫用がこのようにして行われたことで、インターネット検閲のためのツールを企業に手渡してはならないのだという確信に至りました。」とロブは言う。

またロブは、UMGがYouTubeのMega Songを検閲するために(DMCAに基づく)権限を濫用したのは、商業的目的があったためではないかと指摘する。Megaは近日中にMegaboxの再ローンチを予定しており、これはiTunesの競争相手としてレーベルが恐れているものかもしれない。Megaboxでは売上全体の90%がアーティストに渡り、現行のほとんどのサービスに比べ、かなりの割合を受け取ることができる。

Universalが削除要請を行った動機づけがなんであったにせよ、Megaupload創設者 Kim Dotcomは、UMGは法廷において自ら講じた措置について弁明しなければならない、としている。TorrentFreakは、Megaの法務チームがUniversalによるMega Songの違法な削除要請について、提訴するよう支持を受けていることを確認している。Kimによれば、この行為は同社の口コミキャンペーンを妨害する目的で行われたのだという。

さらに、SOPAの問題について消極的であったMegauploadだが、今回のMega Songの削除をきっかけに、姿勢を変化させているようだ。

「私たちはどなたからの支援でも歓迎します。力を合わせ、検閲のないインターネットのために戦いましょう。SOPAやPIPAのような法案に対し、立ち上がり、反対しましょう。」とMega CEO デヴィッド・ロブは言う。

「地元の国会議員にあなたの考えを伝えるのです。言論の自由やイノベーションを助ける運動に参加してください。コンテンツ企業は、大規模な検閲ファイアウォールによるインターネットの独裁を目論んでいるのです。それを許してはなりません。」

TorretFreakはRIAAにもコメントを求めているが、依然として回答はない。

Update:本日、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に訴訟が提起された。Megauploadのプレスリリース

MEGA SONG

なんかこう、仁義無き戦いという感じがするのだけれども。

それはさておき、Megaupload側が強硬な姿勢に出るのも理解できなくもなくて。ビデオに出演した顔ぶれをざっと見ただけでも、相当なお金が動いているんだろうなぁと思えるわけで、それをキャンペーンの序盤からいきなりDMCAの濫用で潰されたってんだから、そりゃ腹も立つだろうし、どうしてくれるのよ、と言いたくもなるだろう。

一方で、Universal側も強硬な姿勢を崩していないのだけれども、感情的な部分は抜きにしても、Megauploadのような憎きサイバーロッカーのキャンペーンビデオに大スターが大勢出演しているのは、ものすごく都合が悪いのだろう。Megaboxへの妨害だという主張はよくわからないが、少なくとも違法な音楽共有の温床となっているサイトを、スターがおすすめするなんてのはあってはならん、というところは強いんではないかなと。

背景には積もり積もったものがあるのだけれど、今回の件だけ見れば、Universalが無理筋を承知で強情を張ってるように思えるのだけれども。さすがに、契約アーティストが作った/参加した作品の著作権は、すべてのUniversalに譲渡する、なんてマジキチな契約交わしてるとも思えないし。

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