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BitTorrentはもう終わり?閉鎖を考え始めた大手トレントサイト

以下の文章は、TorrentFreakの「Is BitTorrent Done? Major Torrent Sites Consider Shutting Down」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Is BitTorrent Done? Major Torrent Sites Consider Shutting Down
著者:Ernesto
日付:February 07, 2012
ライセンス:CC BY

ファイル共有界隈への強制捜査、逮捕、押収、引渡し、収監といったニュースは、当然ながら大手BitTorrentサイト運営者の耳にも入る。昨日、BTjunkieの運営者はストレスに耐え切れずサイトの停止を決断した。また、他の運営者らも同様の決断を検討しているようだ。依然として多数のサイト運営者が続行を決意してはいるが、懸念と不確実性は以前にも増してきている。

この10年というもの、BitTorrentサイトはファイル共有界隈を牽引してきた。

しかしこの数週間、最大手のトレントサイト運営者たちの中で、将来的展望への懸念は劇的に増している。昨日、BTjunkieは永遠にそのドアを閉めた。そして、TorrentFreakは、その他にもトップ10トレントサイトのうち少なくとも2つが同様の考えを持っているという情報をつかんだ。

「BTjunkieがあのような決断をする以前から、私達のサイトの閉鎖に関する話し合いはありました。」とあるサイト管理人は匿名を条件にTorrentFreakに語ってくれた。MegaUploadへのアグレッシブな摘発-創設者キム・ドットコムはテロリスト対策チームによって急襲されている-が、主な懸念の理由としてあげられた。また、サイトの閉鎖までは至ってはいなくとも、複数の人々が最大手のトレントサイトの運営から既に手を引いているようだ。

「MegaUpload事件以降、既に2人のスタッフがサイトから離れていきました。」と管理人は話す。

米国当局からの要請により、ニュージーランドでドイツ人が逮捕されうるという事実は、国内法に関わらず、ファイル共有サイトに関与している人々が世界のどこにいてもターゲットにされうることを示唆した。

「魔女狩りになってきているように思います。それが心配です。」と管理人は語った。

別の主要トレントサイトオーナーも同様に考えを持っているようで、TorrentFreakとの個人的なやり取りの中で、閉鎖という選択肢が何度も心をよぎったことを明かしてくれた。状況はこの数週間でますます難しくなってきている。DMCA削除要請に迅速に応じるなど、著作権者と協力的な関係にある人々であっても、自分が次のターゲットにならないなどと確信できそうにない。

しかしその一方で、継続を決意する人々もいる。たとえば、isoHuntのゲイリー・ファン。彼は音楽・映画産業との裁判の最中でもある。

「MPAAとCRIAが起こした2つの民事訴訟から6年が経過しているが、我々は未だここにいる。これらの出来事[Megauploadの摘発]は、我々にとって未知のものではない。LokitorrentからSuprnovaまで、我々はインデックスサイトの勃興を目にしてきた。インターネットに自由があるかぎり、共有は続けられる。もちろん、isoHuntも。」と彼は語る

皮肉なことではあるが、ファン自身が係争中であることが彼の安全に役立つのかもしれない。当局がトレントサイトの捜査を開始するにしても、既に著作権者から民事訴訟を起こされている彼がターゲットに選ばれるとも考えがたい。

isoHuntのオーナーは、将来を心配するどころか、より攻撃的な態度を示しており、エンターテイメント産業に対し、テクノロジーと戦うのではなく受け入れるよう主張している。

「これまで以上に、エンターテイメント産業が技術的進歩に抗えないという事実を認めるよう願っている。勝敗は既に決しているだろう。テクノロジーは文化を広げる。コンテンツ産業がそれを受け入れなくとも、インターネットはそれを自然なものとする。このプロセスはこれまで以上にお金を生み出す。」とファンは言う。

「インターネットとメディア消費によって可能となったいわゆるパイラシーは、ゼロサム・ゲームではなく、ダウンロードは逸失利益とイコールではない。海賊ユーザが本当に求めているのは、必ずしもタダであることではなく、言論や利便性における自由にこそある。」

isoHuntは運営の続行を決意しているが、Extratorrentの管理人サムも同様の考えを持っている。同サイトはBTjunkie亡き後、第5位のトレントサイトとなったサイトだ。

「MegaUploadの件は、トレント界隈においても良いことではないのかもしれませんが、止められないものを止めることは不可能だと思うのです。結局、1つのサイトが閉鎖したところで、100の新しいサイトが登場する。」とサムはTorrentFreakに話す。そして「私たちに閉鎖の予定はありません。これまでどおり、運営を継続します。」と付け加えた。

未だに運営を続けている世界最大のトレントサイトといえばパイレート・ベイがある。設立者たちの収監が目前に迫ってはいるものの、サイト自体は未だ運営を続けている。パイレート・ベイは次週より.torrentファイルの配布を終了し、マグネットリンクへの完全移行を果たす。これはサイトをコンパクトに、そして強固なものとする。

これらのことを考えると、BitTorrentの終焉はそれほど近いものではないようにも思える。しかし、状況の変化を無視することもできない。かつては順風満帆にトレントサイトを運営してきた人々は、今、自分の置かれている状況を改めて考えている。衰退に向かうのか、それともニューカマーがBTjunkie亡き後の隙間を埋めることになるのか、今後数カ月を見守ることにしよう。

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