EMI、DRMの継続を再検討

2007年01月13日

MP3の形での配信にしなければ、今後生き残りが難しい情勢になってきた音楽業界、でもいまだにユーザが泥棒に見えてしまう音楽業界はDRMを捨て切れていない。それでも、再検討しなければならない状態であることは理解しつつあって、EMIもご他聞にもれず、DRMの続行を考え直しているよというお話。

原典:Reuters Canada
原題: EMI reviewing CD content protection technology
著者:Reuters
日付:Jan 8, 2007
URL:http://ca.today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=technologyNews&storyID=2007-01-08T190721Z_01_L08881112_RTRIDST_0_TECH-EMI-COPYRIGHT-COL.XML&archived=False


EMI Groupは、今後のDRMの利用について再検討しているようだ。しかし、このことが必ずしもDRMの破棄に繋がるというわけではない、という注釈がつけられた。

EMIのスポークスマンは、ここ数ヶ月間は、(消費者が合法的に購入した楽曲や映画のコピーを制限する)DRMの施されたディスクは製造されていない、という。同社は、USやUKを除くヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカといった市場でこのシステムを利用したという。

「私たちは、ここ数ヶ月間、そのようなコンテンツプロテクションが施されたディスクを製造してはいません。それは私たちがコンテンツプロテクションを破棄したことを意味するわけではなく、それを評価しているところです。」と彼女は言う。

保護手段の完全な破棄ではないにしても、既存のDRMの破棄ということにはなるだろう。少なくとも、ユーザの利便性を損なわない程度にプロテクトをかけられるくらいにならなければ、ユーザから受け入れられることはないだろう。すべてのユーザを泥棒扱いするやり方が、ユーザの反発を受けるだけではなく、Sony BMGのRootkit問題のようなことまで引き起こしてしまったわけで。

DRMを捨てて、MP3配信をしようという非常に理解しやすい提言の記事を紹介しているので、こちらのエントリも参照してくださいな。

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