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Kazaaユーザ裁判:欠席裁判で380万円の損害賠償を認める

Patti Santangeloの娘Michelleを狙った訴訟で、RIAA側の欠席裁判の要求が功を奏し、申し立てどおりの判決が下ったよというお話。まぁ、そもそも欠席裁判自体が裁判に勝つためだけの戦術であり、裁判で本当に争われたかといえば、全くそういうことはない。これが業界団体のやり方かと思ってしまう。ちなみに、結成裁判を無効だとする申し立ても行えるので、これで終わりというわけでもない。弟Bobbyの裁判も残っているしね。

原典:Slyck.com
原題:Default Judgment Issued against the Santangelos
著者:Thomas Mennecke
日付:January 10, 2007
URL:http://www.slyck.com/story1379.html

Slyckは先月、RIAAに代表される音楽業界が、Patti Santangeloに対する訴訟を取り下げたと報告した。音楽業界は、Pattiの子供たち、RobertとMichelleに対する欠席裁判を求めて、Pattiへの訴えを取り下げることを選んだ。

本日、音楽業界は短期間の勝利を勝ち取ったようである。New York、White Plainsの裁判官Stephen C. Robinsによって行われた欠席裁判において、Michelle Santangelは、音楽業界に重大な財政的損害賠償を支払うよう命じられた。裁判官Robinsによると、原告(音楽業界)は侵害されたとされる41の楽曲について、それぞれ750ドルを与えられるとされた。

「原告は、訴状の証拠Aにリストされる41の楽曲それぞれについて、侵害された作品につき750ドルの法令で定めされた最小限の損害賠償を求める。したがって、欠席裁判において、被告Michelle Santangeloは、リストされる楽曲について、原告の著作権を侵害したことに対して、原告に総額30,750.00ドルの損害賠償を支払う。」(訳注:だいたい380万円くらい)

これはこれは・・・、3万ドルとは相当な額である。しかし、3万ドルが支払うにはきびしい額であるけれど、裁判官は更に、費用として原告に490.00ドルを与えている。それでも、これはRIAAたSantangeloの戦いの物語が、今すぐに終わるということを意味しない。音楽の幅広い趣味を明らかにすること以外に、戦いはSantangelo一家から取り払われてはいない。

Santangeloの起こりうる次のアクションは、即座の判決を無効とすることだろう。このラウンドにおいては音楽業界の勝利かもしれないが、戦争は決して終わってはいない。
この問題については、p2pnet.netがしばらく追い続けており、この判決についての記事もアップされているので、一部補足として抜粋。
彼女は、判決を無効だと要求することができる。つまり、裁判官が裁判を実質的に復帰させることができるということである。

しかし、この場合でさえ、RIAAは彼女の名前に泥を塗ったことになる。判決は、永久に残る:それは信用調査やその他いたるところで彼女に付きまとうことになる。彼女の弟、Bobbyも名前を出されてはいるが、彼が未成年者であることを考えると、そのような影響を受けずにすむと思われる。

一方、Michelleは禁止命令を受けることになるだろう。とりわけ、インターネットの利用やBig 4の著作物をダウンロードするといったことが禁止される。RIAAによると、ダウンロードすることは「複製」にあたる。彼女は、システムまたはそれ以外のところでも、彼女が所有しているとされる楽曲すべてを削除するよう命令された。
以前にも紹介したように、RIAAはこの裁判に対して、欠席裁判を求めていたのだけれど、それが成功して、このような判決になったようだ。しかし、判決は下ったものの、欠席裁判ということもあり、Slyckやp2pnetも言っているように、この判決を無効とするよう訴えることができる。

Recording Industry vs The PeopleブログのBeckerman(デジタルフロンティア財団の弁護士としても知られている)も、
私は、この判決が「成功した」訴訟であるかどうかはわからない。それは、彼女の弁護士が答弁を行わなかったというだけの、単なる欠席裁判でしかない。そしてRIAAはそれを利用しようと急いだ。私は、裁判官がこれを無効とするだろうと確信している。
とコメントしており、これでMichelleの裁判も全てが終わるというわけではなさそうだ。

にしても、欠席裁判を求めたり、ディスカバリーでは処理しきれないだけの証拠を送りつけたりと、容赦ないなと思う。この件ではないけれど、ディスカバリーを合法的に妨害するために、倉庫数杯分の書類を証拠として送りつけるということもあるそうだ。倉庫数杯分かどうかはわからないけれど、少なくとも弁護士の発言からは同様の合法的妨害工作を受けていたことが見受けられる。それで答弁が遅れたから欠席裁判だー!ってのも何か違うよなぁと思う。

これまでのこの裁判に関する記事はこちら
著作権侵害裁判:RIAA、違法ファイル共有ユーザの欠席裁判を要求
RIAA、Santangeloの子供たちを標的に:Kazaa著作権侵害裁判
レコード会社各社、被告の子供を提訴:Kazaa著作権侵害裁判
RIAA、さらに子供を狙う:Kazaa著作権侵害裁判

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