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フィンランド、市民による著作権法案提出に向けてオープン省で署名進む

以下の文章は、TorrentFreakの「Finland’s Crowdsourced Copyright Law Proposal」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Finland’s Crowdsourced Copyright Law Proposal
著者:Ben Jones
日付:January 24, 2013
ライセンス:CC BY

フランスがHADOPIスキームを進める一方で、すべての欧州諸国が同じ方向を向いているわけではない。

昨年、フィンランドに導入された新たな手続きによって、著作権法にラディカルな変化がもたらされるかもしれない。そのキモは、市民の参加である。

すでに複数の国で市民の政治参加スキームの歴史がある。米国政府はホワイトハウスに請願サイトを設け、一定の支持を集めた提案に公式見解を示している。

たとえば「デス・スターの建設」のような請願に即座に(そして愉快な)回答していたりもするのだが(日本語記事)、昨年のSOPA/PIPAをめぐるMPAA CEOのクリス・トッドが贈賄をほのめかした発言を調査するよう求める請願についてはまったく役に立たなかった

フィンランドの状況はそれよりも良い。複数の海賊党が提案し、用いている流動的フィードバックシステム(liquid feedback systems)に近い。

フィンランドは憲法改正により、6カ月以内に50,000以上の署名を集めることで、市民が議会に法案を提出できるようになった。こうした市民からの発議は、オープン省(Open Ministry)のウェブサイトに掲載され、議論および署名が行われる。現在、このシステムが行われ、その中に著作権法に関する提案が含まれている。

「合理的な著作権法」(To Make Sense of the Copyright Act)と題されたこの提案(フィンランド語)は、著作権法、特に「Lex Karpela」と呼ばれる2006年の著作権法改正を現代に沿ったものに変えることを目的としている。提案には、罰則の軽減やフェアユースの強化、所有しているコンテンツの私的コピーの容易化(フォーマットシフトやバックアップなど)が盛り込まれている。

DailyDotによると、オープン省のウェブサイトで最もコメントが多く、評価が高かった提案の1つであるという。本記事執筆時点で、2日間が経過したこの提案は、すでに目標の7%を集めている。このペースでいくと単純計算で、2月18日に目標を達成することになる。

こうした市民からの支持の背景には、フィンランド著作権法に向けられた怒りがある。昨年11月、フィンランド警察はパイレート・ベイにアクセスした9歳の女の子の自宅を家宅捜索し、クマのプーさんがプリントされたノートパソコンを押収した日本語記事)。この問題は、女の子の父親が著作権団体CIAPCに300ユーロを支払うことで和解した

もちろん、この法案の提出に成功したとしても、議会がその内容を認めるかどうかは保証されてはいない。しかし、有権者の1%以上が直接支持した法案という事実をないがしろにすることはできないだろう。1年前、我々が米国で目にしたように、多数の市民からの抗議は周到なロビー活動ですら跳ね返すこともある。

スラドでも同じ話題の記事が出ていますので、そちらもご参考に。

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