WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。
Ladoniaへの戦争に参戦したThe Pirate Bayが、次はSealandを買収しようとしているよというお話。もちろん、架空の国というか、勝手に独立を宣言して黙認されているだけの国なのですが、havencoという会社がこの国の曖昧な状態を利用して、ここをデータヘブンだとしてサービスを開始したり、昨年は火災によって国土の大部分が消失したりと結構話題にはなっていました。今年に入って、Sealandの皇太子が国家の売却統治権移譲を言い出したってのに乗っかったみたいです。もちろん、値段はものすごい額ですが。
原典:Buy Sealand
原題:Buy Sealand? Is it possible?
日付:January 9, 2007
URL:http://buysealand.com/
ACFIは、インターネットにおける人々の権利のために活動する人々のグループである。Ladoniaに関しては進行中であるが、我は現在MicronationのSealandに対して興味を持っている。そういや、長崎にさだまさしの島があったはず。
最近、この国は売りに出されたようだ。確かなのは、このオーナーはKopimistであろうということであり、この国は未来について考えないものに統治されるべきでないということである。我々はある計画を思いついた。
インターネットのすべてのKopimistたちの力を借りて、我々はSealandを買い取りたい。お金を寄付して、そして市民になろう。
我々は、同国をどのようにすべきかを議論するために、フォーラムを設置した。そこはみんなのための最高の場所と成らなければならない。そこには高速なインターネットアクセスがあり、著作権法などなく、The Pirate BayのVIPアカウントを持つ。
一緒に歴史を描こう。
Plan B:もし、micronationのSealandを購入できるだけの資金が集まらなければ、こことは別に、どこか小さな島を買い取って、我々の国としてそれを主張しようと思う(価格は500,000ドルから。
*追記2*
上記の不動産サイトがどうやら大量のアクセスに耐えかねて、削除してしまった模様。知りたきゃ他のソース当たれ、欲しけりゃ直接問い合わせてくれとのこと。価格も相当吊り上げられてたみたいだからねぇ。実際の公募価格は150億円くらいだったそうです。
まぁ、それでもWikipediaですら寄付をもらうのに四苦八苦していると言うのに、さすがにこの額でも集まることはないだろうなぁ。
**追記**
ちなみに、このBuySealand.comはもちろん、ThePirateBayの関連サイトです。
これに伴ってThePirateBayのトップページも変更されたようです。楽しい人たちだなぁ。
コメント