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豪州の放送局Ten、放送した番組をネット配信する試みを拡大

オーストラリアの放送局Tenが、放送したコンテンツをダウンロードでも利用できるようにサービスを拡大しているよというお話。これまで有料での配信などはそれなりにあったけれど、このサービスは、放送を見逃した人を違法ファイル共有ネットワークに流入させないための試み、という側面が強いようだ。そのため、放送後の夜からダウンロード可能となる模様。違法ファイル共有ネットワークを競争相手にして、よりサービスの向上がはかられるのは利用者にとっては、ありがたいことだと思う。こういうサービスこそ、今後生き残れるんじゃないかしらと。

原典:The Australian
原題:Ten's internet push gets Supernatural
著者:Chris Jenkins
日付:January 09, 2007
URL:http://theaustralian.news.com.au/story/0,20867,21033753-7582,00.html

オーストラリアのテレビ放送局Tenが、自社のテレビドラマの無料オンライン配信をはじめるとのこと。この目的は2つあって、海賊行為を抑制すること、オンライン視聴者を獲得することの2つ。以前の調査からも明らかになっているように、視聴者は、オンライン視聴スタイルが定着しており、その需要が高まっていることは明らかである。Tenはこの需要を逃さないよう、できる範囲での配信サービスの提供を行うつもりなのだろう。

「封切られたコンテンツのフルエピソードのダウンロードを含め、オンラインビデオ配信は、我々の戦略の中心的な部分です。今後数ヶ月にわたって、更なるダウンロード、ストリーミングの開始を予定しています。」とTen デジタルメディア統括マネージャDamia Smithは語る。
開始は1月11日、2本のSuperNaturalのダウンロードから始まり、それはダウンロード後、48時間以内の視聴が可能である。今後は、放送日の深夜から利用可能となるとのこと。

記事によると、この戦略も初めての試みではなく、昨年もThank God You're Hereというコメディシリーズでも同様に、ダウンロード配信、ストリーミング配信、ビデオポッドキャストによる配信を行い、成功を収めている。第1シーズンの最終回は20,000人がダウンロードし、シーズンを通じて150,000人がストリーミングビデオを視聴したようだ。

このような展開の背景には、ダウンロード視聴によって、通常放送がますます軽視されるという懸念があるとみられている。しかし、このようなテレビだけに依存しない展開も、安っぽいメディアミックスといわれるものなどよりも、本当の意味でメディアをこえて、コンテンツの価値を高める試みではないかと思われる。

たとえダウンロードでの試聴が可能であっても、その時間帯にテレビを視聴可能であれば視聴するだろう。その時間帯に視聴が難しくても、公式にダウンロード可能なのであればそちらを利用するだろう。もちろん、これが違法ファイル共有ネットワークからの入手をゼロにすることができるわけではないとは思うけれど、少なくとも自らがコントロール可能な状態で配信することにこそ、彼らにとって意味があるのではないかと思う。

参考エントリ
豪州:TV番組のダウンロード視聴の増加
英国:TV番組のダウンロード視聴スタイルの増加
スウェーデン:ネットユーザの4人に1人がTV番組をダウンロード
Azureus、TV番組有料配信でBBCと提携

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