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2006年:MPAA vs. BitTorrentsサイト

2006年、MPAAとBitTorrentサイトがどんな戦いを繰り広げてきたのかの概要とまとめるよというお話。ちょっと紹介する時期が外れてしまったけれど・・・。昨年の春ごろのMPAAによる訴訟運動が、なんだか相当昔のことのように思える。また決着もついていないというのに。そう考えると、昨年は個人対業界団体以上に、P2P関連企業対業界団体という構図のほうが際立った1年だったかもしれない。対立と駆け引きと、その両方で。

原典:TorrentFreak
原題:2006: MPAA vs. BitTorrent Sites
著者:Ernesto
日付:December 25, 2006
URL:http://torrentfreak.com/2006-mpaa-vs-
bittorrent-sites/

私たちは今年(訳注:記事が書かれたのは昨年です)、MPAAと大手BitTorrentサイトの対立を目の当たりにしてきた。ここに、最も忘れがたいイベントの概要を記す。

MPAA sues popular BitTorrent search engines
今年2月、MPAAはTorrenrtSpyTorrentboxIsohuntに対する訴訟をアナウンス(PDF)した。これたら3つは最も人気のあるBitTorrentサーチエンジンである。IsohuntのオーナーGaryはその後、TorrentFreakに、MPAAには屈しないと語っている。IsohuntはTorrentboxと共同で、インターネット著作権を専門とする超一流の弁護士を雇った。

MPAAは、これらのtorrentサイトの唯一の目的は、著作権を侵害することであると主張した。しかし、Garyによると、彼らは間違っていると言う。彼は「我々は、著作権詐欺師たちから毎日のように寄せられる要請を日々処理している。1日に数千とまではいかないまでも、数百のものを処理している。我々は全ての著作権者と連携している。RIAAでさえ、いつも我々に日々メールを送ってくる。MPAAだけが、我々と協調していく気がない組織なのだ。」と語る。

TorrentSpyは、MPAAを相手取って訴訟を起こした最初のtorrentサイトとなった。彼らは3月、"motion and dismiss"訴訟を起こした。TorrentSpyによると、MPAAは(我々なんかより)Googleを訴えたほうがよいという。「被告のwebサイト(TorrentSpy)についての主張の全てが、Googleにも当てはまる。むしろGoogleのほうが深刻だともいえる。なぜならば、訴状の申し立てについて、Googleのほうがより性能が優れているからである。原告(MPAA)による空虚で、無制限に広大な範囲の告発は、全てを多い尽くす泥のようだ。」とTorrenrtSpyの弁護士は語る。

Niteshdwは、今年の2月にMPAAに告訴された別のtorrentサイトである。この小さな、フォーラムをベースにしたtorrentサイトはMPAAとの和解を選んだ。なぜなら、サイトの管理人がMPAAに反撃するための財産を持ってはいなかったのだ。MPAAは少なくとも1万ドルの金銭的和解を提案した。そして、Niteshdwへの寄付を彼が受け取る前に没収し、和解金の足しにすることすら許さなかった。Niteshdwの管理人は、このような金額を集めることは不可能だという。「私がそのような和解に応じるための唯一の方法は、食べるのを諦めるか、もっとも高い入札額をつけてくれた人に娘を売ることだけでしょう。」と彼は付け加える。

現時点で、TorrentSpy、TorrentBox、Isohuntに対する訴訟は継続中である。また、Niteshdw管理人が彼の娘を売らなければならなくなったかどうかは、確かではない。

MPAA vs. The Pirate Bay
MPAAは、今年5月のPirateBayへの急襲に関与していた。彼らは、3月にPirateBayをシャットダウンすることを求めて、スウェーデン国務長官宛に手紙(PDF)まで送っている。MPAAの取締役副会長のJohn Malcolmは手紙の中で「知的所有権に関する全くの無法状態が黙認される場所であるという、他国や取引国による評判を得ることは、スウェーデンによって最善のことではありません。」と綴っている。

しかし、MPAAはそれだけにとどまらなかった。彼らは、PirateBayの管理人Anakataに忍び寄りさえした。彼のPirateBay blogへの投稿によると「明らかに、MPAAのスウェーデン弁護士が、いろんな先で私の跡をつけるために私立探偵を雇っている!出来損ないのTex Murphyクローンのお仕事のために、もっと面白いことをしなきゃいけないな。基本的に私の活動は『食べて、寝て、働く』(たまには変わった時間に)をくらいしかないんだ。」

そのようにして、PirateBayはそのことを明白にさらしあげた。彼らにはMPAAの恐怖戦術は通用しなかった。彼らの"reverse DNS"は、MPAAとその友人たちへの明確なメッセージを発している。

hey.mpaa.and.apb.bite.my.shiny.metal.ass.thepiratebay.org.
(訳注:ここは自分で訳してくださいな。)

MPAA infiltrates Torrentspy
MPAAに雇われたとされるハッカーがBitTorrentインデックスサイト管理人からプライベートな情報を盗み取ろうとしたとして、TorrentSpyはMPAAを訴えた。ハッカーは、MPAAのために仕事をし、その仕事は機密e-mailや他の企業の機密を盗み取ることだったと認めた。男はその違法な行動に15,000ドルの支払いを受けていた。

後にRobert Andersonと特定されたこのハッカーは、事態の面白い変化から、サイドを変えてMPAAとの戦いにおいて、TorrentSpyの側に加わることになった。現在のところ、何が彼にこの転換の動機を与えたのかは不明である。

TorrentSpyの弁護士Ira Rothkenは「私たちは、彼が深刻な方法で法を犯したと思っている・・・彼は大きな過ちを犯したけれども、現在はMPAAに対する是正措置をとることができるよう、彼がしたことに関する情報を提供しており、彼の不正を軽くするよう促しています。」という。

なんて1年だ・・・。

参考リンク
MPAA、海賊版交換でニュースグループ向けサイトを相手取り訴訟
米映画協会が企業情報を不正入手--共有ファイル検索サイトTorrentspyが提訴

さて、昨年1年は、こんな感じで業界団体対Torrentサイトの訴訟が行われてきたよ、という感じです。

今年もこのような活動は続くだろうなぁというのが個人的な感想。一番気になるのは、最も目の敵とされているThe Pirate Bayが今年1年生き残れるのか、ということ。これはAllofmp3の件とも関連していて、彼らの主張は、少なくともスウェーデン国内法では合法的に運営されているのだから、とやかく言われる筋合いはない、のだそうで。まぁ、とやかく言ってきたら、問答無用で晒し挙げるという行動もその辺を反映しているものかと。かといって、業界団体がそれをよしとするわけもないで、今年もさまざまな方向からの攻撃を続けることも予想される。しかも、昨年5月の家宅捜索の際に押収されたデータの類は未だに操作されているもので、それが今後利いてくるかも知れない。

で、このエントリを書いている時点で、新たな動きがあった。MPAAに訴訟を起こされ係争中のisoHunt.comが、ホストISPから一方的にサイトをシャットダウンされてしまった。これもMPAAによる活動の一環とみるべきだろう。このような戦術が今年も取られていくことは想像に難くない。訴訟という直接的な戦略と、ホストISPや提携先(たとえばPayPal、カード会社、広告企業など)への圧力を強めていくことも考えられる。

しかし・・・、このMPAAにやとわれてたハッカーの話はどうなったんだろ?これが本当だとしたら、ものすごいスキャンダルなんだけど、最初に騒がれて以来それほど経過が報告されているわけでもない。・・・ガセだったのかしら?

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