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BitTorrent.com、ビデオストアをローンチ

ようやく、といっていいかもしれない。BitTorrent Video Storeがもうすぐ始まるよ、というお話。2月中の開始を目指していたBitTorrent Video Storeだけれども、どうやら映画のレンタルは2.99-3.99ドル、TV番組や音楽ビデオの購入は1.99ドルで、今月中に開始される見通し。正式なサービスの名称は"BitTorrent Entertainment Network"になるとのこと。一番の問題である映画の購入は不明。カタログは5000タイトル以上になるらしい。

原典:TorrentFreak
原題:BitTorrent.com Launches Video Store
著者:Ernesto
日付:February 24, 2007
URL:http://torrentfreak.com/bittorrentcom-launches-video-store/

BitTorrent Incは、彼らの長く待たれたVideo Storeの最終的な詳細を公表した。Store自体は、今週月曜日に稼動をはじめ、2.99~3.99ドルで映画レンタル、1.99ドルでTV番組や音楽ビデオの"Download to Own(ダウンロードして所有する)"を提供するようだ。"BitTorrent Entertainment Network"は、「スーパーマン リターンズ」や「不都合な真実」といった映画、「24」といったテレビ番組を含む5000以上のタイトルで開始される。

BitTorrent Inc CEO Bram Cohenによると、ビデオは高品質であり、最も利用可能性の高いコーデックでエンコードされているという。そして、ダウンロードは多くの競争サービスよりも非常に速いとされる。

皮肉にも、複数の彼らのStoreのタイトルの海賊コピーが、BitTorrent.comの検索エンジンを通じて違法にダウンロードできる。それらはThe Pirate BayといったBitTorrentトラッカーにインデックスされているものである。

BitTorrent Incのコンテンツパートナーの1つ、Warner Brosの反海賊行為インターネット対策本部副代表Marc Brandonは、海賊コピーが検索結果に反映されないことを確認するのは実質的に不可能であるが、WarnerとBitTorrent Incはそれら未許諾のDVDripを取り除こうと懸命に対処していると、TorrentFreakに語っている。そして実際に、ここ数ヶ月の間で、多くの違法なDVDripがその検索結果から消えていっている。

BitTorrent Storeは、映画やテレビコンテンツを感染させる保護するためにWindowDRMを使用している。これは、MacユーザとLinuxユーザがサービスを利用することができないことを意味している。以前Bram Cohenが語ったところによると、DRM問題はひどい頭痛の種であるが、少なくとも今のところは、多くのコンテンツパートナーがDRMの使用を強く主張しているのだという。

BitTorrent Inc社長であり共同設立者のAshwin NavinもまたDRMを好んではいない。そして彼はそれについてもう少し率直である。彼は、DRMが「爆発するのを待つ時限爆弾」であり、それが人々にコンテンツの著作権侵害をする気にさせるのだ、と主張した。

個人的にはNavinが正しいと思う。海賊行為は簡単には打ち破ることはできないだろう。"BitTorrent Entertainment Network"をはじめとするオンラインビデオストアは、少なくとも海賊行為によって得られるものと同等の製品を提供しなければ、その成功は見込めないだろう。

ソースがかかれておらず、どこからの情報なのかは不明なので、確実なことではないかもしれないけれども、と前置きをしておきます。公式のニュースリリースにあるわけでもないので。

それはこの際おいといて、映画の購入価格が示されていないのが残念。当初の通りだとすると、DVDを買った方がいいかなぁと思ったりする。一方で、ビデオのレンタルは非常に期待したいなぁと思う。まぁ、配信形態を考えると、現在予定されている2.99-3.99ドルよりももっと下げることができると思うので、その辺の努力も必要になるだろう。

また、DRMの使用に関しては、個人的には「購入」されるコンテンツに対してDRMを施すことをよしと考えていないだけで、レンタルされるものに施す分には非常に有益だと思う。もちろん、クラックされる心配もあるのだろうけれど、それはいたちごっことして諦め、大多数の人にそうされないようにしさえすればよいわけで。

それにしても、やはりネックとなるのは、既存の海賊行為だろう。少なくともオンライン配信サービスが勝ち目があるとすれば、それらに対抗していかなければならない。音楽配信の場合は、iTunesというiPodと連携したサービスがあったために、比較的使用しやすかったしユーザを引き込むこともできた。しかし、BitTorrentやその他のビデオ配信サービスにはそれがない。一からユーザにスタイルを含めて提供していかなければならない。

そして、現在ではオンラインでビデオを楽しむスタイルというのは、YouTubeかファイル共有という、業界団体には好ましくない状況だ。その状況を打破するためにも、サービスそのものを旧来のやり方ではなく、これからのやり方として考え直す必要が出てくるだろう。少なくとも、オンラインでのビデオの購入がDVD並みでは相手にはされないだろう。レンタルはともかくとしてね。

関連エントリ
映画配信サービスがクソな10の理由
3 Minutes of DRM:3分でわかるDRM問題
BitTorrent開発者Bram Cohenへのインタビュー
米国調査:2,500万人以上が映画を違法ダウンロード
BitTorrentサイトと競争するBitTorrent Storeに勝ち目はあるのか
DRMの目的は海賊行為対策ではなく、ユーザから搾り取ること
CES DRMディスカッション:Ashwin Navin、「人々を違法ファイル共有に駆り立てているのはDRM」
違法ファイル共有の脅威:CD/DVDではなく、オンライン配信サービスの脅威では?
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