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LimeWire、Vistaへの対応状況を報告

LimeWire LimeWireがブログ上で、Vistaへの対応状況について改善されている問題、以前改善されていない問題を報告しているよというお話。この報告の興味深い点としては、1つにはVistaユーザ、または導入を望んでいるユーザにとって好ましいものであるということ、もう1つはRIAAによる訴訟が行われている中沈黙を続けていたLimeWireが、その活動に依然前向きであるということ。特に後者について述べられているわけではないけれども、このような対応への努力がそれをあらわしているのではないかと。

原典:Slyck.com
原題:LimeWire Breaks Vow of Silence
著者:Thomas Mennecke
日付:February 28, 2007
URL:http://slyck.com/story1423.html

2006年8月、音楽業界がファイル共有コミュニティの中心の1つであるLimeWireを訴えて以来、LimeWireの運営者たちは沈黙を続けてきた。BearShareやその他のファイル共有ソフトがその活動を停止に追い込まれてから、LimeWireが米国内に残る数少ない商業的ファイル共有ネットワークとして存在している。BitTorrentのBitTorrent Incを除いては、LimeWireは無料かつオープンソースである。

LimeWireのステルスモードと自らの口を閉ざしていることは今日、Vistaでの互換性の問題について述べてた彼らの新たなブログの投稿で破られた。彼らの最後のブログの投稿は、2006年11月11日であった。それからほぼ3ヶ月の間、LimeWireがMicrosoft Vistaによる深刻な問題について徹底的に議論していた。両者の関係が明確に非互換的であるとは言い切れないが、問題はLimeWire/Vistaエクスペリエンスを非常に不快なものにするのに余りあるものであった。

LimeWireはいくつかの問題に分類し、そしてそれらを解決するため数段階のステップを踏んだ。

Vistaベータテスターは、LimeWireが、「Aeroインターフェイスの3D効果を機能させない」原因となることを発見した。問題はJava Runtime Environment(JRE)にあることが突き止められた。まずはじめに、彼らのSun MicrosystemsのJREを更新することで解決された。しかし、悪いことは続くもので、Microsoftは、動作をよりXPに近づけるためにVistaをアップデートした。これがまた、Aeroインターフェイスに問題を引き起こした。Microsoftはいくつかの改善策、それに対する更なる改善策を講じた後、結局は彼らのアップデートを取り下げた。当初のSun Microsystemのアップデートが最終的な解決策として維持された。

比較的単純な問題として、LimeWireがVistaを認識できなかったことも解決された。コミュニケーションの欠落によって、LimeWireは、VistaをWindows 98で動作していると認識していた。Windows 98とXP SP2との間でなされえるネットワーキング・サポート・プログレスのレベルを考慮して、LimeWireのパフォーマンスは抑制されている。この問題は、即座にLimeWireの再コード化を行うことで改善された。*1

彼らが直面している他の2つの問題は、切迫した多数のバグである。そのうちのいくつかは、LimeWireがシステムリソースの大半を消費するという問題である*2また、ユーザがMcAfee Firewallを走らせているときにLimeWireを起動すると、さらに深刻な問題が起こる。どういうわけか、ネットワークコネクションが消滅するのだ。LimeWireブログは「Not Good!」と叫んでいる。

問題、特に後者の2つは依然解決されてはいない。しかし、LimeWireは持続的に、彼らの人気のクライアントを改良することにまだ取り組んでいる。そして、レポートでは彼らは音楽産業との訴訟を退けるために、彼らは沈黙を続けるだろうとするレポートがある中、彼らは実際に活動を続けている。

*1ちょっとわかりにくいと思うので補足。LimeWireはOSやそのバージョンによって動作が異なる。原因はさまざまあるけれども、最も大きいものとして、Windows 95、98、Meにネットワーク障害があること。またXPにおいてもSP2の導入によって、オープンソケットコネクションの制限がなされたため、同様に動作を修正する必要があった。Vistaでも同様のソケット制限がある。それらOSごとに異なるソケットコネクションに対応するために、9x系とNT系のコネクションを調整していたのだけれども(9x系の方がより抑制される)、LimeWireはVistaを認識するためのコードを取得していなかったために、Vistaを9x系であると認識してしまっていた。ただ、この問題は、Vistaを認識させるためのコードをアップデートすることで簡単に修正できたようだ。

*2 この問題は未だ解決していないようで、LimeWire側としても原因の所在が、JREにあるのかWindowsにあるのかを早急に見定めたいと考えている模様。

Vistaの売りといえば、Aeroインターフェイスですが、それが使えないとなると問題は深刻なのかもしれない。個人的には、Vistaは当面見送りでいいかなぁと思っているので早急に導入しようと思わないのだけれども、当たらし物好きのデジタル野郎にとっては対応してくれないと困るといったところなのでしょうか。

2番目の問題については、単純な問題であり、新たなOSの登場に伴って当然起こりうること。改善も簡単に行われたようだし。少なくともベータテストの期間に改善できたことは良かったんじゃないかなぁと思う。

残りの2つの問題が非常に厄介のようだ。システムリソースを喰いまくるソフトウェアというのはそれほど良いものではない。しかも、P2Pファイル共有ソフトのように長時間持続して起動し続けるようなものであればなおさらだろう。少なくとも、この点については早急に改善すべきだろう。個人的にはAeroインターフェースが使えないとかいう問題よりもよっぽど深刻なものだろう。また、特定のFirewallを利用していることで、ネットワーク自体が消滅するというのも深刻な問題だ。これに関しては、McAfeeがVistaに対応していないことによる副次的な影響とも考えられる。個人的にはMcAfeeユーザに注意勧告をしてLimeWireの利用中はMcAfee FireWallを切るか、別のFireWallを利用するよう進める方がいいかもしれない。下手に対応させると、McAfeeの対応した後に、さらに対応を迫られる可能性もある。

Requirement個人的には、LimeWireがVistaに対応するよう努力するのは提供者として当然のことだろうとは思うけれど、一方でVistaユーザが対応していないことに不満を述べるのは筋違いかなぁと思う。そもそも新しいOSなんて互換性の問題やその他の問題が山積みなのは購入前からわかっていたことだし、そもそもLimeWire自体も(その他のソフトウェアも含めて)Vistaをサポートしているわけではない。もちろん、VistaがMS Officeに対応してないなんてことがあったとしたら、笑い種だけれども、それすらありえない話ではない。といっても、方々で散見される意見を見てみると、対応していないソフトウェアを批判する声よりも、ソフトウェアの互換性を維持できなかったVistaを責める声が大きかったりもするが・・・。

話は変わるけれども、この対応によってLimeWireが現在も(法廷以外での)活動を前向きに続けていることが示されたわけだ。しばらくの間沈黙を続けてはいたけれども、それでも活動が鈍っていたわけではないようだ。とはいえ、今後の活動も裁判の判決次第なのかなぁ。でも、裁判が続く間は、活動を続けられるという裏返しのことも言えるけれどもね。

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