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MPAA、ブログプログラムを不正使用?と、その顛末

MPAAが、とあるリンクウェア(配布元のリンク先を明示することで無償で提供されるソフトウェア)のブログプログラムを、規約に反してリンクを削除して使用していたことがばれたよというお話。リンクを削除して使用するためには、有償でライセンスを得る必要があるのだけれども、それがなされないままに、MPAAはリンクを削除して利用していた模様。このブログプログラムの作者は、MPAAにメールを送付して回答を求めていたのだけれども、先日回答があったらしく、多少は理解できる内容ではなったようだけれども。まぁ、責任ある立場にある人達は、日ごろの言動に一致した行動をしなければならないわけです。特に、抵抗勢力の存在するような場合には。

原典:TorrentFreak
原題:MPAA Steals Code, Violates Linkware License
著者:Smaran
日付:February 17, 2007
URL:http://torrentfreak.com/mpaa-steals-code-violates-linkware-license/

South EnglandのwebディベロッパーPatrick Robin(29)は、Forest Blogと呼ばれるASPべ0巣のブログプラットフォームの開発者である。彼は、リンクウェアライセンスのもと、Forest Blogを無料で配布している。リンクウェアといっても、それを利用する人に、Forest Blogのダウンロードを提供する彼のサイトへのリンクを求めるというだけのものである*1。彼のサイトへのリンクを除去したいのであれば、ライセンスを購入しなければならない。個人のラインセンスは10ポンド、商用ライセンスであれば25ポンドかかる。

驚くべきことに、MPAAは彼らがライセンスやその他の「手続き」を超越していると考えているようだ。http://www.mpaa.org/blog_default.aspにあるMPAAのブログ(現在は停止している 画像)は、PatrickのForest Blogソフトウェアを利用していた。しかし、そこには彼の名前も、彼のサイトへのリンクも確実に削除されてい阿野である。彼がMPAAのサイトを訪問したときに、彼は偶然にもそれを発見した。

MPAAの他人の著作物に対する配慮は、明らかに欠如しているようだ。であるならば、彼らの顧客が、彼らの映画に対して同じような態度を持つということは、驚くべきことでもないだろう。

Patrickによると、彼のブログソフトウェアが、このように利用されているのを発見することはそれほど珍しいことではないらしい。しかし、彼が余りにひどいと思うことは、創造的な著作物を「守る」ことを目的とする団体が、他人の作品を盗むことをなんとも思っていないということである。彼は自身のブログソフトウェアの違法な使用についてのメールをRIAAの送付したが、依然としてその返信はない。

*1リンクを求めるといっても、テンプレートではサイトへのリンクが既に設けられている。

この話題、結構前のものでそれなりに話題になってたんだけど、そのときの感想はちょっと反応が過剰すぎるかなぁと思った。どうもMPAAの揚げ足取りというかなんというか。もちろん利用規約違反はいただけないし、しかもそれが日ごろ著作権の保護を声高に主張する人達ってんだから、騒ぎになるのもわからないではないのだけれども・・・。で、当のPatrick氏は自身のブログで法的措置も匂わせていたり。さすがにそれはお勧めできないなと。たとえ相手に非があっても、簡単に裁判で勝てる相手でもないしねぇ。薮蛇になるよりは、ごめんなさいの言葉をもらった方が良いかと思う。

で、この件について、ようやくMPAAから回答があったようで、Patrick氏のブログによると以下のようなものだったらしい。

原典:Patrick Robin
原題:MPAA UPDATE
著者:Patrick Robins
日付:15/02/2007
URL:http://www.patrickrobin.co.uk/default.asp?Display=5

とにかく、Paul EggeとRichard Kroonのおかげで、現在状況は改善した。彼らはwebサーバからForest Blogを削除した。ここに私がRichard(たぶんMPAAのアプリーケーション開発ディレクターかな?)から受け取ったメールのセクションをば。
マテリアル(当該のもの)は、私たちのwebサーバから削除されました。
  • 決してwebリンクはブログに対してなされてはいない。
  • 決してブログはドメイン名を割り当てられていない。
  • いかなる形であれ、ブログは公に公表されてはいない。
  • サーバ上のマテリアルは、製作に移行するための承認待ちのコンセプトのテストだった。
  • ブログはテスト目的でのみ使用されただけである。
  • 私たちが実際に製作を決定したとすれば、私たちはロゴ、リンクのないブログを運営するための許諾を得るため、25ポンド支払うつもりでいた
たしかにもっともな理由に聞こえるけども・・、じゃあボクが何本かの映画を一切告知せずに、テスト目的でだけ利用するなら、著作権侵害をしても許されるのかな?うーむ!
まぁ、納得できなくはない話ではある。ただ、少なくとも一般に利用可能な状態に置くのであれば、それなりに配慮が必要だっただろう。また、コンセプト段階にあるものを、web上でテストしていたというのも少し苦しい気がする。その段階であればローカルでのテストでもかまわなかっただろうし、普通はそうだったんじゃないかな。たとえweb上で行ったとしても、リンクウェアである以上、一般にアクセスできるようにするのであれば(たとえテストであろうと)その規約に従うべきである。もしくは、一般には利用できないように制限を設けるべきであっただろう。

ブログプログラムの著作権が、たまたま見つけたというくらいなのだから、本当のところはどうなんだろう?とも思ってしまうけれどもね。この文面からはどの程度の期間ブログを立ち上げていたのかは不明だし・・・。まぁ、作者自身が半分納得しているみたいだから、それなりに理解できる内容だったのだろう。

ただ、Patrick氏の感想にもあるように、理解はできるけど、腑に落ちないって部分もあるみたいだけれどもね。まぁ、これがMPAAじゃなくてRIAAだったら、さらにこじれてた気もするけれど。言葉に説得力を持たせるためには、日ごろの行いにはご注意をといったところでしょうか。それはMPAAに限った話じゃないけどね。もちろん、他人事じゃない、自分も含めてって意味で。

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