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SIFE+MPAA、反海賊行為プロパガンダコンテスト

SIFE(Students In Free Enterprise)という世界的な学生団体のチームが、MPAAと組んで反海賊行為プロパガンダCMコンテンストを開催したよ、というお話。といっても、一般に公開するためのものではなく、RIFF(Riverside International Film Festival)という映画祭への出展のためのようだ。発案した大学のチームの呼びかけによって、複数のSIFEチームがこれに参加している。お題は「反海賊行為公共CM」。まぁ、なんというかありきたりなCMが出来上がってます。「脅迫」と「誇大な被害妄想」ばっかりでさすがに萎えた。

とりあえず、前知識としてSITEとはなんぞやというところから。SIFE Japanという日本組織から引用しよう(太字は筆者による)。

SIFEとはStudents In Free Enterpriseの略で、大学生が企画・実施する地域密着・社会貢献事業の支援をする、アメリカ・ミズーリ州に本部をおくNPO団体※です。世界中で45カ国、1800以上の大学がSIFEに参加しています。(2006年4月現在)日本では2005年から活動に参加しました。SIFEの活動は地域貢献をビジネスの視点で考え、活動をしていくところに特徴があります

活動の内容は年に一度の国別大会で発表され、第一線で活躍するビジネスマンやビジネスウーマンがその内容を審査し、国の代表チームを選びます。さらに各国の代表チームは、「ワールドカップ」に参加し、その活動内容をプレゼンします。ワールドカップは同時に他国の学生や、各国のビジネスマンとの交流の場にもなっています。
SIFE加盟国は増加を続けており、その活動はますます活発になっています。

だそうで。地域貢献をビジネスに、かぁ。さぞかしすばらしい人達に違いない。

というわけで、このSIFEの学生たちによる反海賊行為CMをご覧頂こう。っと、その前に、以下のCMはSIFE自体のスタンスでもなければ、SIFE Japanとも関連のあるものでもない、ということを留意していただきたい。このコンテンストに参加した一部のチームの作品というだけ。では、どうぞ。



いきなり脅迫です。つか、ナイフを持って刺そうとしているほうが、著作権団体っぽいのだが・・・。

そして最後に「RESPECT ART」で締め。個人的に良く思うのだけれども、何を尊重して欲しいの?って思うのですよ。結局はアートを尊重して欲しいんじゃなくて、ビジネスを尊重して欲しいだけなんだよね、本音は。つか、文化だとかアートだとかが大事なら非営利団体にでもなりなよって話でね。まぁ、本音を話せば保護されたビジネスが破綻しかねないからなんだろうけど。言いたいことがあっても言えないようなこんな世の中だからね、毒。

さて、続いての作品はこちら。



泥棒というメタファーを使っている、か。ありきたりだなぁ。確かにありきたりなんだけど、多くの人にとっていまいち理解しにくいわけで、そこをひねらない限り公共広告としては弱いだろうなぁ。で、やはり最後は脅迫。あんまり効果ないと思うけどね、ほとんどが民事訴訟なわけだし。

続いてはこちら。



再び泥棒ネタ。泥棒のメタファーが難しいのは、モノがなくなるってのとは違うってところ。そこをうまく表現できればいいのだけどもね、この手の視点でとらえるなら。

その点で言えば、次に紹介するものは比較的わかりやすいものかもしれない。



違法な釣りの仕方によって(つまりはそれによる乱獲)、魚が絶滅してしまう、というメタファーを用いて、海賊行為が映画産業に深刻な被害を与え、絶滅させてしまうのだ、とまとめている。棚からDVDが消えていくことで、それを表現していると。シンプルだけど直感的に納得しやすいかもしれない。ただ、その被害の主張に真実味が感じられないので、その点でマイナス。まぁ、それは作った学生たちのせいじゃないんだけどね。今回見た中では一番評価したいCM。

と、4本のビデオを紹介したのだけれども、やはり多くのものが安直な表現やメタファーを使っているのが残念。他のSIFEチームによる反海賊行為CMはこちらから。あんまりおもしろいのなかったけどね。

さて、 最後にプロフェショナルの作った啓蒙広告をご覧頂こう。これはMPAAが作成した反海賊行為広告である。



さすがにプロが作っただけあって出来がいい。ナレーションの声もセクシーだ。ただ、私自身のスタンスによるのだろうけれど、これを見終わって思ったのは、インターネットは世界をつないでいるんだなぁということ。いやぁ、インターネットってすばらしい。字幕と音声を変えれば、P2Pファイル共有の説明にも使えそうなクールな映像が印象的だ。

ちなみに、このコンテストのネタは、TorrentFreakの記事からです。

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