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DRMフリー音楽配信サイトAmie Street、メジャーアーティストと契約

最近はDRMフリーの音楽配信を求める声が日増しに高まりつつある状況であるけれども、メジャーアーティストの多くはいまだにDRMに感染した楽曲でのみ音楽配信を行っている。そんな中、DRMフリーでの音楽配信を行うAmie Streetがメジャーアーティストとの契約にこぎつけたよ、というお話。Amie Streetの価格形態も非常に面白いので、気になる方はTechCrunchのこちらの記事を参考にしてくださいな。

原典:The Lossleee Audio Blog
原題:Where Is All of the DRM Free Popular Music?
著者:The Lossleee Audio Blog
日付: March 17th, 2007
URL:http://www.losslessaudioblog.com/2007/03/17/where-is-all-of-the-drm-free-popular-music/

DRMフリーのダウンロードを求める人々にとって、最大の障害の1つとして、メジャーアーティストの作品の提供が不足していることがあるだろう。誰しもがポピュラーミュージックを聴くわけではないだろうが、web上でのダウンロードのほとんどがメジャーアーティストのものであり、メジャーな楽曲が多くあることが、多くの人達の要求を満たすであろうことは明らかである。

よい知らせとしては、現状が変化するという兆候があることである。まずはじめにUniversal FranceがDRMフリーのアルバムをリリースしたこと、そして現在のAmie Streetである。Amie StreetはDRMフリーの音楽ダウンロードサイトである。最近、そのサイトはAvril LavigneやBarenaked Ladies、Sarah Maclahianといったメジャーアーティスト擁するNetwerk Music Groupとの契約を成立させた。 Barenaked Ladiesは以前、DRMに対する彼らの(訳注:反対)意見を表明しており、このことはそれほど驚くに値しないかもしれない。

Netwerk Music GroupとAmie Streetとの契約は、一部のメジャーアーティストをAmie Streetのコンテンツとしただけではなく、(訳注:DRM問題に対する)多くの注意を引き付けることにもなっただろう。

Amie Streetに関するもう1つの興味深い点としては、その価格構造があるだろう。基本的には楽曲は無料から始まる。それから、より多くの人がダウンロードすることで、98セントを上限として上昇する。ダウンロードは人気に基づいて行われる。今のところ、ユーザはこの新しいやり方を楽しんでいるようだ。

とりあえず、メジャーアーティストであっても、Amie Streetの価格形態の沿って配信が始まるかどうかは微妙なところではあるが、それでもこのDRMフリーの配信サービスに楽曲を提供しようとするところはすばらしい。もちろん、彼ら以外のアーティストの中でも、DRMのようなユーザを縛り付けるような技術に対する嫌悪感や、DRMフリーでの配信の意欲はあるのかもしれないけれど、それが実現していないどころか、その声すらほとんど聞こえてこないのが現状だ。個人的には、とてもすばらしいことを歌い上げていながら、生臭いことにはダンマリなところがすこぶる胡散臭く見えてしまう。

もちろん、DRM問題についてよくわかっていないアーティストも多いということも、根底にはあるのかもしれない。ユーザの側からしてみても、DRMを問題視しているユーザはそれほど多くはないのかもしれない。おそらく、実体験としてDRMによって不便を感じなければ、普通に利用できる程度のものであろう。ただ、かといって黙って見過ごせるような問題でもないわけで、気づいた人にはできるだけ大きな声でこの問題を知らしめて欲しいと思ったりもする。

その意味で、アーティストがこのようなサービスに楽曲を提供する、ということが、単にDRMフリーの楽曲を提供し、ユーザに喜ばれるというだけではなく、この問題を多くの人に気づいてもらえるきっかけになれば、と思う。たとえ、現状ではそれほど問題視するような状況に直面していないにしても、今後多くの配信サービスが登場するたびに、このデバイスでは利用できない、このデバイスでしか利用できない、などという面倒な問題に直面するユーザが出てくるのは避けられなくなるだろうから。

それはさておき、このAmie Streetというサイト、非常に面白い価格形態である。TechCrunchに紹介されている通り、人気が出るほどに価格が上がっていくというシステムのほかにも、購入した楽曲を他の人に推薦することでインセンティブが得られるというシステムもある。このようなリスナーの発掘意欲を煽るようなやり方は非常に面白い。少なくとも、誰も損しないやり方で、みんなが利益を得るのだ。これほどいいことはない。多くの音楽オタクに共通することとして、気に入ったものがあればそれを人に薦めたくて仕方がない、というところがある。そうした部分をいい意味でビジネスに組み込むというモデルが今後も継続して成功していければ非常に面白いし、ありがたいものである。

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