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世界で最もインストールされているP2PクライアントはLimeWire・・・?

LimeWire以前紹介した記事でもほんの少し触れているけれども、世界中のPCに最もインストールされているであろうP2PクライアントはLimeWireであったよというお話。しかし、その調査方法に自体に多少引っかかる部分がありく、結局インストールしているからといって、そのアプリケーションのユーザではないということも考えられる。もちろん、レポート自体は世界中で最も利用されているP2Pアプリケーションとか、世界中で最も人気のあるアプリケーション、と唄っているわけではなく、世界中で最もインストールされているP2Pクライアントとなっているわけで、問題はないのかもしれないけれど。

原典:TorrentFreak
原題:LimeWire Most Installed P2P Application, BitTorrent Clients Runner up
著者:Ernesto
日付: March 28, 2007
URL:http://torrentfreak.com/limewire-most-installed-p2p-application-
bittorrent-clients-runner-up/

LimeWireは全てのWindowsPCのほぼ20%にインストールされている。そして、15%ちょっとのPCにBitTorrentクライアントがインストールされている。これは、Digital Music Newsのデジタルメディアデスクトップレポートによって報告されている。

残念なことに、レポートはパブリックに公開されてはいない。結果に興味のある人は、(私見だが)あまりにひどい、ほとんど役に立たない統計の概要に195ドル支払わなければならない。初めに、レポートの短い要約をして、その後、私を煩わせる問題について説明する。

レポートは、BigChampagnePC Pitstopの提供するデータに基づく。BigChanpagneは、オンラインメディアを追いかける企業で、Billboardオンラインミュージックチャートを手がけてもいる。PC Pitshopは、彼らが提供する無料のオンラインウィルス/スパイウェアスキャンを試すユーザのPCを「検査」することでデータを収集する。このレポートで使用されるデータは、PC Pitshopによって行われたこれらのオンライン診断テストを通じて、150万台のPCのWindowsレジストリとテーブルエントリから収集される。

結果。表のパーセンテージはP2Pアプリケーションのインストールベースを示す。

順位 アプリケーション デスクトップにインストールされている割合
1. Limewire 18.3%
2. eDonkey 18.3%
3. Azureus 3.2%
4. uTorrent 2.7%
5. BitTorrent 2.6%
6. BearShare 2.5%
7. mIRC 2.3%
8. eMule 2.0%
9. BitComet 2.0%
10. Ares 1.9%

以前のレポートでは、以前絶大なる人気を誇った「Kazaaファミリー」であるが、現在では約1.3%程度のPC上にインストールされるのみであることが示されている。FrostWirePandoのようなニューカマーは、それぞれ0.2%、0.3%のインストール率で初めてこのレポートに登場した。

冒頭でも述べたとおり、これらの数値がユーザを反映しているかどうかは非常に疑わしい。まず第一に、インストール率とその利用は一致しない。ある人がP2Pクライアントをインストールしたという事実は、彼らがそれを実際に使うことを意味するわけではない。そして、このレポートは、ファイル共有ネットワークまたはアプリケーションの人気について、多くを述べることが出来ない。実際に、彼らはそれらの主張をしていないのだけれど、しかし控えめにいってもデータを提示する方法は紛らわしい部分がある。

たとえば、uTorrentは圧倒的に利用されてきたBitTorrentクライアントである。平均的なBitTorrent SwarmにおけるPeersの50%以上は、uTorrentを使用している。レポート上では、uTorrentとBitTorrent Mainlineはほぼ同数のPCにインストールされている。しかし、BitTorrent Mainlineクライアントはほとんど利用されてはいない。たとえば、初心者はMainlineクライアントから始めるかもしれないが、使い慣れてくるとよりよいBitTorrentクライアントに移行していくと考えられる。

もう1つの特筆すべき点は、このレポートにおけるuTorrentのデータ収集に関してである。uTorrentはそれ自体をインストールしない。たとえインストーラを使用したとしても、Windowsレジストリを使用しない。では、どのようにしてこれらのuTorrentの統計を導き出したのだろうか?

また、mIRCがファイル共有アプリケーションのTop10に入れられていることもおかしい。私が知る限りでは、多くの人はmIRCをファイル共有以外の目的で使用している。

ここで懸念されることは、この数字には「パワー」がないことを示すものである。彼らは数百万のユーザからデータを収集したかもしれない。しかし、彼らが実際にそのアプリケーションを使用しているかどうかがわからないのであれば、このデータは本当に価値あるものなのだろうか?それよりも、10,000人のユーザを対象にして、彼らがこれらのアプリケーションを使っているのか、どのくらいの頻度なのかを直接問う調査の方が、おそらくより役立つ調査となるだろう。

最後に、レポートを読みたいが、195ドルを支払いたくない人には、Googleバックドアを試すことをお勧めする。疑わしい統計、疑わしいセキュリティ。

まぁ、一番最初に「ん?」と思ったのが、調査方法。このPC Ptstopという無料のオンラインウィルス/スパイウェアスキャンのサイトにいってみたのだけれど、利用に際して、ユーザのデータを利用する、という文面は見当たらなかった。もしかしたら、どこか規約のような部分があってそこに記載されているのかもしれないけれど、多くのユーザはスキャンによって情報を提供しているとは露とも思ってはいないだろう。ってか、そういうやり方ってアリなの?スパイウェアを検出するために、情報抜かれてるんじゃ、どうも腑に落ちないのだけれど。

それはともかくとして、この結果からわかることは・・・あんまりないかなぁ。おそらくTorrentFreakの推測どおり、現在のBitTorrentプロトコルの利用者を考えると、どうもこの結果は納得しかねる部分がある。そんなにLimeWireユーザとeDonkeyユーザが未だに多いのかといわれれば、BitTorrentほどではないだろう、と思うのだけれども。

個人的には、とりあえずインストールしてみた人達が、この結果に含まれているとも思う。この結果は、個々のPCが1つのアプリケーションのみをインストールしているわけではなく、、個々のPCは複数のP2Pアプリケーションを含むだろう。まぁ、そうでもないと、LimeWireとeDonkeyだけで、世界中のPCの40%にインストールされていることになるからね。さすがにそれはありえないわけで。となると、それらのアプリケーションは重複してインストールされていると考えた方がスマートだろう。

しかも、eDonkeyとeMuleを比べてみると、相当の開きがある。いや、普通に知っている人ならば、eDonkeyではなくeMuleを選択するだろう。個人的に、この結果を見て思ったのは、ライトユーザがとりあえず使ってみたアプリケーションが上位に来ていると思われる。とりあえず試しに使ってみた、というものだろう。そして、おそらくこの結果に現れている人達の多くは、今となってはほとんどそのアプリケーションを使ってはいないだろう。要は単純に、アンインストールしていないだけ、といったところだろうか。

まぁ、結果の解釈は人それぞれでよいと思うけれどもね。あなたが思うように解釈できる結果なのだから。

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