2007年04月01日
原典:TorrnetFreak
原題:Government Blocks Torrent Site, Citizens Protest
著者:enigmax
日付:March 18, 2007
URL:http://torrentfreak.com/government-blocks-torrent-site-citizens-protest/
2006年5月、ブルガリア最大のBitTorrentトラッカーの管理人が、2000万以上の著作物へのリンクをインターネット上で公開していたとして、警察に逮捕された。彼が解放されたという事実にもかかわらず、ブルガリア内務省は現在、全てのISPに対して、このTorrentサイトへのアクセスを遮断するよう命じている。
Eliyan Geshevは、ブルガリア最大のBitTorrentサイトArenabg.comの管理者である。それは、ブルガリアで最も訪問されるwebサイトの10傑に入るほどのサイトであった。2006年5月の終わりごろ彼は逮捕され、その間保釈されたかどうかは不明ではあるが、現在のところ彼は釈放されたと報道されている。Sophia市法廷は、「彼の逮捕の根拠が脆弱である」として、Geshevを自由の身にした。彼が退廷しようとしたとき、彼にインタビューしようとしたジャーナリストを警備員が殴った。これについて、ジャーナリストはそれに対して抗議を行うつもりであると述べている。
Geshevがとりあえずではあれ、無実と判断されたにもかかわらず、ブルガリア内務省はBulgarian Telecommunications Company(BTC)に、クライアントのarenabgトラッカーへのアクセスを遮断するよう命じた。組織犯罪対策の最高責任者であるYaborKolevは、全てのISPに対してarenabg.comへのアクセスを遮断するよう命じたと発言している。
ブルガリアは、違法に著作物を配布するサイト管理者に「慈悲を示さない」と約束した。しかし、BitTorrentトラッカーは単にコンテンツを示すだけであり、そのコンテンツをホストしているわけではない。彼らがそれに対してどうしようとしているのかは、まったくもって不明である。サイトへのアクセスを遮断するために、彼ら自身の合法性に対して無頓着になっているようにも思える。
しかし、ブルガリア市民はこの行動指針に対して不満を示しており、Torrentサイトの管理者を支持し、彼が不当に扱われているとして抗議を行うようである。3月15日、主催者はSophia市当局にデモを開く許可を求めた。彼らは、ブルガリアのTorrentサイト管理人に対する、国家による違法な施策に抗議するとしている。
抗議は3月22日、Aleksandar
Nevski大聖堂の前で開始される。
私自身としても、このような検閲のような行為は容認できないなぁ。もちろん、トラッカーサイトが盾にしているような、著作権を侵害するコンテンツを直接扱っているわけではない、という主張は法的には正しい(もしくはグレーゾーンを出ない)ものだとしても、それが今後も是認されるべきものではないとも思う。
ただ、これが問題だとするのであれば、ブルガリア政府の取るべき手順としては、このようなトラッカーを間接的な著作権侵害とする、または著作権侵害の幇助を行ったとする法律を成立させるのが筋だろう。もちろん、そのような方針もあるのだろうけれども、かといってフライングでやってよいことではないだろう。
ミイラ取りがミイラになる、ではないが、グレーゾーンのことに対処するのに、自らもグレーゾーンに落ち込むのはどうも解せないなぁ。



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