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LimeWire、商業音楽配信サービスに着手か

LimeWire 現在、RIAAとの戦いを続けるLimeWireが、ついに有料音楽配信に乗り出しそうだよというお話。といっても、公式の発表ではなくリークなのだけれどもね。とはいえ、RIAAから訴えられる前にはビジネス化に対して前向きな姿勢を示していたし、前に紹介した記事でもLimeWireが合法的な購入オプションを模索していることもLimeWire関係者の口から述べられていた。そして、昨今のBitTorrentプロトコルを利用した商用配信サービスの展開を考えると、そこまで突飛な話ではない。もちろん、現在法廷闘争の真っ最中の4大メジャーではなく、インディペンデントとの提携になりそう。

原典:Listening Post
原題:LimeWire Readying Digital Music Store
著者:Eliot Van Buskirk
日付:April 13, 2007
URL:http://blog.wired.com/music/2007/04/limewire_readyi.html

世界中のPCの18.71%にインストールされているというP2Pプログラム、LimeWireが、デジタルミュージックストアの展開について、複数のインディーレーベル、レーベル配信業者と交渉を行っている。他のファイル共有プログラムと同様に、LimeWireも法的な問題に直面している。しかし、彼らが運営を停止せずに済んでいる理由としては、以下のようなものが考えれるだろう。

ある内部情報筋によると、LimeWire Groupの最高責任者であるMark Gortonは、数年スパンの長い訴訟に備え、さらにそのためにより安全な防衛策をとっていたようだ。さらにRIAAに近い情報筋にもまた、同社が故意に著作権侵害を推奨した証拠となるような「内部メール」も「内部文書の痕跡」も見当たらないことを指摘している。これらは法廷における予備的陳述の際の重要な構成要素となる。

この状況に近い関係者によると、メジャーレーベルとの訴訟が進行中にもかかわらず、他のレーベル-大きいところではDMGi、IODAyやOrchardなど-が、LimeWireとの提携に関心を示しているようだ。LimeWireは、

巨大なユーザベースをうまく利用できなかったiMesh、Napsterなどを反面教師にして、巨大なユーザベースを原動力にしていく計画を練っている。
これらの提携協議に近いところにいるオブザーバーは、LimeWireの提供するP2P技術を「ロケットシップ」、来るべきデジタルミュージックストアを「列車」とたとえることには、非常に懐疑的である。

しかし時として、前に進むために、まず初めに一歩後退するということはある・・・おそらく、LimeWireはiMeshやNapsterの教訓を活かして、オーディエンスを手放すことなく、音楽の販売を開始することが出来るだろう。

iMeshはともかくとして、かつては世界で最も利用されたP2PクライアントであったKazaaが、全くそのユーザベースを利用できず、結果として音楽産業に白旗(約120億円)をあげたことを考えると、今のところはLimeWireが賢い戦略をとっているといえるのだろうか。たとえ、その大半が違法ファイル共有ユーザであったとしても、少なくともコンテンツを求めていることには変わりはない。そのポテンシャルが見せ掛けであったとしても、交渉次第では多少は有利に働いたのかもしれない。まぁ、当時の音楽業界にそんなことを聞く耳があったかどうかは、考えるべくもないけどね。

さて、そんなLimeWireだけれども、ようやく新たな展開を向かえそうだ。おそらくはBitTorrent.comやAzureusとは異なる仕組みを持ち出してくることが予測される。まぁ、勝手な推測だけれども、少なくともGnutellaはその仕組み上、BitTorrentほど効率的な転送というのは難しい。となると、別の部分でのアドバンテージが必要になることは明白である。

となると、多くの人に共有され、転送を手助けしつつ、そこにアドバンテージを求めるとすれば、おそらくは共有することがメリットになる仕組みが必要になる。つまり、共有し、転送に貢献することでクレジットを発生させる、というシステムがあれば、その両者を達成することができるというわけである。もちろん、これは新たな試みでもなんでもなく、(ソースは忘れてしまったが)P2Pファイル共有を利用した音楽配信サービスで同様のシステムを持っているところが既にある。

おそらくは、いや願わくばそういうサービスになってくれればなぁと思うわけです。むしろ、WinMXやSoulSeekのようなHybridP2Pでこそ、こんなシステム(ファイル共有型配信サービス+ソーシャルネットワークコミュニティみたいな)で音楽配信サービスがなされれば、音楽ファンにとって非常に望ましいなぁと。あ、DRMもなければなおいいなぁ。


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