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ハリーポッター最終作のフェイクtorrentファイルが二次創作者を困らせる

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US) 現在、Harry Potter and Deathly Hollows(ハリーポッターと死の聖人)というハリーポッターシリーズ最終作の名がつけられたフェイクファイルがBitTorrent上に流れているらしい。しかし、そのファイル自体は、けっしてリークされたものでもなく、単なるハリーポッターファンの二次創作物であった。しかし、そのことがこの二次創作者を困惑させ、心配させてもいるよ、というお話。かなりの数がダウンロードされているらしく、創作者は、ハリーポッターの二次創作者コミュニティに迷惑をかけたとか、このことによってハリーポッターの作者の弁護士から眼を着けられるのではないかと心配している。ただ、作者自体は二次創作に対しては、非常に寛容な人らしく、後者については安心してもいいのかもしれない。

原典:TorrentFreak
原題:Harry Potter BitTorrent Fake Upsets J.K. Rowling Fan
著者:enigmax
日付:April 21, 2007
URL:http://torrentfreak.com/harry-potter-bittorrent-fake-upsets-jk
-rowling-fan/

P2Pから、リリース前の作品を得ることは、一部のファイル共有ユーザにとって、非常に刺激的な経験となりうる。残念なことに、ハリーポッターシリーズ最終章のリークされたコピーを欲しがっているBitTorrentユーザは、全く持って彼らの望んでいるファイルを手に入れられていない。

現在、BitTorrentを通じて配信されている、J.K. Rowlingのシリーズ最終章のコピーとされているファイルは、「Harry Potter and Deadthly Hollows(ハリーポッターと死の聖人)」のコピーではなく、Melindaleoによって書かれた「Seventh Horcrux」と呼ばれるポッターファンの二次創作であった。

ハリーポッターの熱心なファンであるMelondaleoは、彼女の作品をインターネット上に無料で提供している。しかし、彼女は自身の作品の宣伝のために、.torrentファイルをリネームしたことは否定している。

Makindaleoは、不注意にも彼女のコミュニティに汚名を着せてしまったことを気にかけ、「私がすべての二次創作小説を台無しにしているのではないかと、ナーバスになっています。」という。彼女はまた、彼女がRowlingの弁護士に目をつけられるのではないかと心配している。これは、そのtorrentのアップローダであれば、心配する必要のないことだろう。

2004年に話を戻そう。J.K. Rowlingは、ファンによるハリーポッターの二次創作や、それをオンラインに置きたいという要望に、承認を与えている。彼女のスポークスマンによると、彼女は自らのキャラクターをベースにして、「自分自身のストーリーを書きたいという人々に、思いがけず喜んで」いたようだ。

リークされることで困惑する人は、一次製作者だけではなく、リークを偽ってフェイクファイルにされた創作物の作者であることもあるのだなと思った次第です。ちょっと前からファイル共有を行っている人なら、ジャッカルのことでも思い出したんじゃないでしょうか。

ジャッカルというのは、映画などのフェイクファイルとしてリネームされた自主制作映画。これをつかまされた人の大半は、捏造つかまされた~!と悔しい思いをしたそうなのだが、一部のコアな人達は、ジャッカルの方が気になるというので、一躍人気の出た不思議な映画である。個人的には、見るに耐えない自主制作映画だなぁと思ったりもしたのだが、見ていくにつれ、あまりにくだらないことを何本も取り続ける彼らの熱意がツボに入ってしまい、しばらく収集していたという記憶がある。確か全エピソードで200本以上あった気がする。一体どこの誰が、何の意図でばら撒いていたかは定かではないが、これはこれでなかなか面白いものであった。

それはさておき、ハリーポッターのお話。何とも可哀想なことに、ハリーポッターが好きで、そのキャラクターを使って二次創作を行っていた人の作品が、このように悪用されてしまい、それによって罪悪感や不安を感じているというのは、非常にやるせない。リネームしてアップロードした張本人はイタズラのつもりかもしれないが、それなら空ファイルでもよかったと思うんだけどね。少なくとも、このような行為は、ハリーポッターの作者に失礼なだけではなく、この二次創作者に対しても失礼ではないかと。

ただ、ハリーポッターの最終作だと思ってダウンロードした人も、出来ればこの作品を読んでみてはどうかなぁと思ったりもする。もちろん、全ての二次創作が優れているわけでもなく、この作品がそれほど面白くもない自己満足の同人かもしれないけれど、それでもジャッカルのような不思議な感覚を味わえるものかもしれない。まぁ、いい機会なのかもね。

それにしても、ハリーポッターの作者って理解がある人なのね。個人的にはビジネスという点で考えても、二次創作を奨励することは、メリットはあってもデメリットはそれほどないものだと思う。むしろ、二次創作を拒絶する業界体質の方が、デメリットを産んでいるなぁと思うわけです。ただ、お互いにやりすぎはよくないわけでね、何事もバランスです。

しょっちゅうバランスが大事だといっているけれど、個人的に思うところとしては、片方にバランスを傾けるというやり方ばかりをとることが、結果的には両者共にだめにしてしまうことの方が多いということです。MIDIのときもそうだったと思う。両者が共に利益を得られることを考えること、それが相乗的な効果を生み出す・・・って最近じゃ当たり前のことなんだけどね。どうもその辺の理解がなってないというか。

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