2007年04月27日
EMIとAppleとの提携によって、一部の人は本当にSteve JobsはDRMフリーを望んでいるんだ、という考えをもったかもしれない。しかし、そのような考えに対して、実際に100万曲以上楽曲がDRMフリーで配信可能であるにもかかわらず、それには一切触れないってのはどういうことなんだ?と疑問を呈しているよというお話。それに対して代わりに答えるなら、あまりビジネスにならなそうだから、といったところだろうか。それもあながちないわけではないだろうが、本心を言えばDRMフリーは望んじゃいなかった、というところだろうか。ずるいところを見せないのも、Steve
Jobsの成功の秘訣なのかしら?
原典:hypebot
原題:Does Steve Jobs Really Want DRM Free Music?
日付:April 24, 2007
URL:http://hypebot.typepad.com/hypebot/2007/04/does_steve_jobs.html
Steve Jobsが、メジャーレーベルにEMIに続いて、DRMフリーに移行するように懸命に働きかけている、なんて話がしょっちゅう報道されているのを見る。そして、多くの人が、音楽産業にコピープロテクションの使用をとめるよう求めているSteveのマニュフェストを挙げる。でも、みんなが見逃している事実がここにある。
なぁ、Steve。言うことは言ったろ?後はやるだけだ。
Steve JobsがDRMフリーな楽曲をiTunesで販売することを本当に望むなら、彼は明日にでも100万曲以上なプロテクトされていない楽曲を提供することができる。
eMusic、InSound、7Digitalやその他のサービスを通じて、多くのインディペンデントレーベルは既にプロテクトされていないコンテンツの提供をしているし、それは市場全体の30%にもなる。そんな人たちは、DRMフリーの曲を販売することで、iTunesで販売されているメジャーレーベルとの競争におけるアドバンテージになると考えている。なぁ、Steve。言うことは言ったろ?後はやるだけだ。
DRMに関連した流れが変われば、Appleは多くのDRMフリーなインディペンデントアーティストの楽曲を配信し始めると思う・・・というのも早合点かしらね。Appleが守りたいのはDRMだけじゃなかったりする。99セント固定での配信形態も死守したいところだろう。だからこそ、(本当の)インディペンデントなアーティストの楽曲を配信することはビジネスにならない。だって、他のプラットフォームの方がはるかに安い価格で提供しているんだもの。結局は、DRMによるiTunes-iPod体制を維持したいのと、99セントモデルを継続したいからこそ、既存のDRMフリーの楽曲はあまり魅力がないと考えるのだろう。
消費者にとっては、DRMフリーかつ安価に提供してくれた方が嬉しいけどね。個人的には、音楽ってのは、何曲あればもういらない、という類のものではないと思っている。たとえ安価に購入できたとしても、音楽ファンであればそれで浮いたお金でさらに音楽を購入するだろう。
でも、現状ではB’zの曲だけあればあとはいらない、って感じの人を相手にしてきた(むしろ、育ててきた)わけだから、そうも言ってられないのだろうけれどもね。で、その道の行き着く先は?



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