2007.04.28 Sat
Nine Inch Nails、The Pirate Bayから音源をリリース
先日、著作権侵害警告をパロディ化した警告文を載せているよと紹介したNine Inch Nailsだけれども、今度はThe Pirate Bayから音源ソースを配信しているよというお話。このような配信はYearZeroのリリースにあわせて、好きに作ってくれってなもんで音源をリリースしているのだけれども、今回はそれをTorrentでの配信、しかもそのTorrentをわざわざThe
Pirate Bayに置いているというのがまたシニカルな感じだ。現在、Nine Inch Nailsの公式サイトには、以下のように掲示されている。

簡単に訳すと「YEAR ZEROをStealして(盗んで)くれているご褒美に、君たちにダウンロード可能な、次のマルチトラックオーディオファイルを用意した。」ってところ。このような音源(ミックス前の全てのチャンネルの音源)の配信は、先月から行われているようで、俺たちの音源を使って新しいものを作れ、というメッセージのようだ。で、そのときには、これからもYear Zeroの音源をこんな形でリリースしていくから楽しみにしていろよ、ということだったのだが、今回はよりにもよってThe Pirate Bayを使って、Torrent配信をしているのだから面白い。表立っては明示されていないが、Torrentのリンクをクリックすればわかるだろう。

Stealという言葉は、なんとも意味深な使われ方をしているが、1つには音源を利用して新たな作品を作っていることを評して、もう1つには、BitTorrentなどで剽窃されていることを茶化してといったところだろうか。BitTorrentでの配信に絡めてという側面もないわけではないだろう。
今回、公開している音源は「Capital G」「MyViolent Heart」「Me, I'm Not」の3曲。上記の画像からもわかるように、MacのGarageband 3フォーマット、またはLogicフォーマットでの配信(画像上のリンク)、他のアプリケーションの汎用フォーマット(Wavファイル; 画像下のリンク)での配信を行っている。
しかし、前回違って今回は汎用フォーマットとしてwavファイルの配信を行っており、前回同様にサーバー/クライアント方式の配信では負荷に耐えられないという問題があったのだろう。そのために、汎用フォーマットのほうはTorrentでの配信になったと思われる。
とはいえ、そのTorrentをThe Pirate Bayを利用して配信するというのもなかなか彼らしい。The Pirate Bayが、その他星の数ほどあるトラッカーと異なるのは、彼らが常に確信的であるというところだろう。おそらくはわざわざそこを選んだのだと思われる。
さらに面白いのは、汎用フォーマットのところに注釈が付いていて
VIA TORRENTS YOU CERTAINLY KNOW HOW TO USE
(Torrent経由で。使い方は十分知っているだろう?)
だって。らしいなぁ。ということで、Nine Inch Nailsとのマッシュアップを誰でもが楽しめるという状況だ。これを使って新たな創作に励むのもいいだろうね。










Torrentはなかなか面白い使い方ができますよね
前回GarageBand用のオーディオ・ファイルを公開したときも話題になりましたよね。楽器屋のDTMコーナーに行くといっつも「Only」がデモ代わりにかかってます。
…BitTorrentインストールしてみようかな。うまくリミックス出来たら自分のサイトで公開してみます。
| ParanoiacJokerman | 2007/05/20 00:14 | URL | ≫ EDIT