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タイ政府、国王を侮辱したとしてYouTubeを訴える方針、YouTubeユーザは表現の自由の侵害として反発

YouTubeが訴えられる、というと現在のViacomとの一件のような著作権がらみのことかと思うかもしれないけれど、今回はそうではなく、タイの軍事政権が、プミポンアドンヤデード国王に対して侮辱的なビデオを掲載しているとして、YouTubeを訴える予定らしいよ、というお話。

physorg.comによると、タイ情報省のスポークスマンVissanu Meeyoは「我々は、webサイト(YouTube)に対して法的措置を取ることを考えている」と語っているようだ。君主に対する侮辱は最高で懲役15年が下されることになるという。タイでは、このビデオがアップロードされた4月からYouTubeへの国内からのアクセスを遮断している。当のこのビデオは、国王の顔の上に女性の足が乗っかっているという、タイ国王をからかったものであったらしい。タイでは足は最も不浄の部位であり、それを国王の顔の上に乗せるとは何事だと。

また、その遮断の数日前には、国王の写真を侮辱した(落書き)としてスイスの57歳の男性に懲役10年の刑を言い渡している(その後国王の特赦を受け、国外通報された)。とはいえ、国王自身は絶対的な権力を持っているわけではなく、象徴としてタイを統治しているといったところではあるが。むしろ、国民の敬意を利用しようとしている政府や軍部によるところが大きいのだろうけれどもね。実際、クーデターの後、不敬罪を理由にして、政府への批判を封じ込めようという動きもある。

ただ、タイ国民の国王への尊敬の念が強いのも確かで、このYouTubeの動画がアップロードされてから、タイからのアクセスは5万件にものぼり、国内の反応としてはショックや怒り、作者に対する非難が多かったという。

タイ国内ではこんな感じであるが、一部のYouTubeユーザは、これをタイ政府による検閲と捉え、そしてそれに屈したYouTubeへの批判を行っている。上述した、スイス人男性に対する判決もあいまって、タイは表現の自由すら許さないのか、という批判があがっている。そして、削除を望むタイ政府の要望に抗するためか、さらに多くの国王を侮辱するクリップが製作され、YouTube上にアップロードされている。

この矛先となるべきはタイ政府だと思うのだけれども、残念なことに国王自身も民主主義の敵として見られてしまっているようだ。個人的には、対国民の感情も理解できなくはないのだけれど、YouTubeを訴えるとしているタイ政府の方針は、国王への敬意というよりは、彼ら自身の不敬罪を利用した弾圧を正当化するために行われるのではないかと思う。

侮辱かパロディか、その線引きは難しいけれど、少なくともその判断はユーザ間で交換されるべきことかなと思う。タイによる検閲への返答として、以下のビデオがアップロードされている。



判断が難しいところだけれども、政府が乗り出すことでもないと思うけれどもね。おそらく、コレはスイス人男性の判決に対する抗議という意味合いが強いだろう。問題になったビデオも見つかることは見つかったのだけれども、そちらのほうは伏せておきます。上記のリンクから見れますので、興味があればどうぞ。一応、上記のビデオに対する返答として、以下のビデオが投稿されている。



安倍ちゃんが落書きされているのは面白いなぁと思うのだけれども、確かに天皇陛下が落書きされているのは違和感を感じる。ここに載せておいていうのもアレだけれどもね。ただ、少なくともタイ国民も同様の(むしろそれ以上の)反発を持ったわけで、やや過剰な反応かなぁという部分もあるだろうけれど、あまり気持ちのいいものではない、ということも理解してもらえたかしら。

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