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BSA調査:若者の著作権侵害的ダウンロードの減少、3年前から半減

BSAの調査によると、若者(8~18歳)のデジタル著作物の違法ダウンロードが、この3年で24%も低下しているよ、というお話。ソフトウェア、映画、音楽、ゲームのダウンロードが、若者の間で半減していることが調査の結果わかった。BSAは、子供たちを著作権侵害に関わるダウンロードを抑制する要因として、親の存在をあげており、子供のインターネット利用をしっかりと把握することが子供たちをそのようなダウンロードから引き離すのだ、といえるのかもしれない。とはいえ、それが子供たちの間での違法なインターネット利用を減少させていることと、どう関わっているのかは不明である。親がこれまで以上に気にかけるようになった、ネット利用者としての若者(8~18歳)に占めるGeek(ヲタク)の割合が変化したから、合法的なサービスの多様化によって違法なサービスを利用しなくなった、などなど考えられはするけれど、やはり推測に過ぎないかな。

原典:Aviran's Place
原題:Study:Illegal Downloading Among Youth Drop
著者:Aviran Mordo
日付:May 22, 2007
URL:http://www.aviransplace.com/2007/05/22/study-illegal-downloading-among-youth-drops/

Business Software Alliance(BSA)によって公表された最新の全国調査の結果によると、若者(8~18歳)によるデジタル著作物の違法ダウンロードが、この3年で24%低下していることが示された。2004年に実施された調査では、60%の調査参加者が、ソフトウェア、音楽、映画、ゲームを代金を支払うことなくダウンロードすると報告していた。2006年には、そのパーセンテージは43%に低下した。そして2007年、そのパーセンテージは36%に低下した。

若者は、親の不注意が重要な誘引となることを報告しており、これが彼らのオンラインでの行動におけるキーファクターであることが示された。調査参加者たちは、支払うことなくインターネットからデジタル著作物(たとえばソフトウェア、音楽、映画、ゲームなど)をダウンロードするときに、何を心配するかという質問に対して、誤ってコンピュータウィルスをダウンロードしてしまうこと(62%)、法的問題に巻き込まれること(52%)、誤ってスパイウェアをダウンロードしてしまうこと(51%)が不安であると回答している。第4位となった、両親との間で問題になることへの不安(48%)は、2006年の40%から増加している。

「この調査は、子供たちのオンラインでの行動に、両親が非常に強い影響を及ぼし、それが増大していることを示している。しかし、近年見られるダウンロードの減少が励みになる一方で、若者たちは依然としてオンライン上であまりに多くの危険を冒している。私たちは、両親が、子供たちがオンライン上で正しい選択をするのを手助けするという役割を、これからも真剣に果たしていってほしい。」とBSA 広報担当副社長 Diane Smiroldoは語る。

2007年の調査結果と、2004年、2006年の結果との比較は以下の通り。

  • 対価を支払うことなくソフトウェアをダウンロードした子供たちのパーセンテージが減少:違法ダウンロードの報告は2004年の22%、2006年の14%から、2007年には11%に減少
  • 2007年調査では、30%の若者が対価を支払うことなく音楽をダウンロードしたと報告、2006年では32%、2004年では53%
  • 2007年調査では、8%の若者が対価を支払うことなく映画をダウンロードしたと報告、2006年では10%、2004年では17%

その他の重要な発見:2007年の調査における、(訳注:ネット行動において)両親の監督下にない若者とある若者を比較。子供たちは以下の傾向を示す。

  • Webサーフィン(非監督下87% vs. 監督下63%)
  • ネット上での購入(非監督下55% vs.監督下19%)
  • ソフトウェアのダウンロード(非監督下52% vs. 監督下19%)
  • 支払いのない音楽ダウンロード(非監督下47% vs. 監督下16%

まぁ、もちろん両親の影響とも考えられるのだけれども、一般的に考えると、webがより普及したおかげといった側面もあるのだと思う。ようは普通の子もインターネットを活用するようになってきた、ということ。結局は、母数が拡大することで、Geekの割合が減ったってことなんじゃないのかしらと思うのだけれどもね。

早いうちに海賊ダウンロードに飛びついたGeekと、普通にインターネットを始めた子の違いってところかしら。なので、どちらかといえば、割合ではなく、実数で見た方がいいかなと思ったりもする。母数が増えれば割合が減っても数は増えてることもあったりするわけで。

と考えてしまうのも、じゃあ何か子供たちのネット利用を変えるような変化ってあったかな?と。ここでは、親の存在が非常に重要だと主張されているけれど、じゃあこの3年で親が厳しくなったとか、自分の子供のネット活動を監視するようになったのかというと・・・そんなこともなさそうだよなぁというのが実感。もちろん、RIAAによる子供たちを対象にした訴訟や、子供の行為に対して親に責任を求める訴訟などの影響で、親が厳しくなった、とも考えられないわけではないけど、そういう報道も聞いたことないしなぁ。 まぁ、Warner CEOの子供まで違法ファイル共有をしているくらいだしねぇ。

とはいえ、3年前に比べて割合的には著作権侵害に関連したダウンロードが半減していることを考えると、いかに希釈されたとはいえ、若者層の利用の割合が5割も増したわけではないだろうなぁ。とすれば、実際に違法ダウンロードが減少しているのかな、とも思ってしまう。

で、最初に戻ってしまうわけだ。一体何が原因で違法ファイル共有が減少しているんだ?と。親のリテラシーが上がっているのかな?よくわかりません。合法的なネットサービスの増加、かな?うーん。

あ、そうそう、ちょくちょく違法ダウンロードって言葉を使っているけれど、ダウンロード自体は合法であるところが多いというのは、理解したうえで使ってますので、ご了承くださいな。意味合いとしては、著作権侵害等違法行為に関わるダウンロード、ってことで。まぁ、違法なアップロードに付随したダウンロード、みたいな感じで考えてくれるとこれ幸い。

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