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パイレーツオブインターネットことThe Pirate Bay:パイレーツオブカリビアンのための特設ロゴをトップに

The Pirate BayThe Pirate Bayが、現在公開中のThe Pirate of Caribbean: at the World's Endのリリースを記念して、特設ロゴを掲げているよ、というお話。そのロゴが非常に馬鹿らしくて、「Pirates of Internet: at Intellectual Property's End」などと書かれている。丸パクリなところがやはりPirate Bay魂といったところなんでしょうか。The Pirate Bayはこれまでいろんなことをしていたのだけれど、そのたびにトップのロゴをいじって遊んでいる。それを紹介しつつ、彼らの信念を考えてみたい。

原典:TorrentFreak
原題:Pirates of the Internet, At Intellectual Property's End
著者:Ernesto
日付:May 29, 2007
URL:http://torrentfreak.com/pirates-of-the-internet-at-intellectual-propertys-end/

これまでも論議を巻き起こしてきたThe Pirate Bayが。再びハリウッドを挑発している。彼らは超大作映画「パイレーツオブカリビアン:ワールドエンド (Pirates of the Caribbean: At Wrold's End)」のTorrentにリンクの張られた新たなロゴを、サイトトップに掲載している。また、さらに刺激的なこととして、彼らは新たな、そして改良されたPirate Shopにおいて、ロゴ入りTシャツの販売を行っている。

The Pirate Bayは本当にジャック・スパロウとその海賊たちの大ファンではないことがよくわかる。

「ハリウッドは、我々海賊を、"共感的な冒険者だがキチガイ"だと描くことによって嘲笑しようとしている。まぁ、間違いではないのだが、21世紀の真の海賊は、海ではなくtorrentに乗っているんだよ。」



コンテンツオーナーたちを挑発するために、サイトのトップページをいじくるのは、彼らにとっては初めてのことではない。AppleのOS X x86がリークされた2005年7月には、サイトトップのロゴを"the Pear Bay(訳注:Pearはナシのこと。リンゴを揶揄しているのかと)"に書き換えて、リークされたファイルのTorrentをリンクさせた。また、同月にはThe Pirate Bayの新たなサイト、The Grand Theft Bayの開始にあわせ、Grand Theft Autoにインスパイアされたロゴをトップページに載せている。彼らのロゴがクリエイティブだということはさておき、TPBは著作権者からの(訳注:torrentの)削除要請には、はしゃいだ反応をすることで知られている。

このような海賊的な態度によって、より多くのメインストリームメディアがThe Pirate Bayを取り上げることとなった。その結果、The Pirate Bayの管理者は、自らの意見を表明する機会を得たのである。少し例を挙げれば、Sunday Times, Vanity Fair, Forbesなどなど。The Pirate Bayはこのような広告のおかげで、現在400万以上のtorrentを保持している。さらに、パブリックな.torrentファイルのほぼ50%がThe Pirate Bayによって保持されてもいる。

海賊の面目躍如といったところでしょうか。Pirates of the Carribean; at the World's Endのパロディとして、Pirate of the Internet; at the Intellectual Property's Endとしているわけです。念のため。

まぁ、結構頻繁にThe Pirate Bayのトップは書き換えられていて、ちょくちょく見てみると面白かったりもする。先日のHD-DVD暗号解除キー騒動のときも、ちゃっかりトップにあの数字を並べていたり。なんとも、そういうところには目ざといところもある。

また、上記の例だけではなく、オスカーサイトを立てたときもユーロビジョンサイトのときも、それぞれ独自のトップロゴを掲げリンクをはっている。この記事にもあるけれど、Tシャツストアの開始の際も、Tシャツを着た管理人のロゴだったし。これまでで一番面白かったのは4月1日の北朝鮮大使館へのサーバの移転というジョークのときのロゴ。その辺のロゴコレクションは、こちらに保管されております。なかなか楽しい。早速今回のロゴも保管されているのだけれども、そのパイレーツオブカリビアンをパロディ化したロゴの下に、「新しい映画をリリースするよ!なんだかわかるかな?」と書かれている。冗談と取るか、挑発と取るか。

などとくだらないことはともかくとして、The Pirate Bayの挑発行為はとどまることを知らない。今回のパイレーツオブカリビアンにしてもそう。その彼らの根底にある信念は、このパロディのロゴにもあるとおり、「知的所有権の終焉」なのである。私自身、The Pirate Bayに興味を持っているのは、そこを利用しているからというわけではない(たぶんNINの音源を落としたとき以外、トラッカーとしては使ったことがないかもしれない)。むしろ、彼らの主張と、彼らの行き着く先に興味がある。

彼らの主張は、著作権や知的所有権など不要だ、ということ。著作権を含む知財の話になったときに、まずほとんどの場合は、著作権、知的所有権ありきで話が進む。私もそうだ。少なくとも、それが存在することが当たり前の前提となっている。しかし、彼らはそうではないらしい。はなっから論点が違うのである。著作権なんていらねぇよと。

それを各メディアで堂々と発言し、それに即した活動を続けている。もちろん、何か他の狙いがあるのかもしれないが、著作権など要らない、と言い切れる存在というのは、そうそうお目にかかれるモンじゃない。

私はThe Pirate Bayに、現在の著作権制度をしゃぶりつくしている人達と同じだけの無謀さを感じている。もちろん、ベクトルは真逆だけれどもね。だからこそ、興味を抱かずにはいられない。このまま行くと音楽業界に先はない、といってるのと同じように、私はこのまま行ってもThe Pirate Bayに先はないと思っている。ただ、その中で彼らは何をしていくのか、何を残すのか、それを私は見ていきたい。

まぁ、それ以外にもコイツら面白いことばっかり考えるなぁという単純な興味もあるけれどね。

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