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BitTorrent Inc.、SDKをリリース:BitTorrentプロトコルのデバイスへの組み込みを促進

BitTorrnet IncBitTorrent Inc.がデバイスへのBitTorrentプロトコル組込を促進するために、SDKをリリースしたよというお話。これによって、NAS、セットトップボックス、デジタルメディアアダプター、ルータといったデバイスに、BitTorrent技術が組み込まれることが、さらに促進されることになるかもしれない。これはBitTorrent Inc.が以前から目指していた戦略に一致するものであり、それによってユーザはより迅速かつシームレスなエンターテインメントコンテンツの流通を得ることができるかもしれない。もちろん、違法なものではなく、合法的なものとして、それを期待しているけれどもね。 それにしても、恐るべきは違法ファイル共有の雄たるBitTorrentをここまでの位置にまで押し上げたBitTorrent Inc.とAshwin Navinの才覚だろうか。

原典:ZeroPaid
原題:BitTorrent Releases SDK for Next-Generation Internet Devices
著者:soulxtc
日付:June 19, 2007
URL:http://www.zeropaid.com/news/8857/BitTorrent+Releases+SDK+
for+Next-Generation+Internet+Devices

BitTorrent Inc,は、家電デバイスのためのそのソフトウェア開発キット(SDK)を公開した。BitTorrentのソフトウェアライセンシングとそれに関連したデバイス認定プログラムの目的は、家電メーカーがBitTorrentプロトコルをデータ転送に組み込むことによって、優れたエンターテインメントエクスペリエンスを提供することをサポートすることである。

BitTorrentは、ハードウェアメーカーがNAS、セットトップボックス、デジタルメディアアダプター、ルータといった製品と統合したコンテンツ転送サービスをバンドル、最適化、埋め込み、開発することを可能にしている。無線および有線ネットワーク、ストレージ、メモリソリューションの開発、製造を専門とするBuffalo Inc.は、同社がBitTorrentプロトコル機能を次世代のNASデバイスに統合する計画を発表した。そのコラボレーションの一部として、Buffaloは、BitTorrentのデバイス認証プログラムにも参加する。それは、ハードウェアと拡大を続けるBitTorrentベースのユーザ、商業サービス、そしてマーケティングやブランド化の機会をシームレスな共存を提供する。BitTorrentは、チップメーカのMarvell SemiconductorsやiAdea/Star Semiconductor、そしてASUSTeK, Netgear, Planex Communications、そして QNAP Systemsと手を結んだ。

「私たちは、BitTorrentをブロードバンドの次の『キラーアプリ』と見ています。そして、この機能を私たちの製品ラインにより密接に統合することによって、最良のデジタルエクスペリエンスを提供する付加価値製品の購入に、消費者は促されるでしょう。我々のNASデバイスがBitTorrentの認証を得ることは、インターネット上のリッチコンテンツにアクセスし、それを楽しむための高性能かつシンプルなユーザエクスペリエンスを提供することを、ユーザに約束するということです。」とBuffaloのプロダクトマーケティング担当副社長、佐野守計は語る。

「現状では、BitTorrentは既にWebにおけるリッチコンテンツデリバリーのスタンダードとなっています。つまり、発達を続けるエコシステムは、映画や音楽、ゲームを楽しむための、非常に速く、直感的かつシームレスな方法を提供するという、我々の展望を支えるものです。それがBuffaloのNASデバイスであれ、セットトップボックスであれ、ワイヤレスルータであれ、その他のいかなるパートナー製品であれ、『BitTorrent認証』は例外なく、よりよいデジタルエンターテインメントエクスペリエンスを示すでしょう。」とBitTorrent Inc.の共同創業者兼社長Ashwin Navinは語った。

ZeroPaidの元記事はこちらかと思われる。
BitTorrent Releases Software Development Kit for Next-Generation Internet Devices - EETimes

Ashwin Navin、ずいぶん大きく出ているなぁ。まぁ、それでも数多くのデバイスメーカーとの提携を果たしていることを考えると、あながちいいすぎとも言い切れないのかもしれない。とはいえ、彼の言っていることは以前からBitTorrent Inc.が主張してきたことでもある。

デバイスにBitTorrentを組み込むこと、今回のSDKのリリースもそれをさらに加速させるためのものなのだろう。BitTorrent.comでは配信ビジネスをスタートさせているBitTorrent Inc.ではあるが、彼らのもう1つの目的は、BitTorrent配信技術の提供であるとしている。(その辺は、BitTorrent開発者Bram Cohenのインタビューなどで語られている)

これまでのところ、今年はBitTorrent Inc,にとって飛躍の年だとしたAshwin Navinの発言どおりの展開になっているだろう。合法的なBitTorrentプロトコルの利用はますます一般的な利用に向かいつつあるし、BitTorrent Entertainment Networkもローンチした。そして、SDKをリリースし、更なるデバイス組み込みの促進を図っている。今のところ、程度はともかくとして順調に進みつつある。

そして、数多くのデバイスに組み込まれるようになれば、PCという垣根を越えたBitTorrentプロトコルの利用が促進されることになる。ますますもって、コンテンツの流通は促進されることになるだろう。そうなったときにも、ISPはこれまでどおりの帯域制御(いわゆるP2P規制)を続けられるのだろか。

いやはやそれにしても、数年前にBitTorrentがこうなることは誰が予想しえただろうか。もし、Ashwin NavinがBram Cohenの前に登場しなければ、Bramは今でもTシャツを売り続けていたか、法廷に立っていたかなのだろうね。

関連エントリ
BitTorrent開発者Bram Cohenへのインタビュー
BitTorrent社長Ashwin Navinが語る「BitTorrent」の今後
Ashwin Navin、BTStore・DRM・BitTorrent.comを語る
CES DRMディスカッション:Ashwin Navin、「人々を違法ファイル共有に駆り立てているのはDRM」
BitTorrentサイトと競争するBitTorrent Storeに勝ち目はあるのか

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