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The Pirate Bay、新たな規約を導入:「アンチ海賊行為団体は許可を得てフェイクTorrentを配布してください」

The Pirate Bay今回もまた、MediaDefenderが絡んでいる話なのだけれども、The Pirate BayがMediaDefenderをはじめとするアンチ海賊行為団体が、同トラッカーを悪用しているとして、許諾なくユーザのトラッキングやFlood等の目的でトラッカーを利用することを禁ずるという規約を設けたよというお話。おそらくは、これらの企業によって、フェイクTorrentをばら撒き、それによってユーザを追跡する、目当てのファイルにたどり着かせない、という戦略に、The Pirate Bayのトラッカーが用いられてきたのだろうけれども、それらを直接禁止する規約を立てて対抗してきたというわけ。規約では、許諾を得て、利用料を支払うことで利用できるかのように書かれているが、当然彼らは許可など出すことはないだろう。もちろん、海賊が作ったルールなんか守ってられるか馬鹿馬鹿しい、と思われるかもしれないが、それを無視して利用を続けることになれば、おそらくThe Pirate Bayは法的措置にでると思われる。だって、海賊が原告になるなんてありえないでしょ?だからこそ、彼らがやりそうかなぁと思うわけです。

原典:TorrentFreak
原題:The Pirate Bay Wants MediaDefender to Walk the Plank to Bankruptcy
著者:enigmax
日付:July 04, 2007
URL:http://torrentfreak.com/swedish-police-about-to-s
hut-down-the-pirate-bay-again/

BitTorrentトラッカーの深遠に鎮座するThe Pirate Bayは、人々が転送コストを必要とするメディアを、無料で配信するといった人々の利益のために存在する。しかし、MiviiのMedia Defenderのような悪名高きアンチ海賊企業がそのサービスを悪用せんとするときには、毅然としてそれを拒絶する。彼らはお断りだ。

The Pirate Bayの面々はハッピーではない。とある商業的な企業が、海賊を追い詰めるために彼らのトラッカーを利用しようとした。その企業とはMedia Defender - Miviiの一件で記憶に新しいところだろう。特定の措置が、この状況に対処するために導入された。

Brokepは、この措置がMedia Defenderを彼らのトラッカーからブロックするためにとられるのだと説明した。「我々は彼らをブロックする。それは他のTorrentサイトも同様だろう。」そして彼は、世界中のトラッカー管理人に援助を申し出ていて、「他のTorrentサイトがブロックを必要とする複数のIPレンジを必要とするならば、我々に連絡してくれ。」

Brokepをはじめ、The Pirate BayのクルーがMedia Defenderにウンザリしてきたことは明白だろう。そして、Miviiの一件で、ついに堪忍袋の緒が切れたのだろう。「Miviiの一件以来、我々はもはや彼らを見過ごすことはできない。」と彼は言う。「彼らの雇い主が彼らを利用するのを止めてくんないかな、そうすりゃ奴らは破産するだろうに。」

そしてThe Pirate Bayは、彼らのトラッカーの利用規約を導入した。これは特定の商業的団体の利用をシャットアウトし、その一方で、他の全てのユーザがこれまでどおり利用できるのを確実にするよう設計された。ほとんどの企業が、このトラッカーを利用するためには、管理人の許可を必要とすることになる。

(既にこの変化に注意を引き付けられているであろう)Media Defenderのような会社は、利用規約の以下の部分をよーく目を凝らして読むべきだろう。

「本トラッカーは、追跡、IPアドレスの収集、その他、プライバシーの侵害、トラッカーサービスの妨害を意図したと考えうるいかなる利用をも認めるものではありません。もし、あなたの利用がこれに該当するかどうかが不確かであれば、我々の許諾を得るための連絡をください。」

Brokepは、それでもMedia Defenderがトラッカーにアクセスしてくるのであれば、彼らが利用規約の条件を破ることになるとはいう。そうなれば、残念はことではあるが、The Pirate Bayは以下のレートで彼らの請求書を送るより他はないだろう。

基本料金:5,000ユーロ
+回線使用料
+その他、規約違反により生じるコスト

もちろん、文化的な利益のためのエンドユーザへの作品の配布といった「善意の」目的でトラッカーを利用する個人、組織、企業は、この許諾を得る必要はない。

この新たな規約の追加に関しては、多くのユーザから概ね好評を得ている模様。

今回もMediaDefenderネタなのだけれども、おそらくMediaaDefenderはフェイクtorrentの配布にThe Pirate Bayを利用しているのだろう。彼らの解釈からすれば、これこそが悪用というところだろうか。

とはいえ、The Pirate Bayが存在することで、結果的に著作権侵害の被害にあっている人達からすれば、The Pirate Bayの方がBitTorrentというシステムを悪用しているのだ、とも思えるだろう。なんとも、ノールールなThe Pirate Bayが規約というのもアイロニックだ。

で、気になるのはMediaDefenderのような企業が、この規約に従うかどうか、だろう。この辺は、正直想像もつかない。ただ、もし従わなかったとしたら、彼らは本当に請求書を送りつけ、MediaDefenderをブロックするだろう。それもまた、面白い構図だ。今までそのような行為をこそ、否定してきたThe Pirate Bayなんだもの。まぁ、ブロックまではしないかもしれないけどね。

さらに、この請求額がどうなるかも見ものだ。おそらくは法外に高いものになるだろう。MediaDefenderが払う気もないくらいに。でも、支払われなければ・・・、The Pirate Bayは法的手段にでるに違いない。少なくとも、それをすればメディアの注目を浴びることは間違いない。海賊が、原告になって訴訟を起こすなどこれほど面白いことはない。たとえ、薮蛇であったとしても、彼らにしてみれば上等だ、といったところかも。

まぁ、それもその時点までThe Pirate Bayが存在していれば、というところだろうか。個人的には、彼らには長生きしてほしいけどね。主張といい、行動といい、ここまで興味深い連中は他にはいないもの。

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