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スウェーデン法務省、違法ファイル共有ユーザ特定プロセスを簡便化する法案を提出

去る7月9日、スウェーデン法務省は、インターネット上で違法に共有される著作物の著作権者がより容易に個人情報を探し出すことが可能とうなる法案を提出したよ、というお話。この法律が成立すれば、著作権者たちによって申し立てられた、インターネット上で著作権侵害を行っていると見られるインターネットユーザの個人情報をISPは裁判所に提出しなくてはならなくなるようだ。

原典:Reuter UK
原題:Swedish ministry proposes tougher file-sharing laws
著者:Reuters
日付:July 09, 2007
URL:http://uk.reuters.com/article/internetNews/idUKL0988308720070709



法務省スポークスマンによれば、この法案が承認されれば、2004年の欧州連合(EU)の指令に沿った知的所有権方がスウェーデンにもたらされることになるという。

さらに同省の公式声明では以下のように述べられている。

「これによって、違法なファイル共有に対する介入はより容易になります。このことはさらに、たとえばインターネットを介した映画や音楽の配信といった合法的な別の手段の発展を刺激することにもなります。」

スウェーデンでは、2005年にハリウッドからの圧力を受け、著作物の無許諾のアップロードのみならず、ダウンロードすらも著作権侵害の対象としている。今回のこの法案は、これをさらに効果的に運用するためのものと考えられる。つまり、アップロード、ダウンロードをしているIPアドレスを確認できたとすれば、次はそのIPアドレスを元にユーザを特定する作業が待っている。今回の法案提出はそれを後押しする目的でなされたのかもしれない。

また、先月スウェーデン控訴裁判所は、45歳スウェーデン人に対する20,000クローネ(1,475ポンド)の罰金を科す、という2006年の下級裁判所の判決を支持する判決を下している。

徐々にではあるけれども、海賊の無法地帯といわれたスウェーデンもその包囲網が狭まりつつあるようだ。The Pirate Bayに対する強硬姿勢もその一端なのかもしれない。

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