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MediaDefenderのフェイクBitTorrentクライアントが発覚:コンテンツ流通の抑制とIP収集が目的?

MediaDefender 今日もアンチ海賊行為企業のMedia Defenderは元気に活動を続けているようだ。TorrentFreakによると、Media Defenderは、ZipTorrentなるクライアントを用いて、帯域を無駄に浪費させ、フェイクファイルをばら撒いているようだ。これまでの経緯から考えると、目的は3つあると推測される。1つは、BitTorrentユーザのIPアドレスの収集、当然これはISPに対する著作権侵害への警告状の送付のための収集される。2つ目には、当該のSwarmでのデータの流れを低下させること。3つ目には、フェイクファイルを拡散させることで、当該のコンテンツへのアクセスを阻害すること。まぁ、Floodに関しては、戦略上否定するものではないが、ユーザIPの収集は個人的には好かないので、コレを回避することをお勧めする。

原典:TorrentFreak
原題:ZipTorrent Pollutes and Slows Down Popular Torrents
著者:Ernesto
日付:July 16, 2007
URL:http://torrentfreak.com/ziptorrent-pollutes-and-slows-down-popular-torrents/

BitTorrentユーザは新たな敵に直面している。伝えられるところでは、我々の友人のアンチ海賊行為団体Media Defenderによって作成されたZip Torrentと呼ばれるBitTorrentクライアントが、帯域を無駄に吸い取り、役に立たないデータの塊を拡散する。

ZipTorrentZip Torrentの目的は、できうる限り人気のコンテンツのダウンロードを遅らせることである。彼らはこれらのクラアントを同時に数百立ち上げ、これによって、平均ダウンロード速度をゼロにまで低下させる潜在的な可能性をもたらす。そしてさらに、著作権侵害警告状を送付するプロセスのために、あなたのIPアドレスを記録するということもありえなくはなさそうだ。

Media Defenderのwebサイトにはこう記してある

「デコイや偽装は、私たちが使用するもっとも一般的な良く知られたテクニックです。私たちは、まさに特定のタイトルのサーチリクエストへの本物の反応のように見える空のファイルやデータノイズを送信します。」

mininovaフォーラム上でのubisuckが語ったところによると、Media DefenderはまさにZip Torrentを利用してこれを試しているという。明らかに、フェイククライアントは、フェイクデータを送信するために改造されたBitTorrentクライアントAzureusのmodである。

Zip Torrentの設定画面のスクリーンショットをここに。見てわかったと思うが、「fake upload ratio mode」「no upload」「safe fake download」といった複数の不審な設定がある。

あなたがこれらのフェイククライアントと接続しているかどうかを調べるのはそれほど難しいことではない。BitTorrentクライアントのpeersリストにおいて、彼らは「Zip Torrent」と表記される。ほとんどの場合、0%か100%のファイルコンプリートした同一IPアドレスから始まる集団に接続することとなる。

しかし、BitTorrentクライアントを、悪意あるクライアントに接続させないためのブロックリストは存在する。ZipTorrentの既知のIPレンジのリストを以下に貼り付けておく。これらのIPレンジはThe Pirate Bayチームによって確認され、複数フォーラムにポストされている。これらのIPレンジをBitTorrentまたはPeerGuadianのブロックリストに加えるといいだろう。

しかし、1つ問題がある。もし、彼らがこの記事を目にするとしたら、MediaDefenderはおそらく別のIPアドレスを使用することになるだろう。そう、ネバーエンディングストーリ^。

UPDATE:どうやら、スクリーンショットと『ZipTorrent』の真偽は定かではないようだ。ただ、IPレンジに間違いはない。偽装はZipTorrentのようなクライアントに限らず、uTorrentやAzureusが、このような手法に用いられているようだ。


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アップデートによって、ZipTorrentなるクライアントの存在や、その設定画面の真偽は不明だとされたが、上記のIPレンジからのアクセスはどうやらMediaDefenderとのこと。まぁ、whoisで見てもわからないけど。

ということで、新たな戦略として、フェイククライアントを用いてきた(AzureusであろうとuTorrentであろうと)MediaDefender。これを利用してファイル流通の抑制を図っているのだろうけれど、やはりTorrentFreakの考えているように、IPアドレスの収集は行っているのだろうね。

まぁ、BitTorrentの場合Swarm単位でのネットワークを形成するわけで、それほどネットワーク全体に影響を及ぼすものではないのだろうけれど(DHTへの影響は除いてね)、やはりIPアドレスを収集するとなると、余り気持ちの良いものではない。これまでの訴訟や和解戦略の経緯を見ても、ろくなことはしなさそうだし。

にしても、ここ最近Media Defenderの動きが活発になっているようで・・・と考えるのは浅はかなのかな。単に、The Pirate BayやZeroPaid、TorrentFreakが彼らの行動を取り上げるようになっただけで、もともとMediaDefenderやその他のアンチ海賊行為団体は活動を続けてきていたのだろうね。

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| | 2007.07.20 02:51
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