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MPAA会長、ハリーポッター最終巻の流出を語る

This Film Is Not Yet Rated MPAA会長のDan Glickmanがハリーポッターのリークに関して言及しているよというお話。まぁ、それ以外はいつもの、私たちは甚大なる被害を被る被害者だ、他の奴らは著作権(を利用した彼らのビジネス)を一致団結して守れ!という主張に終始している。毎度思うのだけれども、彼らのいう著作権ってのは、いつも著作権の商業的な側面ばかりだよねぇ。

原典:TorrentFraek
原題:MPAA Responds to Harry Potter Leak
著者:Ernesto
日付:July 19, 2007
URL:http://torrentfreak.com/mpaa-responds-to-harry-potter-leak/

MPAA CEOであるDan Glickmanは、ハリーポッター最終巻のリークにがっかりしている。しかし皮肉なことに、MPAAは一度ならず、他の人の作品を侵害していることが明らかにされている。ここでの、本当の海賊ってのは誰なんだろうね?

MPAAの公式声明で、Glickmanは以下のように述べる

ハリーポッター最新巻が盗まれたというレポートは、知的所有権の強奪が、映画を超えて、音楽、出版、コンピュータソフトウェア、そう、我々の現代情報経済の基盤である、ありとあらゆる創造的アウトプットで起こっているということを強調する。

そして、Glickmanは、いつものMPAAのプレスリリースでおなじみの作られた統計を説明する。いつものアンチ海賊行為プロパガンダそのままの大して変わり映えのしない話だ。

彼らはたいそう著作権が好きなようだ。しかし、以前にも示したとおりMPAAは彼らと関係のない人々の著作権には配慮を払ってはいない。実際、彼らが複数回「知的所有権を強奪する」のが明らかにされている。

今年初め、MPAAが許諾を得ずに「Forest Blog」ソフトウェアを使用していたことを報告した。そのBlogウェアから(作者の)名前、そして彼のサイトへのバックリンクが取り除かれていた。これによって、MPAAはリンクウェアライセンスを侵害したことになる。のちに、MPAAはそれが単なるソフトウェアのテストであると述べている。どう言い訳しようとも、結果は同じだ。たとえ彼らがテストのためだけにそうしたのだとしても、なぜ、わざわざ開発者の全てのクレジットを削除する必要があったのだろうか。

しかし、MPAAはソフトウェアを盗むだけではない。彼らは映画の著作権をも侵害している。素晴らしいドキュメンタリーフィルム「This Film Is Not Yet Rated」を見たことのない人達のために、MPAAは彼らが無断でそのコピーを作成したことを公然と認めた。ドキュメンタリーの制作者であるKirby Dickは、彼がレイティングのために提出したフィルムが、彼の許可を得ずにコピーされていたことを知った。何とまぁ・・・。

内向きの海賊行為は、(訳注:MPAAを含めた)我々全員が行っていることなんだろう。

で、以下が問題のビデオ。

まぁ、この制作者の作品自体がMPAAのレイティングを批判してたりするので、MPAAの揚げ足取りの1つとも取れなくはない。

他のスタジオが同じことをされて怒るわけはないだろうけれども、それでも、彼は著作権者であるので、彼の許諾なくコピーするのは不適当なのかもね。それにしても、彼らの語る著作物や創造的なアウトプットというのは、押しなべてお金儲けのためのもの、って先入観があるんだろうなぁ。もちろんそういう側面があるのは認めるけれど、実際には経済的な対価を求めない創作だってあるわけで。

もちろん、業界団体である以上は、彼らの業界の利益を最優先にするというのは理解できるけれども(理解するだけだけど)、著作権というフレームワークで物事を推し進めるのであれば、そこに含まれるものは、彼らの利益となる商用著作物だけであるべきではない。創造される全てのものがその範疇にあるべきである。ただ、悲しいことにそこで語られるのは、産業の利益ばかりとなっている。著作権自体が著作者の財産を守るためにあるという側面はあるにしても、それ以外の部分だって、より重要視されていいんじゃないのかなと思う。これまでとこれからが違ってもいいじゃないか、と思うんだけどねぇ。

それはそうと、彼の映画「This Film is Not Yet Rated」って面白そうな映画だね。レイティングといえば、バトルロワイヤルなんかで問題になったんでそれなりに知っている人も多いだろうけれど、この映画はそのレイティングを、差別的で曖昧でMPAAによって支配されているとして批判している。

MPAAによるレイティングは、G(制限なし)、PG(保護者の同伴を推奨)、PG-13(13歳以下の子供に見せる前に両親の特段の注意が必要)、R(17歳未満は保護者同伴)、NC17(17歳以下は視聴禁止)というレベルがある。このような明確なレベルが存在するにもかかわらず、その明確な基準が存在しないことが長らく謎とされてきた。しかし、そのプロセスはどうあれ、このようなレイティングによって、NC17など付与されようものなら、上映される映画館が大幅に限定され、興行収入が減少することになる。まぁ、望まないレイティングがなされた場合、何度も編集を繰り返し、レイティングを避けるために表現を改めるというのが一般的なようだ。

で、この映画では、このレイティングがMPAAの独断で行われていること、同性愛を扱った映画が、異性愛を扱ったものに比べて厳しいレイティングを受けること、大手ハリウッドスタジオがレイティングを下げるためにどうすればいいかを支持されているにもかかわらず、インディペンデントな制作者はその理由すら知らされないこと・・・そのようなおかしさに対して憤りを覚えた監督が体当たりでそのシステムの問題を暴いていく、というものらしい(Wikipedia)。

日本では公開されてないみたい。何とも残念なことだわ。

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