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映画版「ザ・シンプソンズ 」、チェコで盗撮されBitTorrentにリークされる

アニメミニポスター『シンプソンズ』 米国のアダルトが愛してやまないテレビアニメ、ザ・シンプソンズが映画化された。公開と同時に興行収入トップに躍り出るなどその人気を裏付けることにもなったが、やはり人気の映画となるとMPAAの頭を悩ませているのが、映画盗撮によるリークの問題である。この映画版ザ・シンプソンズもご他聞にもれず、BitTorrent上にリークされることとなった。しかも、米国の上映に先駆けて。しかし、幸いなことにこのソースとなったのはチェコでのプレミア上映の際に盗撮されたもので、チェック語吹き替えのものであった。

原典:TorrentFreak
原題:FOX Threatens Measures After The Simpsons Movie Leak
著者:MaE
日付:July 28, 2007
URL:http://torrentfreak.com/fox-threatens-measures-after-the-simpsons-movie-leak/

BitTorrentに流出したShimpsons Movieがチェック語ソースであったことから、チェコ共和国の国際的な評判がリークによってダメージを受けていると批判されている。同時に、FOXは、同国内での映画の配給を『厳しくする』という措置を取るとして、レトリックを拡大している。

Shimpsons Movieのチェック語吹き替えバージョンは、そのワールドプレミアの数時間後にBitTorrentトラッカーに現れた。そして、The Pirate Bayによるお祝いが行われた。木曜、チェコ共和国が映画のプレミア上映を行ったことで、チェコのファンは世界中で最も早くその映画を楽しむことができた。

チェコの公式映画配給会社であるBontonfilmは、そのプレミア上映のほんの数時間後に、チェコのMegaTorrent.czやスウェーデンのThe Pirate Bayのような複数のtorrentサイトに、そのCAM撮りバージョンが流出したことを驚いたことだろう。

品質に関しては、典型的なCAMバージョンといったところ。 このコピーを見た人によると、音質はCAM撮りにしては満足できるとのこと。しかし、英語圏に人々にとって残念であろうことは、それがチェック語吹き替えで字幕がないということである。

BontonfilmスポークスマンのKristina Maixnerovaは、以下のように述べている。「私たちは、チェコの反海賊行為連盟から、劇場において直接、この映画が録画されたことを知らされました。この点に関しては、どの映画館で、そして誰が、録画したのかは、未だ不明です。私たちが知る限りでは、この種のリークはチェコ共和国においては初のケースです。」また、彼女は、Bontonfilmが月曜には氏名不詳(John Doe)のまま、犯罪者を告訴するだろうと述べている。

明らかに、FOX Internationalの中の人達も、この名もなきSimpsonsファンのしたことを好ましくは思っていないようだ。Maixnerovaはこうも述べる。「この事件によって、チェコ共和国の海外での評判は傷つけられることになるでしょう。FOX Internationalが述べたように、これはチェコでの映画配給におけるセキュリティ措置が強化されなければならないことを意味しています。」暗視ゴーグルでもつけるの?

今回の件が、現在チェコ共和国に打撃を与える唯一の海賊行為論争ではない。チェコの映画「Vrante Lahve(Empites)」のDVDripは、数日前にインターネット上に流出している。特殊な透かしが埋め込まれたコピーは、本来チェック目的でチェコ文化省に、映画のディレクターから送付された。その直後、これがBitTorrent上に流れ始めた。

まぁ、不幸中の幸いということで、チェコのシンプソンズファンかつBitTorrenrtユーザにはありがたいお話だったのだろうが、世界中の英語圏の違法ファイル共有ユーザにとっては残念なリークだったことだろう。

ただ、悲しいことにこのようなことがあるたびに、映画産業は映画盗撮に対する取締りの要求を高めてくるわけで、個人的にはそれが一般の観衆に悪い影響を及ぼさなければ良いと思うのだけれどもね。ちょっと前にも、映画を見る前に『映画が盗まれている』なんて不快な映像を強制的に見せ付けて、多くの人が不快感を味わっただろう(現在はもう少しマシなものになっている)。

上記記事にもあるように、The Pirate Bayがこのようなハリウッドを挑発するネタを無視するはずもなく、このシンプソンズのリークをねたにトップページを変更している。以下に関連記事をご紹介。

原典:TorrentFreak
原題:The Pirate Bay Goes Simpsons
著者:Ernesto
日付:July 28, 2007
URL:http://torrentfreak.com/the-pirate-bay-goes-simpsons/

TPB Shimpsons人気のBitTorrentトラッカー、The Pirate Bayが、最初の違法CAMバージョンの「Simpsons Movie」がリリースされたことを新しいロゴとTシャツデザインで祝った。ハリウッドの横っ面に再び平手打ち。

The Pirate BayのBrokepはこう記す

「我々全員が待ちに待った最愛の映画がリリースされた。そこで、我々は新しいロゴとTシャツでこの素晴らしい番組を記念したお祝いをしたいと思う。まぁ、私が何の番組について言っているかはわかってるよね。」

The Pirate Bayのフロントページで見れる新しいロゴは、The Pirate Bayの面々をイメージしている。左からBrokep、Anakata、Tiamo。

The Pirate Bayは一時的に「Evergreen Bay」と名前を変更している。これはシンプソンズファミリーの自宅住所にインスパイアされたもの:742 Evergreen Terrace in Springfield。

The Pirate Bayは、その時々の出来事に応じて、しばしば(訳注:一時的に)名前を変えている。2005年7月にAppleのOSX x86がリークされたときには、彼らはサイトの名前をPear Bay(洋ナシベイ)に変え、そのリークされたTorrentにリンクさせた。また、同月にThe Pirate Bayは、新たなwebサイトをリリースしたGrand Theft Autoにインスパイアされたロゴを掲示し、the Grand Theft Bayとなった。

彼らの流儀として、そしてよりハリウッドを激怒させるため、フロントページの新たなロゴは、"shimpsons the movie"の検索結果へのリンクが張られている。

まぁ、前回のエントリでは、リスペクトか否かということを考えてみたけれど、まぁ、これに関してはリスペクトとか云々以上に、面白いからって理由の方が先行してるんだろうなぁ。シンプソンズを嫌いそうな連中じゃないだろうけど。にしても、このトップ画、結構うまいことかけてるね。ちょっと感心しちゃった。

で、話を映画盗撮に戻すと、この問題はなかなか難しいんだよねぇ。映画館で映画を撮影することはフェアユースの範囲で語ることでもないと思うし、それは取り締まられても一向に悪い影響はないと思うんだけど、その取り締まり方が一般のお客さんを不快にさせるようなやり方(たとえば暗視ゴーグルでの監視、持ち物検査とか)は好ましくないと思うのよね。持ち物検査だって度が過ぎれば、動画の撮影が可能な携帯電話だって取り上げられちゃう可能性があるわけで、どこまで持ち込み可能かなんてのも、線引きが難しいってこともある(実際に、携帯電話のカメラを利用した映画盗撮の事例もある)。

かといって、電子透かしを利用して海賊業者のターゲットにされている劇場を特定して、その劇場に警備を強化するように通達(さもなくば配給しないぞという脅しこみ)というのも、何とも気持ちのいいものはない。映画盗撮を認めるわけじゃないけど、もっとスマートな抑制方法ってのはないものかしらね。

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