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エルトンジョン:ネットは音楽をダメにする、ネットを止めて外に出よう

Elton John意外にこういう意見は嫌いではない。テクノロジー嫌いのElton Johnがネットなんかよくないよといっているよというお話。もちろん、ネットがあってもアクティブな人はアクティブだし、「ネット=自分の殻に閉じこもって家にばかりいる」という印象はちょっと古いよ、という感もあるけれども、それでも自分の感情をぶつけてくれる様は見ていてすがすがしい。

原典:The SUN
原題:Why we must close the net
著者:SIR ELTON JOHN
日付:August 01, 2007
URL:http://www.thesun.co.uk/article/0,,2-2007350453,00.html

インターネットは、人々が出かけていったり、共に過ごしたり、何かを創り出したりするのを止めてしまうんだ。その代わりに彼らがすることといえば、自宅で座って所有する音楽を聴く。時にはそれもいいだろうけど、長い目で見れば、音楽のこれからにとって良いことではないよね。だって、それは目標を達成するためだけの手段なんだもの。

僕らは、世界が変わっていってること、みんなが音楽を聞く方法が変わっていくこと、そしてインターネットでブログを書いてるだけじゃ何も起こらないことなんかを話している。つまり、外へ出ようってこと。うん、コミュニケーション。できることなら、音楽の次のムーブメントがインターネットを壊しちゃってほしいね。家で座ってブログなんて書いてないで、ストリートに出よう、行進しよう、声を上げよう。僕は、5年くらいインターネットを閉じちゃうなんて実験をしてもいいと思うんだ。その期間に、どんな芸術が登場するか見てみたいね。

(訳注:今は)利用できるテクノロジーがあまりに多すぎるんだ。僕は確信している。音楽がある限り、今以上にこれからが面白くなるよ。

今年始めに60歳を迎えた億万長者のEltonは、過去に彼自身が少し時代遅れであることを認めた。グラミー賞を受賞したこともある彼は、かつてこのようなことを口にしたことがあるといわれる。

僕は、筋金入りのテクノロジー嫌いだよ。携帯電話もiPodだって持ってない。音楽制作となれば、ラッダイト(技術革新反対論者)だし。僕ができる全てのこと、それはピアノで音楽を創ることだもの。

Eltonの最新アルバム、The Captain & The Kidのセールスは期待に反したものだっただろう。何せかろうじて100,000枚を突破したに留まったのだから。また、過去にはElton卿は、ネット上で彼の楽曲が違法にダウンロードされていることに対しても反対した。

しかし、きらびやかなシンガーは、別の方法でWebを受け入れてもいる。Elton卿がニューヨークのマディソンスクウェアガーデンで、2万人強の聴衆の前で行った60thバースデイコンサートは、インターネットを通じてライブストリーミングされた。更に今年初め、彼の過去の前アルバムタイトルがデジタルダウンロード可能になると発表された。

インターネットは、英国の新たな才能がそのキャリアを始動させるのに、大きな役割を果たしている。Sandi Thomは、彼女のロンドン地下階のアパートの一室からのWebカムコンサートのブロードキャストの後に名声を手にしたし、Arctic MonkeysやLily Allenは彼らの成功がWebによって支えられたことを認めている。

しかし、Eltonは現在リリースされている音楽のクオリティについても批判する。彼は以下のように述べる。

70年代前半には、少なくとも週に10枚はすばらしいアルバムがリリースされていたよ。今じゃ、そのクオリティのアルバムが年に10枚でもあれば運のいいほう。あのころより、遥かに多くのアルバムが毎週リリースされてるっていうのにね。

確かにリスナーの気持ちをわかってくれるアーティストがいると素直に嬉しい気持ちになる。しかし、一部の人達のように、それが無理にあわせてくれているのだとしたら、それはそれで興ざめな感もある。なんとも我がまま極まりないが、実際に感情としてはそのような感じだ。それよりならむしろ、キミらとは分かり合えないだろうが、いやキミらにはわからないだろうが、オレはこう思うね、絶対そうだね、などといってくれるほうが気持ちよかったりもする。逆のパターンだと、90年代後半にトッド・ラングレンが、今後一切の音源はmp3で配信する!などと宣言している(撤回したけど)。それはそれで・・・って感じだけど。

実際に、サーエルトンの言っていることは私には理解できないし、本当にそう?とも思う。逆に、私がサーエルトンに、いやネットはいろいろな可能性を広げてくれるよ、とか、メガネはビカビカしてない方が見やすいと思うよ、などといっても彼は理解してくれないだろう。結局、どちらが正しいなどという答えはない、ネットもメガネも。なんたってわかりようがないんだもの。彼の言うように、5年くらいネットを封鎖してどんな芸術が出てくるかというのが見れたとしても、ネットがこれから5年間で音楽にどんな影響を与えてくれるか、というのを見ることはできなくなる。2つの未来を見たいというのは欲張りということなんだろう。まぁ、メガネに関しては、見易さじゃないし・・・といわれそうだけど。被り物しない方が蒸れなくていいよ、ってのはどうかしら?

まぁ、理解しあえないにしても、これからも彼のファンであることには変わりないだろう。彼のメガネや彼の衣装などを見て、そりゃないぜ、と思っても彼の音楽には心打たれたし、ネットへの考えについても、なるほどなぁと思う程度かもしれない。むしろ、思い切りのよさにグッときたりするけど。

ただ、言いたいのは今の音楽の質が低下しているのは確かかもしれないが、その原因は単にアーティストの側にあるだけではない、ということ。確かに数多くのCDがリリースされているが、そこでリリースされているアーティスト全てが同じようにプロモーションされているわけではない。個人的には、なかなかいいなぁと思えるアーティストもそれなりにいるのだけれども、悲しいことにそんなにプロモーションをかけてもらえなかったりする。一方で、何でこんなものが、という人達には手厚いプロモーションがなされていたりもする。どうしたって音楽は聴く機会がなければ好きになってもらえないし、買ってももらえない。逆に言えば、70年代前半が恵まれていたのだ。リリースされるレコードが今よりは少なく、売れ筋ポピュラーミュージックとアーティスティックな部分のバランスが取れていたと(ただ、今ほどたジャンル化されていたわけでもなく、競争は激しかっただろうけど)。

まぁ、全てプロモーションのせいだとは言わないけれど、それによって才能があってもその華を開かせる前に消えていってしまった人達もいるということで。あと、もう1つ言いたいこととしては、サーエルトン、あなたの音楽のクオリティは70年代前半から衰えてないか?と。まぁ、それでも並のレベルではないんだけどね。

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