スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TorrentSpam.com:フェイクTorrent、マルウェア入りTorrentのデータベースを構築するサービス

TorrentSpamユーザの活動をトレースするためにばら撒かれるフェイクTorrent、ユーザのPCにマルウェアを仕込むためのトラップとしてばら撒かれるTorrentなどが昨今問題になってきている。ネット上に限らず、ダークサイドを伴ったものには概してこのようなことはつき物なのだけれども、これまでこのようなフェイクやマルウェアを回避するためには、個々のユーザの注意と、Torrentサイト管理人の努力以外になかったが、TorrentSpam.comというそれらの悪意あるtorrentをデータベース化するサイトが登場したことで、その脅威や手間は若干緩和されそうだよというお話。もちろん、完全に開放されるということもないし、それを報告する主体となるのがユーザとならなければ、効果も乏しいものになるかもしれないが。

原典:TorrentFreak
原題:TorrentSpam: Report Fake and Malware Ridden Torrents
著者:Ernesto
日付:August 04, 2007
URL:http://torrentfreak.com/torrentspam-report-fake-and-malware-ridden-torrents/

BitTorrentの人気には、負の側面もある。ここ数ヶ月に渡って、我々は、マルウェアをダウンロードさせるtorrentやダウンロード活動をスパイするtorrentなど、フェイクtorrentに関するレポートを行ってきた。TorrentSpamは、そのような詐欺的なtorrentを報告し、わずかづつでもBitTorrentサイトをクリーンにすることができる新しいサービスである。

残念なことに、大部分のBitTorrentサイトには数多くのtorrentスパムが存在する。ある種のtorrentは、ユーザのIPをトレースしようとするアンチ海賊行為団体によってアップロードされている。他のものは、ダウンロードしたファイルを視聴するために、とある胡散臭いビデオプレイヤーをダウンロードするよう強制する。もちろん、このビデオプレイヤー(たとえば、3wPlayer)は、コンピュータを感染させるマルウェアでいっぱいである。

Torrentが本物かニセモノかをチェックするよい方法として、そのコメントを見るということがある。人々がそのtorrentがフェイクであることを発見すれば、そのことはおそらくそこで報告されるだろう。しかし、今のところ、フェイクやスパムtorrentをチェックする中心的なデータベースは存在していない-TorrentSpamはその隙間を埋めようとしている。TorrentSpamにおいてtorrentの名前で検索をかけると、torrentのリストを返してくれる。それぞれのtorrentのスコアは、そのtorrentがどの程度SPAMらしいかを示してくれる。

BitTorrentサイトの複数の管理人が(全員ではない)、これらのフェイク、マルウェアを搭載したtorrent削除し、ブロックするのに日々多くの時間を費やしている。しかし、それでも常に100%クリーンなサイトを保つのはほぼ不可能であろう。

BitTorrentサイトの管理人がTorrentSpamのデータベースを利用するとしたら、TorrentSpamは非常に役立つことだろう。そして、それは近いうちにそうなりそうである。現在、TorrentSpamは全てのTorrentサイトがTorrentSpamを利用できるよう、APIセクションに力を注いでいる。一方で、彼らはおそらくデータベースを作り上げる(そしてチェックする)のに、あなたの力を必要としている。

TorrentSpamの管理人はこのように語っている。「(訳注:おかしな)Torrentが報告されればされるだけ、P2Pエクスペリエンスは素晴らしいものになります!人々に無効なtorrentを知らせることによって、ネットワークをジャミングするデータはより少なくなることでしょう。」

素晴らしいサービスだ。このようなサービスができることで、P2Pエクスペリエンスは言いすぎだが、少なくともBitTorrentエクスペリエンスは向上することだろう。

ただ、1つネックになるのは、このデータベースを充実させていくためにはユーザの協力が不可欠になるのだが、果たしてどの程度のユーザが協力してくれるか、正しく利用してくれるか、という点がある。現在では、Torrentサイト向けに当該のTorrentの安全らしさを示すアイコンの掲示を依頼しており、集積したデータのアウトプットもできる体勢にあるようだ。これをもう一歩進めると、Torrentサイト上からSpamTorrentの報告ができるようになるのかもしれない。また、一部のTorrentクライアントにも報告機能が実装される、ということも考えられる。

現在のところ、報告されたTorrentの数は3万以上に上り(この記事を書いている最中に2000ばかり増えた)、Digg数も566となかなかの反響のようだ。サイトトップページには報告されたSpamTorrentトップ5などが表示されており、それらのTorrentはそれぞれ100近くの報告がなされている。結構上々の模様。

そのような有意義な使われ方が考えられる一方で、悪ふざけで特定のTorrentを排除するためにレポートしまくる、という悪意ある利用も可能だという危険性もある。まぁ、それが著作権団体によって違法Torrentの排除にために濫用される程度であれば仕方がないなと思うけれども、たとえばライバルのフリーウェアを貶めてやろうとかそういう使い方もできてしまう。正しく利用しているもの対して、悪影響が出ないようにしなければならないだろう。悪意あるレポートに対する防御策も必要になるのではないかなと思ったり(たとえば、悪意あるレポートに対するレポートとかね)。

Trackback

Trackback URL
http://peer2peer.blog79.fc2.com/tb.php/634-f55178e8

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール
heatwave Author
:heatwave

RSS Jamendo twitter tumblr Creative Commons Attribution 2.1 Japan
ブログ内検索
記事リスト
最新の記事
全記事一覧
他所で書いてるブログ

P2Pとかその辺のお話@はてな

アーカイブ

カテゴリー
最近のコメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。