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米国海賊党:「P2Pの天敵」ことOrrin Hatch議員のお膝元、ユタ州にて正式に結党をアナウンス

US Pirate Pirty米国ユタ州にて、海賊党が政党として結党したよ、というお話。個人的には、まだ結党してなかったんだ、と思ったのだが。ようやく正式なアナウンスということもあり、多少注目を集めるかと思いきや、ユタ州で起こった炭鉱崩落事故の報道に隠れて、それほど注目も浴びてはいないようだ。また、先日は2008年の選挙に出馬する立候補者や支援者を募っていたものの、現在では選挙に出ることは考えておらず、組織の安定にプライオリティをおく模様。この海賊党が結党したユタ州は、P2Pの天敵とも呼ばれるOrrin Hatch上院議員を選出している州でもあり、その辺も関係があるのかな、と思ってみたり。実際のところ、どうなんでしょね。

原典:TorrentFreak
原題:US Pirate Party Starts in Utah
著者:Ben Jones
日付:August 09, 2007
URL:http://torrentfreak.com/us-pirate-party-starts-in-utah/

スウェーデンPiratpartietの姉妹団体である米国海賊党(The Pirate Pirty of the United States)は、ユタ州にて結党したことを公式にアナウンスした。これは、成長段階にあるこの政党が結党したことをアナウンスする、初めての声明である。

現在、ユタ州で関心を集めているニュースは鉱山の崩落事故であることから、皮肉屋たちは、この海賊党の結党を安っぽい宣伝行為かそこらでしかないというかもしれない。それに対して、党臨時代理のRey Jensonは、こう答えた。「実は私たちは、ここまでに非常に長い間-1ヶ月以上-に渡って尽力してきました。しかし、タイミングはあまりよくはありませんでした。準備が整ったときは準備が整ったときです。それが今から2日であろうと、2週間であろうと、私たちは、同じような結果になっただろうと思います。(…)それ(訳注:炭鉱の事故)は悲劇です。鉱夫やその家族がどこにいようとも、私たちのもっとも願っていることは、彼らと共にあります。

もちろん、ユタ州は著作権や著作権侵害の議論を知らない土地ではない。非常に議論の的になった著作権に関する声明や提案のいくつかは、ユタ州選出の上院議員 Orrin Hatchによってなされている。Jenson氏はこうコメントしてくれた。「一般に、彼の振る舞いは正しいことだと彼が心から信じているようにも見えるかもしれません。私は、この問題に関するある種の教育が彼に、彼の提案していることが常に市民の最良の利益とはならないのだという事実を警告してくれれば、と願っています」。実際、数ヶ月に及ぶディスカバリーの後になっても、誰かが侵害していたという決定的な証拠となるものがないというのに、人々のPCを破壊することがどれほど市民の利益となりうるのかを語るの難しいだろう。そして、ご承知のように、彼のキャンペーンサイトそれ自体が著作権侵害であったこともわかっている。

しかしながら、Jensonは現時点で、公職選挙に立候補するつもりはないのだという。曰く「一歩ずつ、私たちは党を安定させることに専念しており、目下のところ、それが私たちの問題です。」

より詳細な情報はこちらから。

2大政党などと呼ばれるアメリカでも、それ以外の政党は数多く存在するようで。どれくらいの影響力があるもんなんだろ?

それはさておき、ついに米国海賊党が政党として結党したらしいのだけれども、それでも現在は選挙に打って出るのはまだ早いという状況みたい。まずは基盤づくりから、といったところだろうか。その辺はいろいろな事情があるのだろうから致し方ないのだろうけれど。

それにしても、ユタ州に本拠地を構えるというのは狙いがあってのことなのかしら。上記の記事にあるようにユタ州には Orrin Hatchという上院議員がいる。彼は結構有名で(特にP2Pファイル共有ユーザにとっては)、以前には音楽の違法コピーに使用されたPCを、著作権所有者が沿革で破壊してよい、という法案を提出し、P2Pの敵と揶揄されることもしばしば。まぁ、当然、このような過激な法案は、、「最悪の考えだ。治そうとする病気よりも、その治療法のほうが、もっと不健全だ」と批判されている。その辺の経緯は、CNET Japanのこの記事に掲載されている(彼自身の著作権侵害についても)。

その後もアンチP2Pファイル共有法ともいえる法案の提出、成立のために尽力してきたが、彼の思い通りの結果は現在でも得られてはいないようだ(映画盗撮などに対する法案の成立には援護をしていたみたいだけど)。当然、上述の著作権侵害をした人のPCを破壊する、などという法案は通るわけもなく、その後も著作権侵害を誘発するサービスに責任を課す誘発法(Induce Act)というファイル共有規制法案を提出したが、それも採択されることはなかった。その後、上院の知的財産権に関する上院小委員会委員長に就任するなど、著作権周りでの影響力を保持していた。

まぁ、そんな人のお膝元、ユタ州で結党するというのだから、何らかの意図を感じざるを得ないのだけれども、たまたまなんだろうか。それでもその発表が炭鉱崩落事故の報道が非常に注目を集めている中行われたものだから、ほぼ注目を浴びることはなかったというのも残念な話だけれども、彼らの認めるとおり、しょうがないといえばしょうがないのだろう。

余談ではあるが、このユタ州の炭鉱崩落事故、発生から5日たった現在でも救出作業は難航している。無事であるといいのだけれど・・・。現在の最新情報はこちら。

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