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Allofmp3、ロシア.ruドメインで復活計画を進行中

先月、米国著作権団体や米国政府のプレッシャーによって、ロシア当局はAllofmp3を閉鎖に追い込んだ。そのやり方は随分と乱暴なものであり、問題の根幹である、怪しげな著作権管理団体ではなく、Allofmp3そのものにプレッシャーをかけて閉鎖に追い込むというものであった。まぁ、結局は同様の胡散臭いビジネスモデルを踏襲したサイトが数多く乱立している状況には変わりないが、それでもこれで1つの時代が幕を下ろす、かに思われていたが、そのAllofmp3がなんと復活を計画しているよ、というお話。かつてはAllofmp3.comというドメインで運営をしていたのだが、それをAllofmp3.ruに変えて、再び同様のビジネスを開始しようとしている、ようにも思える。

原典:P2P Blog
原題:Allofmp3 is back
著者:Janko Roettgers
日付:August 18, 2007
URL:http://www.p2p-blog.com/item-350.html

悪名高いロシアのMP3サイト、Allofmp3.comは、異なるドメインでの復活に取り組んでいる。Allofmp3.comは、地方当局と西側ライツホルダーのプレッシャーによって、7月はじめに閉鎖された。1ヶ月半近く、そのドメインは利用できない状態にあったが、現在はAllofmp3.ruに転送されるようになっている。

Allofmp3.ru 

新たなwebサイトより。

「Allofmp3.comは、自国ロシアのドメインネームである、allofmp3.ruに移転しています。」

サイトは未だ必要最低限のものであり、フロントページにいくつかのニュース記事が置かれるのみである、それらのブログエントリーをクリックすると、まさにかつてのAllofmp3.comの姿のレイアウトのページを見ることになるだろう。全ての音楽ブログとレビュー記事は既に再アップされており、音楽カタログの検索のためのフィールドまで存在する。しかし、検索をしてもエラーメッセージが表示される。

「サービスは一次的に利用できなくなっています。どうかもうしばらく後でページをリロードしてみてください。お待たせしてすみません。」

Allofmp3は本気で再開を考えているようだ、この最新のブログエントリを信じるのであれば、ね。

「サービスは近い未来に再開されることになるだろう。私たちは現在、全てのユーザが自分のアカウントを利用し、クレジットの残額を追加し、音楽をオーダーすることが出来ることを確実にするために、最大限の努力を続けています。」

もちろん、Allofmp3が本当にいなくなったわけではない。サイトのオーナーは、この閉鎖に備えて2つの新しい名前のサイトをローンチしていた。MP3sparks.comMemphismembers.comは問題なく運営されているようである。

ともすればイタズラに思えるかもしれないが、このallofmp3.ruドメインを所有しているのは、他ならぬMediaservicesである。このことからも、この行動はAllofmp3を運営していた、Meidaservicesが行っているものだろう。個人的には、MediaservicesがMP3sparks.comやMemphismembers.comを運営していることからも、ロシア当局の取締りの狙いが、WTO加盟のためのパフォーマンスに過ぎないと踏んでいるのだろう。

こうした行動はとてもじゃないけど、常人の発想じゃないよなぁ。確かに、パフォーマンスという側面は非常に強いけれども、かといってそれだけで終わるわけでもないのだろう。

先日のエントリにも書いたとおり、この手のサービスを抑制するためには、これらが用いている怪しげなビジネスモデルを何とかしなければならない。Allofmp3でいえば、ROMSという著作権管理団体を名乗る団体が、ライツホルダーの許諾を得ずに、勝手に著作権使用料を徴収している、という構図があるわけで、まずここを叩かなければ、何度でも同じやり口で同様のサービスが提供されることになるだろう。そして、そのような怪しげな著作権管理団体と、Allofmp3をはじめとする、ライツホルダーから批判を浴びている激安MP3サイトの関係はどうなっているのかを捜査する必要もあるだろう。

おそらくは背後では繋がっており、法的な問題を回避するための防壁として利用している感がある。もちろん、両者を一挙に一網打尽にすることは出来ないかもしれないが、それでも根元を断つ方向に方針を変えなければ、同じことが繰り返されることになる。Alofmp3が憎いのはわかるが、そちらばかり叩いていても、問題は解決しないのではないかな、と思うのだけれどもね。たとえ、Allofmp3を取り逃がしたとしても、根本的な解決が先、だと思うけどなぁ。

うーん、それにしても、この問題を取り上げた当初からその点について指摘してきたのだけれども、ロシア当局だってライツホルダーだってそれほどバカではないはず。私と同様に根元を断つ、ということは考えているはず。なのになぜ、怪しげな著作権料徴収団体の話が出てこないのだろう?Allofmp3の作ったペーパーカンパニーなのか、それとも相当アンタッチャブルなものなのか・・・・。どうなんでしょ。

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