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Franz Ferdinand、最新トラックはLimeWireで、と推奨

Franz Ferdinandパワーポップやニューウェイブリバイバルなバンドはそれほど成功することはない。一部の(私のような)ファンが愛好するケースがほとんどなのだけれども、その例外として多くの人が知っているであろうFranz Ferdinand。彼らの成功のおかげでArctic Monkeysを大プッシュするだけの余裕が出来たとか何とか、というくらいの世界的大成功を収めているのだけれども、その彼らは以前からファイル共有に対する支持を表明していた。そして今度は、コンピに提供した最新の楽曲をLimeWireでダウンロードすれば?ということをほのめかしているよ、というお話。

原典:TorrentFreak
原題:Franz Ferdinand Encourage Fans to Pirate New Track
著者:enigmax
日付:August 20, 2007
URL:http://torrentfreak.com/franz-ferdinand-encourages-fans-to-pirate-new-track/

Franz Ferdinandは、過去にダウンロードと海賊行為について話している。彼らは違法な音楽のコピーを認め、ファイル共有に対する支持を表している。現在、彼らは彼らの最新トラック-David Bowieの楽曲のカバーバージョン-を剽窃することを推奨することで、更にそれを推し進めているようである。

Franz Ferdinandは、2001年に結成されたスコットランド、グラスゴーのバンド。結成以来、彼らは数多くのヒット曲を持ち、ロックスターには珍しく、ファイル共有ユーザの人気も高い。彼らの海賊行為に対する好意的なスタンスは、Diggでも大きな反響を生んだ。また、彼らはCDをリッピングし、それをiPodにコピーすることも認めている。それは彼らやその他数百万人の人がしていることではあるが、英国では実際には違法である。

その際、ボーカル/ギターのAlex Kapranosはこういっている。「僕はそういう考えが好きだね。ダウンロードといっても、それを気に入ってくれさえすれば、みんなはそれを買ってくれるもの。それはポジティブなことだと思うよ。それは、怠け者のバンドが、1曲のヒットシングルと、申し訳程度の曲が詰め込まれたアルバムでお茶を濁すってことをできなくするんだ。アルバムを理解するために、アルバムの文脈の中で楽曲を聴かなきゃいけないってことはなくて、僕らは全ての楽曲がそれ自身のすばらしさを持つべき、という考えが好きなんだ。そういうわけで、(昨今の)ダウンロード状況については共感的だよ。」

現在、ファイル共有ユーザの人気を更に高めそうな動きとして、Franz Ferdinandは彼らのファンに、最新トラック(David Bowieのカバー)を購入するよりも、ファイル共有ネットワークからダウンロードすることを奨励しているようだ

公式サイトのアナウンスによると、

Franzは、BBC Radio1の40周年記念を祝うコンピレーションのために、1977年のDavid Bowieのシングル、Sound And Visionをカバーした。アルバムは、Radio1が放送を開始した1967年以降の各年の楽曲を現在のアーティストたちがカバーする、ということをフューチャーしている。

…(訳注:コンピレーション)全体としては、特にチャリティというわけでもなさそうなので、さぁ、今すぐブラウザをLimeWireに向けるんだ、お前たち。

まぁ、LimeWireも効果的なツールではあるだろうが、Franzは彼らのファンがBitTorrentを使ったとしても、気にすることはないだろう。

私はこれまでわざわざこのバンドの曲を聞こうとは思わなかった。しかし、現在は彼らの楽曲を聴いてみようと思う。こんな申し出の後だもの、そんなに失礼なことではないよね?

この手の記事の多くは、アーティストの発言を拡大解釈していることが多いのだけれども、今回はそうでもなかったりする。

Franzの発言には彼らなりの美学があるのだなと感じた。個人的には、アルバムの文脈の中で始めて理解されるような楽曲、というのがあってもよいと思っているので、完全に彼らの考えに同調できるわけではないが、数曲のヒットシングルと埋め合わせ的なアルバム収録曲、という構成のアルバムを乱発するようなアーティストを見ていると、彼らの考えがわからないわけではない。少なくなくとも、大半のアーティストはコンセプトアルバム然としたアルバムをリリースしたとしても、結局は寄せ集めに過ぎないことも多い。そういった人達に対して、俺たちは1曲1曲で勝負するんだぜ、という表明をするのは、かなり好感がもてる。

そうした意味で、アルバムに収録されるシングルを聞いたところで、それ以外の曲の良し悪しがわからない以上、実際に聞いてみないとわからないだろ?というところだろうか。そして、実際によいと思ってくれれば、ダウンロードした人たちは、実際に買ってくれるという信念を持っているのだろう。まぁ、それだけ自信があるということなんだろう。

それはそうとして、そんなこと言ってRadio1から怒られやしないかとちょっとひやひやしたりもする。あとDavid Bowieとか(まぁ彼自身はこの手の行為にとやかく言うタイプの人物ではなさそうだけどね)。

うーん、P2Pファイル共有に対するアーティストのスタンスはいろいろあるなぁと思ったりもする。P2Pファイル共有を毛嫌いする人もあれば、クールだという人もいる。ただ、このようなアーティスト本人の発言ってのは免罪符にはなりえないのではないかと思ったりもするのだけどね。本人が許したとしても、それに関わっている人達、たとえばレコード会社や原盤権保持者などがNOといえば、やはりその行為はNGとなってしまう。

個人的には、そのアーティストの心意気や良し、というくらいの話で聞いておけばいいんじゃないかなと思ったりもする。

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