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eMusic、1億5000万ダウンロードを達成

eMusicインディペンデント系アーティスト、レーベルの楽曲を、DRMフリーのMP3フォーマットで配信を続けるeMusicが、このたび1億5000万ダウンロードを突破したよというお話。昨年の終わりに1億ダウンロードを達成してから、9ヶ月経たずしてのニュースである。もちろん、先月30億ダウンロードを突破したiTSにはまだまだ遠く及ばないが、それでもインディペンデント系をカタログの大半とするeMusicがダウンロード販売数でiTSの後を追っていることは、非常に喜ばしい。

原典:PCWorld
原題:EMusic Sells 150 Million Downloads
著者:Peter Cohen (Macworld)
日付:August 16, 2007
URL:http://www.pcworld.com/article/id,136051-pg,1/article.html

インディペンデントオンラインミュージック配信業者のeMusic-その配信量に関して、AppleのiTunesに次ぐ第2位につけていると喧伝する-は、そのダウンロード数が1億5000万曲を突破したとアナウンスした。

このニュースは、eMusicが1億ダウンロードを記録してから、9ヶ月と経たずしてくることとなった。同社は、1ヶ月につき600万ダウンロードのペースで推移していると述べている。Appleは7月終わりに、iTunes Storeが30億曲を提供したことをアナウンスした。

eMusicはMP3フォーマットでの楽曲販売を行っている。それはいかなる種類のDRMテクノロジーをも遠ざけるものである。同社は『サブスクリプション』ベースのサービスを提供しており、それは、一定数の楽曲をダウンロードするための月額使用料をユーザが支払うというものである。ダウンロード可能な楽曲数は料金に依存する(訳注:複数のプランがあり、その料金ごとにダウンロード可能な楽曲数が異なる)。

インディペンデントなアーティストやレーベルをフォーカスすることで、メインストリームの外で何が起こっているのか、似興味を持っている25歳以上の音楽ファンの需要に応えることが出来ている、とeMusic社長でありCEOのDavid Pakmanは言う。

Pakmanは声明の中で、「調査結果が、全体的な有料ダウンロードサービスの成長が鈍化している中、eMusicは新たな消費者を引き付け、より多くの楽曲を販売している。」という。

確かにeMusicが1億ダウンロードを記録したのは、今から9ヶ月ほど前の昨年12月のこと。そのときは、5000万ダウンロードから11ヶ月後のことであり、Pakmanの言うとおり、そのペースは次第に早まっているといえるだろう。

今回は取り立ててイベント的なことをするわけでもないようだけれども、1億ダウンロード達成の際には、Barenaked Ladiesがその1億ダウンロード目の人と、1億曲目のダウンロードをテーマとしたオリジナル曲を作成し、その人にプレゼント、なおかつそれを1週間の期間限定ながら無料で公開した、というのだから面白い。このような企画も、Barenaked Ladies(RIAAに対しては非常に批判的であり、且つMP3での配信に意欲的、ちなみに違法ファイル共有に対して寛容というわけではない)と、その所属レーベルがNettwerk Music Groupだったから、可能であったことなのだろう。

さて、このeMusicは、その音楽配信サービスとしてサブスクリプションという形態をとっている。上記の記事内の注にも書いたが、月額使用料をあらかじめ支払うことで、そのクレジットとして規定楽曲数だけダウンロードすることができるというサービス。アラカルトのような1曲単位での販売ではない。最も1曲単位で安くなるプランでは、1曲25セント(30円程度)となる。その辺のプランの説明はこちらのエントリを参考にしてみてね。

eMusicの人気の秘訣は、DRMフリーのMP3フォーマットでの配信ということもあるのだけれども、一方で上記のような料金体系(1曲単価が最も割高なプランでも、iTSよりは遥かに安い)にも由来する。逆を言えば、曲単価が異なる分、単純に配信量だけでiTSと収益を比較することは出来ないのだけれどもね。

それでも、このようなメインストリームに依存しないインディペンデントな人々が利益を上げられるような環境が成長していくことは、非常に望ましい。メインストリームの健全化がなされない理由としては、外敵が存在しないことにあった(少なくとも4大メジャーはカルテルと揶揄されるくらいに共同戦線を張っているわけで)。インディペンデントが独立独歩でやっていくことができ、且つよりダイレクトにユーザに届くことが出来る今、品質の面でも、価格の面でも競争をしていかなければならないのだと思う。もちろん、プロモーションにお金がかけられないインディペンデントが不利な面もあるが、中間に挟む人達が少ないことを考えると、インディペンデントにも有利な点は存在する。

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