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TorrentSpy、米国ユーザからの検索を停止

TorrentSpyついにTorrentSpyが米国ユーザの検索を停止することになったよ、というお話。ユーザログを取ることを避けるために、米国ユーザを遮断する、ということは以前から予告されていたのだけれど、それが実際のものとなったようだ。TorrentSpyは裁判において、彼らのサイト上でのユーザログを保存し、それをRIAAに提出するよう命じられており(まだ確定はしていないが)、それに対する措置のようだ。彼らの主張としては、米国内のユーザが安心して利用できなくなったことを理由としている。

原典:TorrentFreak
原題:TorrentSpy Blocks Searches From US Visitors
著者:Ernesto
日付:August 27, 2007
URL:http://torrentfreak.com/torrentspy-blocks-searches-
from-us-visitors/

本日より、TorrentSpyは米国からの訪問者の全ての検索をブロックし、それをプライバシーステートメントにリダイレクトしている。TorrentSpyは、MPAAによってTorrentSpyの「ランダムアクセスメモリ(RAM)」に格納される全てのユーザ情報を提出するよう要求する訴訟に巻き込まれている。

この(訳注:彼ら自身の)サービスの否定は、彼らのユーザを保護するための予防的措置のようだ。現在、米国のユーザがTorrentSpy上で検索しようとすると、以下のようなメッセージが表示される。

申し訳ありませんが、あなたは米国在住であり、Torrent Spy.comの検索機能を利用することが出来ません。TorrentSpyの米国ユーザの受け入れの停止という決定は、決して法廷によって命じられてのものではありません。しかし、それ以上に、ユーザプライバシーに関する米国内の不確かな法的傾向や、米国とEUのプライバシー法の明白な対立によるものです。

この検索のリダイレクトは、一時的なものではないとTorrentSpyのオーナー、Justin BunnelはTorrentFreakに語る。「私たちは、EUプライバシー法に従わなければなりません。そしてアメリカ合衆国のトラフィックを切断することは、私たちのユーザの保護を保証する唯一の方法だったのです。それは、一定期間の措置ではありません。」TorrentSpyユーザの15%は以上が米国に在住しており、その彼らを永久に遮断するということはサイトにとっての災難となる。

我々はJustinに対して、これがTorrentSpyの将来にどのような影響を及ぼすのかについても尋ねてみた。彼はこう応えた。「たとえどんな将来が待ち構えていようとも、ピアツーピアテクノロジーのイノベーションとその働き、そしてそれが生み出す機会は、米国外で起こるでしょう。」

現在、TorrentSpyはいかなるユーザデータをも保存してはいない。しかし、法廷が彼らのRAMに格納される全ての情報を提出しなければならないと決定するのであれば、これはインターネットプライバシーに対する大きな打撃となることだろう。MPAAは、全てのIPアドレス、ダウンロードされた.torrentファイル、日付、その他ユーザ情報が、ほんの2,3ミリ秒の間一時的にRAMに格納されるとして、TorrentSpyがこの情報を保存し、それをMPAAに提出するよう要求している。基本的に、彼らはTorrentSpyがサーバーログを保存し続けなければならない、と要求している(pdf link)。

TorrentSpyの弁護士、Ira Rothkenは、このような要求と戦うことを固く決心しているが、裁判に関してはこのように言及している。「オッズは著作権所有者に有利でしょう、 この国の著作権法はドラコニアン(極めて厳しく)であり、著作権所有者に劇的にゆがめられていますから。 」

TorrentSpyの答弁によると、TorrentSpyが行っている全てのことは、他の検索エンジンにも当てはまるものだという。昨年、裁判が開始されたとき、Rothkenは、「それ(TorrentSpy)は、ユーザがWeb検索エンジン以外のところで行う行為に対して、「第三の」責任を負うものであるはずが無い」と述べている。TorrentSpyはいかなる違法な行為も行っておらず、(訳注:もし違法なのだとすれば)MPAAはGoogleを訴えるべきだろう、とTorrentSpyは主張している。

ちょっと意地悪な味方をすれば、彼らの主張は確かに米国ユーザの利益に適っているものでもあるのだけれども、彼ら自身の利益をも守るものだろう。この措置によって、少なくとも彼らは米国ユーザの同サイト内での活動を提出しなくて済む(裁判所の決定が確定したときに、ね)。

更に言えば、そのような思惑の元、このような決断を下したというのであれば、TorrentSpyのオーナー、Justinが運営しているFileRightsの著作権保護の機能というのも、そのくらいのもの、といったところだろうか。まぁ、それ以前にTorrentSpyを見る限りでは、そのフィルタリング機能が効果的に著作権侵害を予防しているとは思えないしね。

うーん、裁判の行方はわからないけれど、確かにRothkenの言うとおり、TorrentSpyの勝ち目はそれほどあるようには思えない。Googleも同じようなものだ、というのも議論としては弱いし、今回の米国ユーザの遮断もアクロバットにはならないだろう。個人的には、どこか落としどころを探っているような気もしないでも無いけどね。

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