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Googleは出した金を取り戻せるか?

原典:Slyck.com
原題:Will Google Make its Money Back?
日時:October 10, 2006
著者:Thomas Mennecke

2週間前、MavericksのオーナーMark Cuban氏は、YouTubeを買収するのは「馬鹿」だけだ、と語った。Googleのリーダーシップは何に対してでも向けられるのだということはわかったけれども、いずれにせよ、会社としては数十億ドルものインターネットのランドマークとなるほどに成長を遂げた。そのあまりに若い創設者である Larry Page氏とSergey Brin氏にとっては、悪い一夜限りのお仕事といったものではない。

Mark Cuban氏がそのようなきつい言葉で買収についてレッテルをはる理由としては、主にYouTubeに広がる潜在的な法的責任に関係している。 YouTubeのコンテンツのほとんどは(かなりの時間をもてあましているティーンネイジャーの退屈でつまらない気まぐれない行動であるけれども)、大部分は著作権で保護されたものである。YouTubeは最近、Saturday Night Liveの劇'The Chronic of Narnia.'を主催するNBC Studioとちょっとしたトラブルがあった。

しかし、NBC側はYouTubeに侵害されている著作物を除外するよう求めただけであったため、トラブルは回避された。YouTubeはそれに応じ、数日のうちに、その問題は過去のものとなった。しかしながらYouTubeの熱狂的なファンであれば、長さに関係なく全ての事例を考慮すれば、著作権侵害で告発されている多くのオンラインコミュニティとなんら変わりないことは、みな知っていることだろう。痛い目を見せてやろうというコンテンツホルダーは、Googleに対して、攻撃する機会を望んでいるかもしれない。

Mark Cubanのブログでは、彼はYouTubeの技術的な性質に起因する潜在的な法的問題を指摘している。-そのサイト(YouTube)は本質的にはストリーミングサイトではない。むしろ、それは'革新的なダウンロード'サイトである。最低限のコンピュータースキルで、どんなYouTubeファンでも、容易にTVクリップをダウンロードし、それを好きなように配布することが出来る。

「YouTubeがしようとしていることは明らかだ。彼らは、"DMCAの Safe Harborルールの陰に隠れ、ライセンスホルダーにライセンス権の責任を押しつけようとしている。YouTubeにアップロードされたモノの著作権者を見つけさせるよりも、権利保有者に日に60000もアップロードされたものの中から著作権で保護されたものを見つけさせよう。」

Googleのビデオ分野はどれくらい成長するだろうか?comScoreによると、非常に相当なものではあるが、blockbusterとなったというまでにはいたってはいない。
「とある調査会社が、経済活動を評価する測定基準として、いくつかのオンラインビデオサイトへの訪問の市場占有率をふれまわっているけれども(You tubeが40%の市場占有率を持つと報告する)、comShareはこれを誤解を招くものであると考えています。それは特に、Googleの買収のインパクトを評価するときにそうでしょう。訪問のシェアを使って経済活動を分析することは、ビデオサイトへのすべての訪問が一様に等しいといっているようなものでしょう。しかし、それは真実なのでしょうか。たとえば、1回の訪問で1つだけのストリーミングビデオが閲覧されることもある一方で、1回の訪問で20 のストリーミングビデオが閲覧されていることもあるでしょう。すべてのストリーミングに広告を挿入する可能性に関して、ストリーミングビデオを提供するすべてのサイトの広告可能性を考慮に入れると、明らかにすべての訪問者は等価であるとは言い切れません。市場占有率が単に少数の選ばれたサイトの中だけで、そしてウェブ全体ではなく測定されるのならば、問題は悪化します。」

自画自賛は脇においておくとして、comScoreは興味深い指摘を行っている。言い換えると、確かにYouTubeは膨大な量のトラフィックを引き込んではいるけれども、しかし、実際のビデオのダウンロードが少ない割合であるのならば、そのトラフィックに何の意味があるのだろうか?

comScoreによると以下のチャートは、トップビデオウェブサイトの市場占有率の分析を示している。

A:ユニークUSストリーマー
B:USユーザ主導のストリーム
C:トータルのインターネットストリームの割合
D:ストリームビデオ/ストリーマー

チャートにも示されたとおり、YouTubeはトラフィックに関しては第3位となっている。しかし実際には、ダウンロードする人々の割合は、Yahoo!、 MySpaceより少なくなっている。しかし、Googleの編入は、(comScoreの計算によると)、Googleの存在は10倍にも増すだろう。

Googleは馬鹿ではない、そして、潜在的訴訟のリスクを、何度も何度も限りなく計算に計算を重ねてきたことは疑うべくもないだろう。Googleの最大のリスクは、その潜在的な訴訟ではなく、彼らの広告キャンペーンが成功するか否かにかかっているのではないだろうか。

なんとなく納得できる話ではあるけれど、へーって感じのお話。

日本では、Yahoo!、MySpaceなんかはあまりメジャーじゃないので、GoogleがYouTubeを買収したのはけっこうな衝撃だったりする。向こうの人の感覚もそうなのかどうかはちょっとわからないけれど。

潜在的な訴訟のリスクを考慮に入れて買収を決断はしたんだろうけど、どうやって訴訟を回避するか、著作権侵害に対してどう対処できるのかってのは以前不明だし、著作権侵害の状況を改善することが出来たとして、それで現在のような活気ってのは続くのかなってのも疑問。

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