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The Pirate Bayは『弱い』米国政府には屈しない

The Pirate BayThe Pirate Bayは数あるBitTorrentトラッカーの中でも、唯一といっていいほど、著作権保護という概念を無視したトラッカーである。もちろん、著作権について語ることもあるのだが、彼ら自身には著作権保護のための責任はない、と主張し、その一切を放棄している(逆に著作権侵害クレームを嬉々として公開しているところもあるが)。さて、そんなThe Pirate Bayの管理人Brokepが、彼らは決して米国政府に屈することはない、と断言しているよ、というお話。なぜ、米国政府が出てくるかというと、スウェーデンにおけるThe Pirate Bayへの法的施行の背景には、ほぼ米国当局やMPAA、米国アンチパイラシー団体が絡んでいるから、ってところです。

原典:TorrentFreak
原題:The Pirate Bay Won’t Bow Down to “Weak” US Government
著者:Ernesto
日付:September 07, 2007
URL:http://torrentfreak.com/the-pirate-bay-wont-bow
-down-to-weak-us-government-070907/

米国当局やMPAA、その他アンチ海賊行為団体は、The Pirate Bayの活動を停止させるための新たな議論を生み出そうと躍起になっている。しかし、人気のBitTorrentトラッカーは引き下がるつもりもないようだ。The Pirate Bayの管理人Brokepはこう記している。「米国政府は、欧州で日々その支持を失っている。そして、人々は我々に彼らの屈服するのを望んではいないだろう。」

昨年5月のThe Pirate Bayへの強制捜査に、MPAAが関与していたことは明白な事実である。彼らは、悪名高きThe Pirate Bayの強制捜査の数ヶ月前、スウェーデン当局に対して、その人気のBitTorrentトラッカーを閉鎖するよう圧力をかけた。MPAA上級副社長のJohn Malcomは国務長官に対し、「知的所有権に関する全くの無法状態が黙認される場所であるという、他国や取引国による評判を得ることは、スウェーデンによって最善のことではありません。」という書簡を送っている。

その上、スウェーデンがThe Pirate Bayを閉鎖することができないのであれば、米国当局はスウェーデンとWTOのブラックリストに載せると脅迫していたことが明らかになっている。この脅威は、スウェーデン政府をより迅速に動かすものとなった。今となっては、その強制捜査が全くの不成功に終わったことを、誰しもが理解しているだろう。その強制捜査から3日のうちに、The Pirate Bayはオンラインに戻り、そして現在も顕在である。しかし、これはMPAAや米国当局がThe Pirate Bayを閉鎖するというゴールを諦めたことを意味してはいない。彼らはその目的を達成するためにロビー活動を続けている。

MPAAのJohn Malcolmは、最近のGuardian誌のインタビューにこう答えている。「重要な点は、The Pirate Bayの管理人たちやその同業者たちが数百万の著作権で保護されている創造的な作品の配布を容易にすることで、十分な利益を得ている刑事犯であるということです。」

Peter Sundeとしても知られるThe Pirate Bayの管理人Brokepは、これまでにこう反応している。「私はアンタッチャブルという言葉が好きではない。しかし、我々は非常に安全であると感じている。米国政府は欧州での支持を日々失っている。そして、人々は我々が彼らに屈服するのを望んではいないだろう」。Brokepに拠れば、海賊行為は、今日の若者のライフスタイルの要であるという。「8つか9つくらいのときから、コンピュータ上でディスクをコピーし始めたもんさ。」と彼は言う。「人々がどこへ向かってはならない、とか、人々が何をしてはいけない、とか言うことは、彼らが言うべきことじゃないんだよ。」

ハリウッドがThe Pirate Bayの印象を悪くするための別の手段を模索してはいるけれども、昨年の強制捜査後の法的施行がThe Pirate Bayをノックアウトするのにはおそらく不十分であることは明白である。ここ数ヶ月に渡って、The Pirate Bayは進んで児童ポルノの配布を容易にしているとか、極右団体と関係があるとか、多額の広告収入を得ているなどと批判されている。だが、そのどれもが真実ではない。しかし今のところ、それはアンチ海賊行為サイドの持っている唯一の武器であるようだ。

まぁ、なんにしても、現状ではThe Pirate Bayに対して効果的に抑制する手段が見つかっていないという状況には変わりないようだ。少なくとも、スウェーデン政府が法改正に乗り出さない限りはね。

にしても、BitTorrentトラッカーの責任の所在というのがどうなるのかは気になるところだ。確かに、スウェーデン国内においては、まだまだ安泰といった間もあるけれど、その一方で米国においてもTorrentSpyの訴訟が進んでいることを考えると、なかなかに現状のままでいいということにはならないだろう。

もちろん、過度に責任を課すのもいただけないのではあるが、利便性を損なわずにある程度の抑制を可能にする策はないものかしらね。

といっても、個人的にはアイラヴThe Pirate Bayなので、ほどほどに頑張ってくれと思うところもあるけどね。まさに現在の著作権体制のカウンターパートだと思っているもので。

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