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CDシングル+着うた(Ringtone)=Ringle(リングル)が批判されている

CDシングルに着うたがついてくる、というと、CDシングルを買っている人なんかはちょっと嬉しいのかもしれない。個人的には、着うたも着メロも興味がないのと、CDシングルを買うこともないので、大して興味も湧かず、「へぇ~いろいろ考えるものだね」と思っただけなのだけれど、このCDシングル+着うた=「リングル」という販売手法がやけに批判されているので、その辺を考えてみるよ、というお話。

原典:ZeroPaid
原題:Physical CD Single + Ringtone = Ringle?
著者:soulxtc
日付:September 11, 2007
URL:http://www.zeropaid.com/news/8994/Physical+
CD+Single+%2B+Ringtone+%3D+Ringle%3F

音楽産業は、死につつあるCDセールスを救うために、新たなトリックを試している。

落ち込みをつづけるCDセールスをよみがえらせるための新たな展開として、音楽産業は「ringle(リングル)」をロールアウトした。それはかつてのシングルフォーマットとt、着信音を組み合わせたものだ。

伝えられるところによると、「リングル」は、ヒットシングル、リミックス曲、過去の楽曲の3曲と、オンラインで着うたを手に入れるためのコードがその内訳となっている。それらのCDにはスリップ・スリーブカバーがついている。

このような方針の背景には「デジタル時代の消費者が個々に欲しい楽曲をダウンロードできるのであれば、彼らは同じように店頭でシングルを購入するのでは?」という考えがあってのことだろう。

しかし、人々は本当にこれ以上店頭で楽曲を購入するだろうか?彼らは、iPodが音楽の景色を永久に取り返しのつかないほどに変えたとまだ理解できないのだろうか?

まぁ、明らかにそうは思っていないようだけど。

Sony BMG Music Entertainmentが「リングル」のアイディアを考え付いたといわれている。彼らはUniversal Music Groupと共に、それを最初にリリースするのだという。Sonyは、10月11月の間に50タイトルを、UMGは時期は未定ながら10から20タイトルをリリースする予定である。

噂によると、「リングルは5.98ドルから6.98ドルであり、小売業者への卸売価格は4ドル弱」だという。これは、ウォルマートのような「低価格リーダー」業者が、消費者を惹きつけるために、この4ドルくらいの価格で損を覚悟で販売するだろうということを意味する。

音楽業界は、CDを介したインターネットへの接続による消費を獲得するための試み(今回の着信音ダウンロードオファーのことね)だ、というのだが、何とも不細工で、混乱を招く提案のように思えるのだが。

ちょっと高くつくが、マウスを2,3クリックすれば同じようなものが得られるというのに、なんでわざわざナンセンスな「リングル」なんて面倒なことをするかね?

ジャケットアートワークがないのは別にすれば、iTunesのようなオンラインデジタル音楽サービスは、デジタル音楽の購入を、CDを購入するよりももっと良いオプションにした。その便利さ、品揃え、価格設定と、消費者が最終的に選ぶものであろう。それに対して、無料着メロで消費者を呼び戻し、ぶくぶくと膨れ上がったシングルCDの価格によってRIAAの傲慢さが継続するr。

この頭の悪いアイディアをより深刻な問題とするのは、現在消費者にはiTunesで音楽着うたを購入するオプションがあるということである。

こんな時間と、労力と、ガソリンの無駄にしかならない7ドルのCDに何の価値を見出せばよいのだろうか?家にいてもっと時間も労力も、ガソリンも無駄にせず、自分の好きなときに在庫を気にせずに同じことができるというのに。

音楽産業がいかに役に立たないかを思い出させてくれたよ。

これに関してのロイターの記事はこちら、TechCrunch(日本語版)はこちら

個人的な感想を言えば、着メロの売上を落とさず(リングル+着メロの売上として)、如何にシングルCDの売上を上げるか、ってことを考えたんだろうね。だって、別にわざわざこんな仕組みを作らなくても、通常のシングルCDなりアルバムCDにダウンロード用のコードを添付すればいいわけだから。まぁ、そうなれば虎の子の着メロ市場を失うことになるってのは理解できはするけれど、結局は携帯の着メロってのを絶対不可侵の領域だと思っているからなのよね。別に買ったCDをリッピングして、携帯電話に転送してそれを鳴らせられればいいじゃん、と思ってしまうのだけれどもねぇ。

で、なぜにTechCrunchにしろ、ZeroPaidにしろ、ここまでけちょんけちょんに批判しているか、というと、米国のCDシングル売上は、もはや絶望的とも言えるほどに減少していることがある。2004年の時点で日本と比較しても10分の1、英国と比較しても5分の1程度以下(もちろん、アルバムの売上は米国のほうが2倍以上高い)。数にすると660万枚(日本は8,130万枚)。まぁ、いかにアルバム志向とはいえ、絶望的とも言える数字。さらに、ここ数年は、オンライン音楽配信の利用も高まっていることから、さらにこの数を減らしているのかもしれない。

あ、調べてみたら2006年のシングル数でてるね(RIAA統計:pdf)。290万枚だそうで。まぁ、需要がないのに無理やりに過去のモデルに引き戻そうとされれば、そりゃ呆れられて当然か。

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